内房の勝山漁港で、蟹取りをしました。この漁港は別荘から車で2~3分なので、頻繁に行く漁港です。足場も良く、電灯もあり、車を横付けできるので、夜に子連れでも安心して行くことが可能です。
上の写真は、イシガニのオスの成体です。結構な大物です。イシガニは、泥を吐かせてから味噌汁等にすれば、美味しく頂ける蟹です。イシガニは、東京湾では結構ありふれたカニで、湾奥部にも生息しています。貝類を鋏で砕いて捕食することもあるため、鋏の力は強力です。特にこどもは挟まれないように注意が必要です。
内房の漁港内には、結構イシガニがいてタモ網があれば、結構簡単に捕獲出来ます。イソッピ(ショウジンガニ)程、動きも早くないので、こどもでも簡単に捕まえる事が可能です。
↑ イシガニのメスです。
↑ 前の写真のメスを小4の長男が手に持ちました。抱卵しています。長男は器用に鋏を固定して持ちます。こうすれば安心ですね。
このように、外子を持ったメスは、身が痩せてしまい、あまり美味しくないようです。
↑ またメスを捕獲です。この個体も抱卵していました。
↑ メスです。このように、簡単にいくらでも捕獲出来ます。夜間は、漁港の岸壁でさかんに餌を食べていますので、タモ網で捕まえるのも容易です。満潮時を狙えば、水面も足元から近いので、より簡単に捕獲出来ます。
↑ また捕まりました。
↑ 長男が捕まえた未成熟の個体です。メスのようですが、抱卵はしていません。右の鋏が一度取れてしまったのか、左右で大きさが違います。
↑ ボラの稚魚も獲れました。船着き場の浅瀬に群れていたので、長男がタモ網で捕まえました。
↑ 一番最初の写真のオスの成体を、長男が手で掴みました。鋏をロックしていますが、結構力が強いらしく、長くは持っていられないようです。まぁ、挟まれると危険なので、親としては持って欲しくは無いのですが、こどもは好奇心の方が勝りますので、仕方が無いですね。長男も逞しくなったものです。
↑ オスの成体を逃がしてあげました。食べるためには泥を吐かせる必要があるので、ちょっと面倒ですが、網付きのバッカンに入れて、海に一晩沈めておけば、大丈夫です。我が家では味噌汁にしますが、茹でても美味しいらしいです。まぁ、殻が硬く、食べ難いので、味噌汁の出汁にするのが一番です。
↑ カニ獲りに飽きた長男がボラを捕獲して遊びだしました。
↑ イソスジエビが獲れたようです。
↑ 4歳の長女もイシガニを捕獲しました。満潮時には、幼児でも扱える、片手持ちが可能な短いタモ網でも、捕獲可能です。
↑ 長女が魚を捕まえました。ハゼの仲間でしょうか?それともカジカの仲間でしょうか?
↑ 長男がメジナの稚魚を捕まえました。
↑ 先程の魚です。船着き場の浅瀬に何匹かいました。ハゼっぽいですね。
↑ ヒライソガニでしょうか?小さいカニがいました。
↑ アゴハゼですかね?
↑ 捕獲してみました。ハゼの仲間のは間違いないようです。
↑ 長女が手に持ちました。可愛らしい魚です。
↑ またボラを捕獲です。
日没から夕食前まで、結構楽しめました。当日は6月下旬で、日が長く、7時半頃にならないと暗くなりませんでした。少々遅い時間まで遊んでしまいました。