ハードロックを奏でよ!!

ロックな視点から...? 楽器、料理(グルメ)、車、育児、生き物等について、記していきます。

クワガタ採集記録2014(房総 市原 8月下旬 樹液&灯下採集)第3弾

2014年12月30日 14時59分34秒 | クワガタ採集

 房総 市原での8月下旬の樹液&灯下採集第3弾です。前回及び前々回と同様、市原の某公園の駐車場に来ました。自宅から車で40分程度の場所です。平日なので、仕事が終わってから、子どもたちを連れてやって来ました。今回は樹液採集は空振り、灯下でノコギリクワガタのメスを1匹捕獲しました。この日もカブトムシは発見できませんでした。これで2014の合計は、ノコギリクワガタ7匹、コクワガタ22匹の、計29匹になりました。カブトムシの合計は49匹のままです。

 上の写真は、今回の唯一の成果であるノコギリクワガタのメスです。電灯の下に行った時に、ちょうどブーンと飛んで来たところでした。今回の時間は夜の9時頃から10時までです。少々遅めの時間です。何となくの感覚なのですが、この場所は、9時頃からの方が虫が飛んで来る気がします。あまり早い時間だと、灯下ではほとんど虫を見ません。樹液には早い時間からいますけどね。

 それでは、今回も順を追って紹介します。


↑ アオマツムシです。日本の在来種ではなく、中国から渡って来た外来種です。綺麗な声で鳴く虫ですが、大陸産かと思うと、ちょっと興ざめしてしまいます。まぁ、虫に罪はありませんが。


↑ コガムシです。ガムシから見ると、2回り3回りくらい小さい虫です。千葉県のレッドデータでは、Dランクに属する準要保護生物に指定されています。ガムシと同様に、水田が農薬で汚染されたことにより数が減りました。ガムシよりも小型のため、幾分多く生き残ったようですが、レッドデータに乗る羽目に。


↑ ハラビロカマキリです。オオカマキリ程ではありませんが、それなりに迫力のあるサイズです。力も強そうです。


↑ コカマキリです。サイズは可愛らしいですが、気性は激しいです。


↑ 小3の長男がハラビロカマキリを見つけて掴もうとしています。


↑ またハラビロカマキリがいました。この日はハラビロデーのようです。


↑ ニホンアマガエルです。前にも書きましたが、皮膚に弱毒があるので、触ったら手を洗った方が良さそうです。健康な手で触る分には問題ありませんが、傷に入ると激しく痛みますし、目に入ると、場合によっては失明することもあるそうです。アマガエルの毒は、細菌から身を守るためのものですので、それ程強いものではありませんが、子どもが触ると、そのままの手で目をこする場合が考えられるので、危険です。やはり、生き物を触ったら手を洗うというのが良さそうです。


↑ ニホンアマガエルをもう一枚。


↑ エンマコオロギでしょうか。羽に模様があるので、オスのようです。


↑ こちらもエンマコオロギでしょうか?まだ羽が生え切らない幼虫なので、種の特定が難しいです。


↑ またハラビロカマキリがいました。

 と言うことで、今回の成果はノコギリクワガタのメス1匹だけでした。結果的に、この回が、夏休み最後のクワガタ採集となりました。最後にノコギリクワガタが捕獲出来たので、長男は満足したようでした。9月にも少しは行けると思いますが、もう夏が終わりますね。また来年も頑張りたいです。

クワガタ採集記録2014(房総 市原 8月下旬 樹液&灯下採集)第2弾

2014年12月30日 01時30分25秒 | クワガタ採集

 房総 市原での8月下旬の樹液&灯下採集第2弾です。前回と同様、市原の某公園の駐車場に来ました。自宅から車で40分程度の場所です。平日なので、仕事が終わってから、子どもたちを連れてやって来ました。今回は樹液でコクワガタのオス1匹捕れました。この日は、カブトムシは発見できませんでした。これで2014の合計は、ノコギリクワガタ6匹、コクワガタ22匹の、計28匹になりました。カブトムシの合計は49匹のままです。

 上の写真のコクワガタは、駐車場脇のニレの老木に付いていました。小3の長男が、例によって、素手で捕まえたものです。子どもでも立ち入れる場所に樹液が出ている木は貴重なので、このニレの木は本当に助かります。来年も樹液を出していてくれると良いのですが、本当に今にも枯れてしまいそうな木です。頑張って欲しいです。

 夏休み終了間際の、ラストスパートをかけたい所ですが、ホームグランドの鋸南まで行くのはちょっと厳しいので、どうしても近場になってしまいます。この灯下採集は、小3の長男の夏の自由研究も兼ねているのですが、そろそろ資料のまとめに入らないといけない時期になっています。その辺りを考えても、自宅付近でしか灯下採集は出来ません。とにかく頑張るしかないでしょう。

 それでは、今回も順を追って紹介いたします。


↑ アブラゼミです。まだまだ夏は終わらないぞという感じでしょかね。房総、特に南房総ではアブラゼミも結構長くいます。10月上旬くらいまで鳴き声を聞きます。


↑ ツクツクボウシですかね。ツクツクボウシが鳴き出すと、夏が終わる~というイメージです。南房総では、10月中旬まではツクツクボウシの声を聞きます。以前、鋸南町で、10月下旬、ほぼ11月に近いところで、ツクツクボウシの鳴き声を聞きました。やはり房総は南国なのでしょうね。


↑ コカマキリです。カマに、黒と白のコントラストが美しい縞模様があるのが特徴です。小型ですが、立派な捕食者です。捕まえようとすると威嚇してきますので。


↑ オオカマキリです。日本最大種のカマキリですね。やはり立派な姿です。草原の王者の風格がありますね。気性も激しく、近付くとすぐに威嚇してきます。


↑ オオカマキリがもう1匹いました。この日はオオカマキリデーでした。


↑ シブイロカヤキリでしょかね。体色が茶色で、足が短いのが特徴です。クサキリやカヤキリ等の近似種と比べて、明らかに足が短いので、見た目の印象もかなり違います。

 と言うことで、今回はコクワガタのオス1匹でした。長男の夏の自由研究のためにも、ラスト数日の夏休みを全力で駆け抜けたいと思います。

クワガタ採集記録2014(房総 市原 8月下旬 樹液&灯下採集)

2014年12月29日 12時53分20秒 | クワガタ採集

 房総 市原での8月下旬の樹液&灯下採集です。今回は樹液でコクワガタのオス1匹捕れました。カブトムシはオス1匹です。これで2014の合計は、ノコギリクワガタ6匹、コクワガタ21匹の、計27匹になりました。カブトムシの合計は49匹です。

 宅から車で40分ほどの、市原での成果なので、まぁ、こんなものでしょう。ちなみに、市原の市街地から車で10分程度の某公園の駐車場です。駐車場だけで樹液&灯下採集が出来ると言うだけでも魅力的です。市原市内には、もっと鬱蒼とした森のある場所がたくさんあるので、そうした場所に行けば本格的なクワガタ採集が出来ると思いますが、まだ場所を開拓出来ていないですし、何しろ子連れですから、こうした公園の駐車場はお手軽且つ安心です。

 上の写真が、今回の唯一の成果のコクワガタのオスです。駐車場脇のニレの老木に付いていたところを、小3の長男が捕獲しました。見慣れたコクワガタですが、意外に格好良いクワガタですよね。コクワガタと言っても、決して小型ではなく、国産クワガタの中では、中型に属します。姿が似ているオオクワガタと比較して小さいためにコクワガタなのでしょう。コクワガタを見ると、何だか安心します。

 それでは今回も順を追って紹介して行きます。


↑ ハラビロカマキリです。上羽の付け根付近に黄色の紋があるのが特徴です。手で捕まえようとすると、カマで攻撃してきます。さすがは捕食者ですね。気性が荒いです。


↑ コカマキリです。茶色で小型のカマキリです。


↑ ハラビロカマキリをもう1匹です。灯下に集まる虫を捕食するために集まって来たのでしょうかね。


↑ コカマキリをもう1匹です。攻撃態勢で威嚇してきました。小型でも捕食者です。


↑ エンマコオロギでしょうかね?オスのようです。コオロギも成虫になっています。秋が近いですね。


↑ ニホンアマガエルです。こちらも灯下に集まる虫を捕食するために集まったようですね。皮膚には弱毒がありますので、触った後は良く手を洗った方が良いようです。


↑ オオホシカメムシです。体長2㎝位の大きなカメムシです。近似種に、体長1㎝くらいのヒメホシカメムシがいます。模様はそっくりですが、体長が明らかに違うので、見間違えることは少ないでしょう。


↑ エンマコオロギのメスでしょうか?卵管がはっきり写っています。


↑ ニホンアマガエルをもう1匹です。


↑ オオセンチコガネです。近似種にセンチコガネがおり、体長も大した差が無いので、見分けるのが難しいのですが、オオセンチコガネの方がややずんぐりしています。また、体色の個体差が激しいのも、オオセンチコガネの特徴です。更に、金属光沢が顕著なのもオオセンチコガネの特徴で、センチコガネの場合は、金属光沢がやや弱めです。この個体は黒っぽい金色で、見事な金属光沢ですので、恐らくオオセンチコガネだと思います。千葉県は比較的広い県なので、地方によってさまざまな体色があるようです。


↑ オオセンチコガネを別角度からです。ちなみにオオセンチコガネは、千葉県ではレッドデータDランクの準要保護生物に指定されています。数が減っているのです。本当に綺麗な虫ですね。カブトムシに近い仲間です。


↑ オオセンチコガネを小3の長男が手に取りました。本当は食糞性の所謂クソムシなので、手に取るのはちょっと抵抗があるのですが...まぁ、子どもにとっては大した問題ではないのかもしれません。それを言ったら、カブトムシだって、堆肥の中から出て来ている訳で、決して綺麗な虫ではないでしょうからね。


↑ カブトムシのオスがいました。立派な赤カブトです。


↑ クサキリでしょうかね。茶色の個体です。


↑ イナゴの仲間です。コバネイナゴのようにも見えますが、羽の長さが写真だと分かり難いので、種の判別は困難ですね。


↑ アオドウガネです。3歳の長女の大好きな虫です。灯下にたくさん居るということ、色が綺麗なこと、捕まえても攻撃してこないので痛くないということが好きな理由のようです。子どもにとっては、こうしたありふれた虫でも、良い遊び相手なのでしょうね。

 と言うことで、今回は市原の某公園の駐車場での樹液&灯下採集でした。駐車場脇に、樹液が出ているニレの老木があるのですが、誰も見向きもしない木です。枯れかかってますし、駐車場脇に生えているので、いくらなんでもこんなところにクワガタが居る訳ないという思い込みもあるのでしょう。意外な穴場です。まぁ、付近には雑木林もあり、少し林の中に入れば、樹液ダラダラの木もあるのですが、そこに行くまでには、様々なリスクがあります。特に子連れでは怪我でもしたら元も子もないですからね。残り少ない夏休み、あと何回灯下採集に行けるか分かりませんが、最後まで頑張ります。

クワガタ採集記録2014(房総 鋸南 8月中旬 灯下採集)第2弾

2014年12月28日 15時59分07秒 | クワガタ採集

 房総 鋸南での8月中旬の灯下採集第2弾です。今回はコクワガタのメス1匹、ノコギリクワガタの名1匹が捕れました。カブトムシはメスばかりですが、5匹発見しました。まだまだカブトムシの勢力の方が強いようです。これで2014の合計は、ノコギリクワガタ6匹、コクワガタ20匹の、計26匹になりました。カブトムシの合計は48匹です。

 今回も鋸南町のいつものルートを、夜8時から9時頃まで車で1時間ほど流しての灯下採集です。残り少ない夏休みですが、ラストスパートですね。それでは、今回も順を追って紹介いたします。


↑ カブトムシのメスです。1匹目。


↑ コクワガタのメスです。車での灯下採集では、コクワガタのメスは、体が小さいため、発見し難い強敵です。


↑ クロコガネです。この時期、灯下にたくさん居ます。


↑ コフキコガネです。粉がほとんど無くなってしまったようです。自然界でかなりの日数活動したのでしょう。


↑ オオゴミムシです。大型のゴミムシで、コクワガタと同じくらいの大きさがあります。なので、一瞬コクワガタのメスかと思ってしまう、思わせ振りな奴です。


↑ 草むらにカブトムシのメスがいました。2匹目。


↑ また、草むらにカブトムシのメスがいました。3匹目


↑ ノコギリクワガタのメスです。飛んで来たばかりのようで、羽を出していました。


↑ クロコガネです。


↑ またクロコガネです。


↑ カブトムシのメスです。4匹目。


↑ カブトムシのメス、5匹目です。


↑ 猫がいました。灯下に飛んで来る虫を食べるために、こうして待機しています。クワガタは食べないでね欲しいですが...まぁ、彼らには貴重なクワガタも他の虫も同じ食糧でしかないでしょうね。

 と言うことで、今回は、ノコギリクワガタとコクワガタのメスが、それぞれ1匹ずつ捕れました。最後にクワガタフィーバーは来るのでしょうか?そして今シーズンは、あと何回行けるのか...カウントダウンが始まりそうです。

クワガタ採集記録2014(房総 鋸南 8月中旬 灯下採集)

2014年12月28日 15時29分32秒 | クワガタ採集

 房総 鋸南での8月中旬の灯下採集です。今回は辛うじてコクワガタのペアが捕れました。カブトムシも3匹だけしか見つかりませんでした。まだまだ夏が終わるには早いはずなのですが、もうしばらく我慢の時期が続くかもしれませんね。今回は、コクワガタのオス1匹、メス1匹の計2匹でした。カブトムシは オス1匹、メス1匹の計2匹でした。これで2014の合計は、ノコギリクワガタ5匹、コクワガタ19匹の、計24匹。カブトムシの合計は43匹です。

 今回も、いつもの鋸南町のルートを夜8時から9時頃まで車で流しての灯下採集でした。夏休みも残り少なくなってきました。ここからどれだけ数が伸ばせるのか、勝負どころです。それでは今回も順を追って紹介して行きます。

 上の写真は、コクワガタのペアです。珍しくペアで灯下にいるのを発見しました。まぁ、偶然なのでしょうが。


↑ カブトムシのメスです。


↑ カブトムシのオスです。立派なサイズですね。赤くて格好良いカブトムシでした。


↑ ギンモンスズメモドキです。モドキと言いますが、「ギンモンスズメ」という種がいる訳ではありません。なので、ギンモン・スズメ・モドキと分けてみて...まぁ、要するに銀色の紋があるスズメガのモドキというところでしょうかね。
 銀色の紋が反射板のようにキラキラと輝いていました。この反射板、何のために付いているのでしょうかね?敵を威嚇するため?仲間にアピールするため?良く分かりませんが、とても綺麗に光るので、灯下ではとても目立ちます。思わず写真を撮りました。

 と言うことで、今回はコクワガタのペア1組という微妙な結果でしたが、子どものためにも、残り少なくなった夏休みを、全力で駆け抜けたいと思います。自分の方は夏休みを既に使い果たしてしまったので、今後は仕事の合間に灯下採集に行くことになります。う~ん...辛くなってきました...。

メルセデスベンツ E250 Mercedes-Benz E250

2014年12月27日 16時23分17秒 | 

 メルセデスベンツ E250 Mercedes-Benz E250です。通称W212と呼ばれるモデルです。ビッグマイナーを終えた、最新型となります。2015年の秋には、次期型がデビューするようですから、恐らくこれが最終型になると思われます。完全に熟成されたモデルですので、完成度も高いはずです。今回も、V350(W639)の車検整備の際に、YANASEから代車として出されたものです。
 マイナーチェンジ前のモデルとは、フロントグリルのデザインを一新し、完全に別物に生まれ変わっています。以前も同様にYANASEの代車でS212に乗る機会があったのですが、その際とは、乗り味も含めて完全に印象が変わっていました。
 この車両には、レーダーセーフティーパッケージが装着されています。ディストロニックプラスという、前の車両と一定の車間距離をキープするオートクルーズや、レーンキープアシストと言って、レーンをはみ出しそうになると、ステアリングを自動で切って、白線の中を走ろうとする機能なんかが付いています。もう車が勝手に走ってくれる感じですね。運転者は、いざと言う時のために、軽くハンドルを握っていれば良いのです。前方の車両にぶつかりそうになると、緊急停止もしてくれます。ナイト2000もびっくりの、完全に近未来の車です。


↑ フロントマスクです。グリルに付けられたスリーポインテッドスターが、スポーティーで精悍な印象を与えます。クーペやオープンカーのような格好良さです。まぁ、個人的には、保守的なグリルからピョコンと突き出たオーナメントのスリーポインテッドスターも好きでしたけどね。運転の際には車幅感覚を掴む良い目印にもなりましたし。とは言え、やはり、グリルインされたエンブレムはすっきりして格好良いです。


↑ リアビューです。こちらの方もすっきりと洗練されたデザインに変更されました。写真では見えにくいのですが、エキゾースト系がメッキで縁どられて、ド派手になっています。かなりスポーティーになりました。


↑ やや後方からのサイドビューです。流れるようなデザインが格好良いですね。空力もいかにも良さそうな感じです。


↑ インパネの全景です。3本スポークのステアリングに3連メータという絵に描いたようなスポーティーな演出です。以前のモデルに比べると、煌びやかさも抑えられ、個人的には好印象です。もう少しウッドを使って落ち着いた雰囲気にして欲しいと思いますが、まぁ、それは完全に個人の好みですので。
 運転感覚ですが、素直でオーソドックスな、いかにもメルセデスらしい味付けでした。マイナー前のモデルよりも、若干ガッシリした味付けにされているように感じました。まぁ、それでも、W210に乗っていた身からすると、まだまだ軽い感じですが。もう少しどっしりした味付けが好みです。
 しかし、先述のディストロニックプラス等の安全装備で固められた安心感には、メルセデスの哲学を感じます。信用し過ぎて故障が怖い気もしますが、それでも、運転の疲労をかなり軽減してくれることは間違いないです。
 大き目のステアリングも健在です。太さも絶妙で、本当に疲れにくいです。


↑ 運転席の様子です。座面も広く、しっかりとした椅子は、メルセデスの伝統ですね。マイナー前のS212に乗った時には、何となく椅子の完成度が落ちたように感じましたが、今回のW212では、完全に払拭されていました。本当に座り心地の良いシートです。やはりメルセデスはこうでないといけません。
 慣れない人は、一瞬硬いなぁと思うかもしれませんが、この適度な硬さが運転中も体圧を適度に分散してくれて、特定の場所に負担が掛からないようにしてくれます。そして、膝まで伸びる座面が、お尻への負担を軽減します。腰から背中に関しても、適度なホールディング加減で、多少体が動かせるようになっていますので、運転中も自然な姿勢で、適度に体を動かすことも出来、疲労が溜まり難くなっています。
 そして、適切なドライビングポジションを取れるよう、シートやステアリングの調整幅が大きめに取られています。このことで、どんな体格の人も、適切なドライビングポジションを取ることが出来るのです。自然で快適な姿勢で運転できることは、結果的に集中力を高め、安全性に繋がります。それもメルセデスの考える安全性の一部なのです。
 この辺りは、日本車が遠く及ばないところです。フカフカのシートは、最初に座った時には快適に感じますが、体が沈み込んでしまい、微妙に動かすことが困難です。その為に、特定の場所に負担が掛かり易くなり、結果として疲労に繋がります。短距離の運転ならば日本車のようなフカフカなシートの方が良いかもしれませんが、1時間くらい運転するのであれば、ドイツ車の固めのシートは威力を発揮します。腰痛持ちの方は是非お試しすることをお勧めいたします。


↑ 後部座席の様子です。Eクラスらしく、広々とした快適な空間に仕上げられています。座面も大きく、背もたれの角度も絶妙です。後席に乗る人も十分に快適に移動できるように設計されています。


↑ 助手席側の後部座席です。


↑ 助手席のドアです。シートの調整スイッチは、メルセデスの伝統的なデザインを踏襲しています。W210も同じデザインでした。直感的に操作できるインターフェイスもメルセデスの特徴です。初めて乗り込んでもすぐに操作出るというのも安心に繋がります。


↑ トランクルームです。十分な広さです。これで不満な人は少ないでしょう。そういう人はそもそもセダンは選ばないと思いますし。スポーティーなデザインですが、しっかりと開口部が広く確保されています。荷物の搭載も容易になります。こうした点はさすがですね。究極の実用車です。


↑ 3連メータは視認性も良く、白基調のライティングも見やすくて、目に優しい印象です。オーソドックスで面白みは無いですが、裏を返せば安心だと言えるでしょう。奇をてらわず、常に王道を行くメルセデスらしいデザインです。


↑ コンソールは、若干スイッチ類が多く、雑多なイメージがあります。オレンジの光で優しく演出はしていますが、もう少し洗練されると良いなぁと思います。こうスイッチが多いと、昔のメルセデスのようなブラインド操作は難しいでしょうね。なんだかスイッチ類もチープな印象です。もう少しアナログな感じが欲しいですね。スイッチ類もしっかりした作りのものに変更して欲しいです。次期モデルでの改善を期待したいところですね。


↑ 時計はアナログになりました。これは好印象です。メーカー側も、コンソールのガチャガチャ感には問題意識があるのかもしれません。せめて時計はアナログにして、落ち着きを演出しようということでしょうかね。もうひと頑張りお願いしたいところです。


↑ コマンドシステムと呼ばれるスイッチです。ナビ画面で、各種設定等を簡単に行えるとの謳い文句ですが、正直慣れが必要ですね。少し使ってみましたが、慣れてしまえば、快適に操作できると思います。このシステムがあるなら、コンソールのスイッチ類は大分整理できるように思うのですが、今はまだ過渡期なのでしょうかね。今後に期待です。


↑ 運転席のドアのスイッチ類です。パワーウィンドウのスイッチもここに配置されるようになりました。以前は、ATのスフとレバー脇に整然と配置されていたのですが、こちらに配置されるようになって久しいですね。
 まぁ、ほとんどのメーカーがドアに配置しているので、そういう意味では、どんな車から乗り換えても違和感は無いのでしょうが、個人的にはシフトレバー横が使い易かったです。今でもウィンドウを開けようとして、時々そこを探ってしまうことがあります。まぁ、慣れの問題なのでしょうが。


↑ メインパネルの全景です。ナビが上の方に配置され、視認性も良いですね。

 総評です。やはり、最終型だけあって、かなり熟成された完成度の高いモデルに仕上げられています。乗り味も剛性感が増し、ディストロニックプラス等の安全装備も充実しました。実用車として求められることには可能な限り応じた感じですね。さすがはワールドスタンダードです。
 最善か無かの時代に比べると、若干ヤワな印象は拭えませんが、その辺りの評価もかなり意識しているように感じます。新型SクラスのTVコマーシャルでは、Best or notingの文字が遠慮がちではありますが画面に映し出されていました。メーカーの意識に変化があったのでしょうか?それとも日本のディーラーの勝手な意向でしょうか?その辺りは分かりませんが、昔からのメルセデスオーナーとしては期待してしまいます。
 不器用なくらい実直な実用車で良いんですよ、メルセデスは。そんなに万人受けする車に仕上げなくても、自動車を発明したメーカーという絶対的なブランド力と伝統に裏打ちされた物造りの哲学は、ちゃんと分かる人には分かると思います。
 まぁ、それは置いといて、軽くインプレッションを書いておきましょう。先述の通り、非常に革新的な近未来の車という印象ですが、車自体の作りも手を抜いていません。一時期軽視していた、ガッシリとしたドイツ車らしい乗り味を取り戻した印象です。単純なセッティングの問題ではなく、根本的なボディー剛性やステアリングの精度から来るガッシリ感だろうと思わせるのが、さすがです。
 特に印象的なのが、ディストロニックプラスの出来の良さです。ギクシャクした感じではなく、自然に運転をアシストしてくれる印象です。かなり練り込まれたシステムだと感じました。信用し過ぎて故障した際に大事故に繋がるのが怖いのですが、その辺りはどうなのでしょうか?まぁ、故障には警告がちゃんとされるとは思いますが、基本的には、運転する側が、あくまでもサポートシステムとして過信しないことが必要なんだろうと思います。
 アクセルレスポンスですが、これは以前とあまり変わらず、S212と同様に、若干出足は遅いです。ターボだからどうしてもタイムラグがあるのだと思います。ある程度スピードが出てしまえば、十分な出力だと思うのですが、どうしても低排気量のエンジンで、過給機付きですから、出足だけは苦手のようです。まぁ、その分燃費は抜群で、カタログ値ではリッター15.5㎞も走るそうです。メルセデスは、カタログ値にほとんど偽りが無いので、恐らく13~15㎞くらい走ると思います。使用燃料がハイオクであることを考えても、十分な燃費だと思います。この経済性は凄いですね。
 シートの座り心地も良くなっていましたし、非常に魅力的な車に仕上がっていると感じました。正直、かなり欲しいです、コレ。まだV350の買い替えには早いので、このモデルを買うことになる可能性は低いのですが、ちょっと考えさせられました。かなりの好印象です。

Gibson J-200Jr ギブソン J-200Jr

2014年12月23日 17時45分57秒 | ギター

 ギブソン J-200Jr Gibson J-200Jrです。シリアルナンバーから判断すると、2001年製だと思います。購入したのは2002年だったと記憶しています。J-200のようなロングスケールのネックに、J185のようなジャンボボディーを組み合わせたものです。マーチンのD-28やギブソンのJ-160Eと店頭で迷って、これに決めました。決めた理由は、単純に、弾き比べて音が好みだったからです。店頭に行くまでは全くのノーマークでした。最初の印象は、スーパージャンボに似ているけど何か違うみたいな感じでした。
 写真の通り、見た目は完全にJ-200スーパージャンボの系列です。特徴的なのは蔦柄のピックガードと口髭形のブリッジでしょうかね。通称クラウンインレイが、ヘッドだけでなく、指板にも入れられています。すごく豪華な印象のギターです。値段もそれなりに豪華ですし。
 材質は、スプルーストップに、メイプルサイドバックです。指板はローズウッドです。ボディーがジャンボサイズなこと以外は完全にスーパージャンボに準ずる仕様となっています。
 音の方も、スーパージャンボの音に近いです。若干音量が少ない感じでしょうかね。まぁ、スーパージャンボを所有している訳では無いので、比較は難しいのですが、仕様から考えて、J-200スーパージャンボとJ185の中間だと思われます。サイド・バックがメイプルなので、パリッとした乾いた音が特徴です。そして残響音が凄く響きます。同じギブソンのハミングバードよりも残響音は響きます。なので、ガンガンかき鳴らすのも良いのですが、アルペジオが非常に良く鳴ってくれる印象です。一瞬上手くなったのかと錯覚するくらいです。不器用そうに見えて、意外とオールマイティーに使えるギターです。


↑ ボディーです。J-185と同様のジャンボボディーです。平均的な日本人だと、このくらいが丁度抱えやすいサイズですね。音量も十分に出ます。かなり使い勝手は良いです。厚みも十分にあり、良く響きます。蔦柄のピックガードが格好良いです。


↑ ブリッジです。口髭の異名をとるこのブリッジは、J-200直系の血族である印ですね。ブリッジピンは、エボニーの汎用品に交換しています。見た目が引き締まります。


↑ ピックガードです。ド派手なギブソンらしい柄です。個人的には、この蔦柄やハミングバード、ダヴのピックガードが大好きです。何かロックを感じさせます。その為なのか、ロック系のアーティストの使用も多いですよね。


↑ サウンドホールです。所謂オレンジラベルが貼ってあります。


↑ 指板です。ギブソンの中では少数派のロングスケールです。所謂ギブソンスケールと呼ばれるミディアムスケールに比べると、十分なテンションが確保できるためか、弦高が低めに設定されています。その為、状況によっては、ミディアムスケールのハミングバードやJ-45よりも弾き易く感じます。
 クラウンインレイのポジションマークが格好良いですね。弾いていても優越感があります。バインディングはありませんが、J-45のようなプレーンな感じではなく、やはり高級モデルらしく丁寧な仕上げで、触り心地が格段に良いです。


↑ ヘッドです。クルーソンタイプのペグが搭載されており、非常に軽量なヘッドです。ミディアムスケールのハミングバードやJ-45に比べて、ヘッドの仕込み角度が緩いです。これでも十分にテンションが確保出来るということでしょう。


↑ 裏側です。バックのフレイムメイプルの杢目が美しいです。このメイプル材のおかげで、音質はパリンとした小気味の良いものになっております。この写真では分かりませんが、サイドもフレイムメイプルで、綺麗な杢目が出ています。


↑ ボディーバックです。こうしてアップにすると、フレイムメイプルが本当に美しいです。演奏中には見えない部分ですが、手を抜いていませんね。格好良いです。


↑ ネックの裏側です。ネック材もメイプルで、フレイムの杢目が出ています。メイプルネックなので、強度的には安心です。マホガニーネックだと、倒しただけでも折れてしまうことがあるので、扱いを慎重にしなければなりませんが、メイプルならば、多少の衝撃には耐えてくれると思います。否、信じています。


↑ ヘッド裏です。ゴールドのクルーソンタイプが格好良いですね。何よりも軽量ですし、チューニングの精度もまずまずです。

 今回は、J-200Jrを紹介しましたが、自分は、基本的には、ハミングバードがメインで、J-45を普段使いにしています。エレキもレスポールカスタムがメインで、ミディアムスケールに慣れているというのが一番の理由です。やはりロングスケールは違和感があるのです。弦高も低く、却ってハミングバードやJ-45よりも弾き易い部分もあるのですが、もうこれは完全に好みの問題なのです。
 パリッとした音質は、好みが分かれるところでしょうが、個人的には好きです。弾き比べて音で選んだくらいですから。結構残響音が響くので、ガンガンかき鳴らすだけでなく、アルペジオも綺麗に響きます。ストローク専用機のようなハミングバードや、無骨なJ-45に比べると、非常に煌びやかで、意外にも繊細な感じです。見た目はド派手で、不器用そうですが、意外に器用な、オールマイティーに使えるギターです。
 ジャンボボディーも抱えやすいですし、家で弾いたり、レコーディングのためにマイクで集音する場合には、このくらいの音量の方がバランス良いかもしれませんね。これからも、時々弾いてあげようと思います。


クワガタ採集記録2014(房総 鋸南 8月中旬 灯下採集)

2014年12月23日 14時03分17秒 | クワガタ採集

 房総 鋸南での8月中旬の灯下採集です。今回はカブトムシ1匹だけでした。まだ最盛期なのですが、残念です。今回はクワガタは成果なし。カブトムシは オス1匹でした。これで2014の合計は、 ノコギリクワガタ5匹、コクワガタ17匹の、計22匹。カブトムシの合計は41匹です。

 鋸南町のいつものルートを夜の8時から9時頃まで1時間程度軽く流しながらの採集です。夏休みも後半ですので、ラストスパートを掛けたいのですが...。


↑ ここは1級ポイントです。付近に雑木林があり、ポツンと一つだけある大きな白い光の蛍光灯の電灯です。クワガタが集まる要素を兼ね備えた電灯です。灯下採集を本格的に始めて3年目になりますが、だんだんと良いポイントが分かった来ました。

 と言うことで、今回はカブトムシ1匹だけでしたが、まだまだシーズンは続きますので、夏休み後半のクワガタフィーバーを信じて頑張りたいと思います。

熱海 姫の沢公園でオオセンチコガネを発見

2014年12月23日 13時38分29秒 | 生き物

 熱海市の、姫の沢公園というところに行って来ました。実家のすぐ近くです。JR来宮駅の前の道を函南・三島方面に向かって行くと辿り着きます。凄い山道なので、車のエンジンは唸りっ放しの状態でした。
 看板がありましたが、それを見ると非常に広い公園であることが分かります。自然公園的な感じです。アスレチックもあります。全部回るのは結構大変です。


↑ こういう感じで、森林の中を進んでいく感じです。子どもたちにしてみれば、探検的な感じで楽しいと思いますが、大人は大変です。完全に足腰に来ます。それでも、自然の中を歩くのは気分が良いです。


↑ スジコガネです。針葉樹を食べる種です。近年植林された針葉樹が増えたことで、本種も勢力を伸ばしているようです。ホームグランドの内房地区や千葉地区ではあまり見かけませんが、静岡県にはたくさん居るようです。子どもの頃、御殿場でもたくさん見かけました。ある意味懐かしい顔ですね。


↑ オオセンチコガネがいました。食糞性の所謂クソムシですが、この色彩は何でしょうかね?凄く綺麗です。千葉にいるセンチコガネ類は緑掛かった金色っぽい色ですが、静岡産は紫色なのですね。本当に綺麗で、子どもが思わず手に取っていました。まぁ、仕方が無いですね。さっきまで何に集っていたのか...というのは考えないようにします。


↑ オオセンチコガネをもう一枚。オオセンチコガネは色彩の個体差が大きい種です。近似種のセンチコガネはあまり個体差が無いそうです。なので、こちらは確実にオオセンチコガネですね。千葉県ではレッドデータDランクの、準要保護生物に指定されていますが、静岡県では普通種のようです。


↑ 海が見えました。

 と言うことで、実家の近所にある姫の沢公園を探検しました。正に探検という感じです。道が綺麗に整備された森林という感じで、子どもにはアスレチックもあり、一日楽しめると思います。夏休み中でしたが、ほとんど人もおらず、快適でした。また実家に来た際に寄ってみようと思います。

ル・グレ館 (西千葉 洋菓子店) 焼き菓子

2014年12月21日 17時35分13秒 | グルメ

 西千葉のル・グレ館の焼き菓子各種です。ル・グレ館は西千葉の人気洋菓子店で、喫茶店も併設しているので、店内でケーキやコーヒー等を楽しむことも出来ます。ル・グレ館では、ケーキの方が人気ですが、個人的には焼き菓子をお勧めいたします。ケーキはカントリー風で、かなり大きめです。値段もそこそこなので、コストパフォーマンスは良いです。ただ、個人的にはパティシエの丁寧な仕事が施されたケーキのほうが好みなので、ル・グレ館ではケーキはあまり買いません。でも、チーズケーキはズッシリと重量感もあり、美味しいと思います。
 焼き菓子ですが、こちらは抜群に美味しいです。しっとりして、ズッシリと重い焼き菓子です。上の写真は、キャラメルパウンドケーキです。しっとりとしたケーキに、キャラメルの苦みがアクセントになっており、かなりの逸品でした。


↑ チョコレートのパウンドケーキです。こちらも激ウマ。ほろ苦いチョコレートでガッツリ固めたケーキは最高です。甘過ぎないのが、大人の味で良いですね。


↑ マドレーヌです。焼き菓子の定番ですね。マドレーヌは店によってはモソモソの場合もあるのですが、ル・グレ館のマドレーヌはしっとりしています。バターも効いており、美味しいです。


↑ サブレです。このサブレも密かに美味しいです。よく見かけるハ○サブレとは全然違います。日持ちも良いので、贈り物に良いかもしれませんね。

 と言うことで、ル・グレ館の焼き菓子各種でした。ル・グレ館は、自宅から歩いて数分で行けるので、散歩がてら買いに行くことが多いです。駐車場が無いので、遠方の方はちょっと不便かもしれませんが、この辺りでは、焼き菓子が一番美味しい店だと思います。近所では、贈り物にル・グレ館の焼き菓子を贈っている人も結構いるようです。自分も近所の人からもらったことがありますが、これは嬉しいです。子どもたちも喜んで食べます。自分も職場等のちょっとした贈り物に使っています。お勧めです。

千葉ポートタワーで蝉取り

2014年12月14日 22時15分27秒 | 生き物

 千葉ポートタワーで子どもたちを連れて、蝉取りをしました。8月中旬でしたので、蝉の鳴き声が凄く、そこらじゅうに蝉がいました。8月中旬は、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシが良く見られます。夏の初めに多いクマゼミは既にピークを過ぎていますね。当日も鳴いていたのは、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミの順に多かったです。
 写真の蝉は、ミンミンゼミです。都会でもポピュラーなセミですね。体も大きいので見つけやすいです。ミンミンゼミは午前中に盛んに鳴くことが多く、午後には鳴くのを止めて、木の低い位置まで下りてくるようです。なので、ミンミンゼミを捕獲するには午後が良いのです。
 ちなみに、クマゼミもミンミンゼミ同様に午前中に盛んに鳴き、午後には木の低い位置に降りて来ます。アブラゼミやツクツクボウシは、午後に盛んに鳴きます。ニイニイゼミは早朝に良く鳴き、ヒグラシは夕方に鳴きます。どのセミも、鳴いている時間帯には木の高い位置にいることが多いので、あまり鳴かない時間帯を狙うと捕獲しやすいようです。


↑ ミンミンゼミをもう1匹です。当日は午後だったので、ミンミンゼミは木の低い位置に結構いました。


↑ 抜け殻です。写真写りの良さそうな見事な位置にいたので、思わずパチリとやりました。アブラゼミかミンミンゼミのどちらかでしょう。多分ミンミンゼミですね。アブラゼミとミンミンゼミの抜け殻を見分けるには、触角の第3節を見ます。第3節が第2節よりも明らかに細ければミンミンゼミ、太さが同じで長さが1.5倍くらいあればアブラゼミです。写真だと分かり難いですが、拡大すれば辛うじて分かります。


↑ アブラゼミも見つけました。午後だったので、アブラゼミは盛んに鳴いており、高い位置にいて、なかなか写真に撮ることが出来ませんでした。


↑ ミンミンゼミがまたいました。子どもでも簡単に捕まえる事が出来るような位置に、こうして休んでいます。網があれば、小さい子どもでも簡単に捕まえられます。


↑ セミの抜け殻その二です。小さめの抜け殻です。色も薄茶色で、顔のおでこの部分が出っ張っているので、恐らくツクツクボウシでしょう。


↑ 猫が木に登っていました。暑さ避けなのか、蝉を捕まえるためなのかは分かりませんが、桜の木の枝に、ちょこんと座っていました。


↑ アオメアブがいました。緑の目のハンターです。他の昆虫をとらえて体液を吸います。

 という感じでした。夏の午後、蝉取りも良いですね。子どもたちは喜んでいました。夏の昆虫採集は、夜間にクワガタやカブトムシを狙うことが多いですが、日中の蝉も風情がありますね。暑いですけど。

スーパーの魚を肴に (生バチ鮪、トラウトサーモン)

2014年12月14日 12時58分17秒 | 魚料理

 スパーの魚を肴にしてみました。近所のコープで、銚子産の生バチ鮪を見つけたので、今宵の酒の肴に購入。それだけではちょっと物足りないのですが、他にめぼしいネタが見当たらなかったので、必殺のチリ産トラウトサーモン(養殖ニジマス)に。
 例によって、1時間ほど軽く経木で〆ております。そうすることによって、余計な水分を経木が吸い取り、木の香りを魚に移すことで、鮮度の悪い魚の臭いを少しやわらげることが出来ます。まぁ、ちょっとした手間ですが、経木で切り身を包んで、ゴムかラップで止めて、冷蔵庫に放り込んでおけばOKですので、一番最初にその下処理をして、1時間ほど待っている間に他の調理をすれば良い感じです。冷蔵庫にチルド室があればその方が良いですね。
 上の写真は、バチ鮪とトラウトサーモンの盛り合わせです。バチ鮪は銚子産の生でしたが、2割引きの状態でしたので、鮮度は刺身で食べるギリギリです。そのまま食べては、いくら近海物の生とは言え、厳しい状況でしょう。経木で〆ることで、何とか食べられるレベルに引き上げることに成功しました。
 サーモントラウトは、チリ産ですので、鮮度云々言うべき代物ではありません。脂がガッツリ乗って、いかにも養殖物という感じです。実際に食べてみると意外に美味しいので侮れませんが、自分は好みではありません。妻と3歳の長女が大好きなので買っている感じです。僕も小3の長男もほとんど食べませんが。まぁ、現地で食べればそれなりに美味しいのではないかと思いますけど。国産が出回るようになれば、美味しいものに出会えるかもしれませんが、コープではまだ手に入りません。


↑ トラウトサーモンの盛りです。恐ろしいくらいの脂です。天然では絶対に考えられない脂の乗りです。やはり自分には不自然に感じてしまいますが、偏見を持たずに食べれば、トロのようで、意外にいけます。若干のエグみはありますが、値段を考えれば仕方ないと思います。何しろ100g248円ですからね、文句は言えません。
 しかし、それはキロ2,480円ということで、良く考えると決してお安くは無いように感じます。内房で地の魚を食べる時には、その値段で地の金目鯛も買えてしまいますからね。平目なんて、活けでもキロ1,200円です。う~ん、やはり内房に別荘を持ったことで、魚の価格について感覚が麻痺しているようです。改めて、現地価格とは凄いなぁと思いました。

 と言うことで、冷静に考えると、スーパーで魚を買っている場合ではないということが分かりましたが、結局楽なので行ってしまうんですよね、スーパーに。野菜や肉も必要ですし。今後もスーパーで高い魚を買うことになりそうですので、経木の出番は減りそうにありません。

御殿場市 桜公園

2014年12月13日 12時41分46秒 | 散歩

 御殿場市の桜公園というところで遊んで来ました。熱海に実家があるのですが、親が熱海に転居したのはリタイア後で、それまでは御殿場市に住んでいました。自分も小学校から高校までは御殿場市で過ごしました。なので、熱海の実家から自宅に帰る日に、ちょっと足を延ばして御殿場市に遊びに来ました。
 この桜公園は、富士山に向かってかなり行ったところにあります。青年の家よりもずっと先の方で、滝ヶ原の自衛隊駐屯地とか、東富士演習場がある辺りです。当日は8月の上旬で真夏でしたが、ここまで標高が高い場所に来ると、それなりに涼しいです。


↑ 時計台がありました。


↑ ロング滑り台です。それ程勾配が急ではないので、小さい子どもでも大丈夫です。距離が長く、楽しめるようです。


↑ ストレートの滑り台もありました。こちらはそれなりにスピードが出ますが、それでも小さい子も大丈夫な感じです。


↑ ストレート滑り台を別角度から。


↑ ストレート滑り台の勾配はこんな感じです。


↑ 広い芝生。綺麗に整備されています。


↑ 植林されている木に、アマガエルがいました。クヌギやコナラ等も植林されており、もう少し育てばクワガタもやって来そうです。自分が住んでいた場所もここほどではありませんが、それなりに標高のある場所でした。そこでは、カブトムシは貴重で、クワガタの方が多かったです。気温が低くなるからなのでしょうか?理由は良く分かりませんが、とにかくクワガタばかりなのです。この辺りも標高が高いので、きっとクワガタの方が多いのではないかと思われます。

 と言うことで、綺麗に整備された広い公園で、子どもも楽しめました。きっと自衛隊が駐屯する見返りなのでしょう。しかも、ほとんど人がいません。夕方だったということもあると思いますが、それにしても人が少なかったです。勿体ないですね。まぁ、日中は子どもの良い遊び場になっているのかもしれませんが。

魚久(熱海 鮮魚店) イシガレイ、ハガツオ、イサキ、イナダ

2014年12月07日 10時41分41秒 | 魚料理

 熱海の鮮魚店、魚久のイシガレイ、ハガツオ、イサキ、イナダです。魚久については、以前にも当ブログで紹介しましたが、その際には、刺し盛でした。今回は柵で購入して、自分で刺身にしています。
 熱海には、自分の親がリタイア後に引っ越して住んでいます。熱海は観光地なので、海が近いにも関わらず、鮮魚店の数は少ないです。いや、鮮魚店はあるのですが、観光客目当てで、干物を主流に取扱い、値段も観光地価格という店ばかりです。そのため、実家に帰っても、美味しい魚が食べられず、非常に残念な状況でした。実家の近所に地元の水産会社が経営するスーパーがあるのですが、地の魚も少しはありますが、ほとんどが別の産地のもので、鮮度も普通のスーパーより少しマシ程度の状況です。
 そのため、熱海の繁華街ではなく、伊豆山や網代辺りまで範囲を伸ばして鮮魚店を探してみたところ、この魚久さんに辿り着いたという次第です。熱海は、休日は常に渋滞ですし、千葉市からば微妙に遠い距離ですし、温泉は良いのですが、まぁ、それ以外に特に楽しめることも無く...という感じでしたが、これで、熱海の実家に行く際の楽しみが出来ました。
 上の写真は、上がハガツオの刺身、下がイシガレイの刺身となります。


↑ イシガレイの刺身です。実家のキッチンで撮影したので、若干照明が暗いです。当日が真夏だったので、平目は産卵を終えたばかりで脂の乗りが今一ということで、魚久ではこの時期はイシガレイをメインに入荷しているそうです。
 ちなみに、このイシガレイは活けでした。非常に大きな個体で、40㎝以上確実にありそうなサイズでした。内房でいつも食べているソゲよりも大きく、厚みもあるような印象です。鰈とは俄かには信じがたい大きさでした。大きさよりも、その肉厚な感じにびっくりです。所謂座布団級と言うやつでしょうか?まぁ、それはちょっと言い過ぎでしょうが、そのくらいのインパクトがありました。相模湾産だそうですが、相模湾も侮れませんね。
 お味の方ですが、平目よりも濃厚な白身でした。歯ごたえも平目より強いです。縁側の甘みも、平目と同等かそれ以上に感じました。若干繊細さは平目に譲りますが、総合力では、平目と全く遜色無いと思います。身の部分の甘みも、旬の平目と同等です。東京湾では鰈を刺身にすることは少ないです。それなりに漁獲はあると思うのですが、基本的には唐揚げや煮付で食べるイメージです。まぁ、このサイズの鰈が少ないからかもしれませんね。正直鰈と言えば、若干魚臭いイメージがあったのですが、そうしたネガティヴなイメージは完全に払拭されました。イシガレイ美味いです。


↑ ハガツオの刺身です。魚久の大将が、鰹と鮪の中間のような味と評していましたが、正にそんな感じでした。初めて頂きましたが、非常に美味です。鰹のような酸味やエグみが無く、鮪よりは濃厚な味わいです。自分の中では、鰹とビンチョウ鮪の中間のように感じました。薬味は山葵が適しているように感じましたが、好みで生姜や大蒜もアリかと思います。
 東京湾ではほとんど見かけない魚です。トロ箱に入っていたのを、「この魚は何ですか?」と質問したのがきっかけで購入したのですが、結果オーライでした。熱海に来た甲斐があったというものです。個人的には結構好みの味でした。


↑ イサキとイナダの盛り合わせです。こちらはおまけのような感じです。イサキは旬も終盤ですし、イナダも脂が乗った状態では無かったです。大将も勧めて来ませんでしたし、初めからある程度分かっていて購入したのですが、普段東京湾産を食べているので、相模湾産と比較したかったという、興味本位からの購入です。
 結果ですが、イサキについては大差なかったです。やっぱりこの時期のイサキは美味しいです。しかし、大将が勧めなかった品なので、若干鮮度は落ちますね。その辺りを差し引いて、東京湾産と比較しました。
 イナダですが、これは東京湾産の方が好みです。東京湾産の方が濃厚な感じがしました。若干味が薄いというか、若さがダイレクトに出てしまっております。東京湾の方がイナダにとっては生息環境が良いのかもしれませんね。こちらも大将が勧めなかったので、若干鮮度が落ちるのでしょう。当たり前のことですが、やはり、大将が勧めてくれるものを素直に購入するべきだと、改めて実感しました。

 と言うことで、今回はとにかくイシガレイが衝撃的な美味しさでビックリしました。いやー、今後も熱海に来るのが楽しみです。値段は記事を書いているのが随分後になってからなので、正確な価格は失念してしまいました。全部で6,000円くらいだったように記憶しています。イシガレイやハガツオは東京湾では見かけないので、内房との価格の比較は単純には出来ませんが、イナダやイサキの値段から察するに、内房よりも若干お高く、千葉市よりは若干リーズナブルという感じでしょうか。立地を考えると当然と言うか、十分納得出来る価格だと思います。さすがは現地ですね。観光客に毒された熱海近郊では、本当に貴重な鮮魚店だと思います。今後も熱海に来る度に寄らせて頂きます。
 先述の通り、今回は刺し盛ではなく、柵で買って自分で刺身にしたのですが、その方が良いですね。自分の好みの厚みに切ることが出来ますし、盛り付ける皿によって見栄えも良くなります。ちなみに、魚久さんでは、大根のツマ、大葉、山葵を付けてくれました。そうした気遣いも嬉しいですね。自分で用意するのは手間ですから。
 と言うことで、熱海の魚久、最高です。別荘族御用達と言うのも頷けます。自信を持ってお勧めいたします。魚久さんの場所は、伊豆山で、熱海の繁華街からは車で15分程掛かります。駐車場が無いですし、場所も分かり難いので、観光客には向かないと思いますが、そのことで、地域に根差した高品質な魚を提供する鮮魚店になっているのかもしれませんね。


クワガタ採集記録2014(房総 鋸南 8月上旬 灯下採集)

2014年12月06日 23時36分01秒 | クワガタ採集

 房総 鋸南での8月上旬の灯下採集です。今回はカブトムシばかりでした。さすがに8月はカブトムシの最盛期です。クワガタが出て来る余地はほとんど無いのでしょう。しばらく我慢の時期が続くかもしれませんね。今回はクワガタは成果なし。カブトムシは オス1匹、メス6匹の計7匹でした。これで2014の合計は、 ノコギリクワガタ5匹、コクワガタ17匹の、計22匹。カブトムシの合計は40匹です。

  今回も、鋸南町のいつものコースを車で流し、8時から9時頃まで採集を行いました。それでは順を追って紹介いたしましょう。上の写真はカブトムシのオスです。この日唯一のオスでした。なので巻頭の写真に使用しましたが、捕まえたのは最後でした。立派なオスですが。


↑ 最初に発見したカブトムシのメスです。


↑ カブトムシのメス2匹目。


↑ トンボがいました。所謂ムギワラトンボですね。写真だと分かり難いですが、複眼が緑色だったので、シオカラトンボのメスだと思われます。 シオカラトンボは広くユーラシア大陸に分布しており、ヨーロッパ型とアジア型を亜種として区別していますが、一説には区別する程の差異は無いと言われております。日本産のシオカラトンボは勿論アジア型です。


↑ カブトムシのメス3匹目です。


↑ カブトムシのメス4匹目。


↑ ハグルマトモエです。近似種のオスグロトモエかとも思いましたが、オスグロトモエは羽の模様に個体差が少なく、ハグルマトモエは個体差が激しいのが特徴のようです。本個体は、黒い横縞が薄く、白っぽく見えます。と言うことは、ハグルマトモエなのではないかと言うことで、種を同定いたしました。斑紋が目玉のようで、ハッと目を惹く蛾ですね。


↑ カブトムシのメス5匹目です。


↑ ミヤマカミキリです。この時期の灯下の常連ですね。大きくて立派なカミキリムシです。


↑ ガムシです。千葉県ではレッドデータCランクの、要保護生物に指定されています。ちなみに、ガムシと言う名は、後ろ足に棘があることから牙虫というそうです。写真でも後ろ足の棘が良く分かりますね。


↑ カブトムシのメス6匹目です。


↑ コオロギの幼虫が出て来ました。こいつが成虫になる頃には、灯下採集もシーズン終盤となります。この時期はまだ幼虫ですので、まだまだ灯下採集が出来ますね。


↑ ガムシをもう1匹です。灯下では、要保護生物のガムシも普通に見つかります。田んぼで探すよりも効率が良いかもしれませんね。


↑ コオロギの幼虫をもう1匹です。種までは良く分かりません。幼虫なので、素人には種の同定は難しいですね。


↑ 翌日の朝ですが、別荘のマンションの外水道にオオゾウムシがいました。日本最大のゾウムシです。米に付いているゾウムシとは桁違いの大きさですね。樹液を食べるようです。

 と言うことで、本来はシーズン最盛期なのですが、カブトムシだけしか見つかりませんでした。カブトムシの最盛期には、クワガタは身を潜めているという説もありますが、頑張りたいと思います。