ハードロックを奏でよ!!

ロックな視点から...? 楽器、料理(グルメ)、車、育児、生き物等について、記していきます。

久七商店(内房勝山鮮魚店) 平目、黒ムツ、鯵

2014年08月26日 04時02分07秒 | 魚料理

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 内房勝山の鮮魚店、久七商店の平目、黒ムツ、鯵です。上の写真は平目の刺身です。今回は、久七商店で購入してから、千葉市の自宅まで持ち帰って調理しました。久七商店ですので、当然のことながら、全て東京湾産の当日水揚げ物です。

 平目は活でしたので、鮮度は抜群です。当日は4月中旬でしたので、平目の旬も終わりです。まだ、ギリギリ脂が乗った状態で、甘みを強く感じる事が出来ました。

 小さい個体だったので、縁側は申し訳程度にしか付いておりませんでしたが、味の方は抜群でした。

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↑ 黒ムツの刺身です。ムツは周年美味しくいただけます。当日は地の金目もありましたが、今回はムツを頂くことにしました。

 金目に勝るとも劣らない濃厚な甘みは、一度食べたら病み付きです。金目よりも濃厚で、甘みが強いように感じます。金目鯛も黒ムツも、今や高級魚ですが、黒ムツの方が、キロ当たり100円程度安いです。まぁ、大した違いではありませんが。

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↑ 鯵はなめろうにしました。今回の鯵は中鯵でしたので、刺身でもなめろうでもタタキでもいける感じでした。そこで、自分も妻も大好きななめろうにすることに。やはり鯵のなめろうは安定感のある美味しさですね。なめろうの基本です。今回の薬味は長ネギと生姜だけですが、それでも十分に美味しく頂くことが出来ました。

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↑ 小3の長男用に3点盛りです。鯵も刺身で出しました。

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↑ 3歳の長女用の3点盛りです。長女は、小3の長男と同等の量の刺身をぺろりと平らげます。将来が楽しみです。

 と言うことで、今回も存分に楽しむことが出来ました。さすがは久七商店です。そして東京湾の恵みに感謝です。


コープの魚

2014年08月26日 03時43分41秒 | 魚料理

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 コープで生バチ鮪を見つけたので購入してみました。小型の個体のようで、脂の乗りはいま一つです。しかし、生ですので、冷凍していない分、劣化は最小限のように思います。

 メジ鮪が市場から消え去って久しいですが、当面は仕方が無いでしょう。その間は、こうした近海物の生バチ鮪等で我慢するしかありません。

 味の方は、う~ん...という感じでしたが、まぁ、幼魚ですので、仕方がありませんね。鮮度も刺身で食べる限界点の雰囲気です。それでも、漬けにせずに食べられましたので、まぁ、合格と致しましょう。子どもたちも、それなりに喜んで食べましたので。

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 例によって、妻のリクエストで購入した、チリ産サーモントラウトです。要するに養殖のニジマスですね。味の方は、特筆すべき点はありませんが、刺身でも食べられるというのが凄いです。個人的には、カルパッチョにした方が美味しいように思いますが、今回も刺身です。


危険生物 ヒメツチハンミョウ

2014年08月10日 14時41分41秒 | 生き物

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 内房勝山の別荘付近で、ヒメツチハンミョウを発見しました。触角の形から、オスであると思われます。当日は3月下旬でした。ヒメツチハンミョウの成虫は、早春から春に掛けて発生します。この個体は、成虫になって、活動を始めた直後だと思われます。

 このヒメツチハンミョウですが、カンタリジンという毒を出すので、注意が必要です。1匹に、成人男性の致死量に当たるカンタリジンが含まれているので、 かなり危険な生物です。

 刺激を与えると、死んだ振りをします。それでも刺激を与え続けると、関節から黄色い液体を出します。それにカンタリジンが含まれているようです。

 触ると、皮膚が炎症を起こすこともあります。食べるのは本当にご法度です。小さいお子さんは、興味本位で触ったり、体液が付いた手を舐めたりする場合が考えられますので、大人が注意を払ってあげる必要があります。

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↑ 網で掬いあげてみました。歩くのが結構速い生き物です。写真に撮るのは苦労しました。一見巨大な蟻のように見えます。奇妙な生き物です。

 ちなみに、千葉県では、レッドデータでCランクに分類される、絶滅危惧種のようです。自分も初めて見つけました。最初に見た時には何という昆虫なのか、全く分かりませんでした。奇妙な生き物だったので、写真に撮り、自宅で調べて種を同定しました。

 毒があることは、後から知りましたので、子どもに手で触らせずに良かったと思いました。自然界には、毒のある危険な生き物もいるので、知らない生き物には触らない方が無難なようです。 今回は本当に良い勉強になりました。

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↑ 付近では、桜が咲き始めました。春到来ですね。


ミニ クーパーとスマート

2014年08月10日 14時18分10秒 | 

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 我が家のミニ クーパー クラブマンとスマートを縦に並べて駐車しました。別荘のマンションでは、駐車場の一部は縦に2台並べて駐車出来ます。ミニ クーパーとスマートならば余裕で2台駐車出来ます。 やはりコンパクトカーは便利です。

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↑ もう少し引きで写真を撮ってみました。コンパクトカーは、乗り心地の面では大型車に負けますが、駐車場所を選ばず、どんな道でもスイスイと走れることは、本当に大きなメリットです。

 スマートは究極のコンパクトカーなので、乗り心地は完全に玩具レベルですが、安全性や実用性はしっかりと確保されています。ミニの方は、乗り心地とコンパクトさを高次元で両立しています。次期型ミニは大型化しており、3ナンバーサイズです。もはやミニとは呼べないような気もします。現行型は、5ナンバーサイズなので、本当にコンパクトで使い易いです。 スマートの次期型は4人乗りのフォーフォーも7年振りに復活し、実用性をアップしているようです。

 スマートはメルセデス製、ミニはBMW製です。乗ってみると、両社のコンパクトカーに対する考え方の違いがはっきり表れていて面白いです。 スマートは実用性と安全性、ミニは走りの楽しさと実用性の高次元での両立。どちらもコンパクトカーで実現するのは困難な課題ですが、しっかりと成立させている所がさすがですね。


スーパーの魚を肴に

2014年08月09日 15時14分04秒 | 魚料理

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 スーパーの魚を刺身等にして、酒の肴にしてみました。自宅付近にも、鈴芳という素晴らしい鮮魚店はあるのですが、営業時間が6時半くらいまでなので、仕事がある日にはなかなか行くことが出来ません。その為、どうしても平日はスーパーで買う機会が多くなってしまいます。 スーパーの中でも、コープは比較的品質の良い魚が置いてあるのと、11時まで営業しているので、頻繁に使っています。

 上の写真はスルメイカです。さすがに肝を使うことは出来ませんが、身を刺身にする程度ならば問題はありません。ただし、刺身になっているものを買ってしまうと、刺身で食べられる限界点の鮮度の事が多いので、丸ごと買うことをお勧めします。捌くのは面倒ですが、烏賊は比較的楽に捌けますので、大丈夫です。

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↑ スルメイカのゲソはボイルして食べます。マヨネーズ醤油で頂けば、ビールのつまみに最適です。ただし、鮮度が劣るため、ボイルすると若干硬くなってしまいます。

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↑ チリ産のトラウトサーモンです。トラウトサーモンって、何でしょうかね?ウィキったら、どうやら養殖ニジマスをトラウトサーモンとかサーモントラウトと呼んでいるそうです。

 上の写真は 背節なので、脂が比較的少ない部位です。

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↑ トラウトサーモンの腹節です。脂がぎっしり付いています。こういうのは脂が乗っているとは言わないでしょうね。付いているという表現が適切だと思います。

 ただ、味の方は悪くありません。意外に食べられます。妻や長女は喜んで食べます。自分は「どうでも良い」と思ってしまいますが。カルパッチョにしたら悪くは無いと思いますが、今回は刺身です。

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↑ 生のバチ鮪があったので買ってみました。半額セールだったので、鮮度はギリギリな感じです。小さめにカットして盛り付けました。大きくカットした刺身は、鮮度が悪いと一発で分かってしまいますが、小さくカットすることで、食感を変え、グチャっとした感じを減らしています。また、経木で軽く〆て、臭みや余計な水分を除去してあります。そうしたひと手間で、 多少味が復活します。漬けにするのも良いでしょう。

 ということで、今回はスーパーの魚を少しでも美味しく食べようという試みでした。やはり日常的には スーパーで魚を購入する機会が圧倒的に多いので、何とか美味しく食べる方法を見つけたいと思っています。


内房勝山で磯遊び(3月上旬)

2014年08月09日 14時52分44秒 | 釣り・磯・干潟

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 内房勝山の大六海岸付近の磯で、磯遊びをしまし。小(当時)の長男と2歳(当時)の長女を連れて行きました。上の写真はアメフラシです。この付近の海域には、冬から早春にかけて、アメフラシが大量に発生します。地域によっては食用にするらしいですが、ちょっとイメージ湧きませんね。

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↑ 2歳(当時)の長女がアメフラシを手で掴みました。生まれた直後から海で生き物と接してきたので、アメフラシでも臆せず手掴みです。

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↑ 帰る頃には夕暮れでした。この時期の磯遊びは、生き物も少なく、寒いです。もう少し暖かくなってからの方が良さそうですが、その分磯は人が少なく、自由に楽しむことが出来ます。


久七商店(内房勝山鮮魚店) 金目鯛、アオリイカ、背黒鰯

2014年08月09日 01時59分03秒 | 魚料理

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 内房勝山の鮮魚店、久七商店の金目鯛、アオリイカ、スルメイカ、背黒鰯です。当日は3月上旬でした。上の写真は金目鯛の刺身です。金目鯛は、地金目と呼ばれる、東京湾産の物です。

 東京湾には、東京湾海底谷と呼ばれる海溝があります。河川の流入が多く、栄養分豊富な東京湾では、この海底谷にもプランクトンが流れ込み、栄養豊富な深海という特異な環境を形成しています。 そのため、深海で獲れる金目鯛の品質も非常に良く、珍重されています。

 この金目鯛も、脂が乗っており、かといって脂ぎっている訳でも無く、甘みが強く、大変美味しかったです。

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↑ アオリイカの身の部分の刺身です。アオリイカは烏賊の王様ですから、味の方は保証付きです。東京湾でも結構水揚げがあり、非常に美味しいです。甘みが強く、最高級の烏賊ですね。とは言え、地元ならではで、値段も非常にリーズナブルです。キロ1100円から1200円程度です。

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↑ こちらはアオリイカの頭と袴のなめろうです。薬味は長ネギと大葉と生姜です。オーソドックスな組み合わせですね。アオリイカは甘みが強いので、なめろうに適しているように感じます。とにかく美味しいです。

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↑ スルメイカの身の刺身と頭や袴のなめろうです。今回は烏賊2種の競演です。高級烏賊のアオリイカも美味しいですが、スルメイカも独特の風味があって、捨てがたいです。大衆烏賊ですので、馴染みもあり、やはり、落ち着く味ですね。

 なめろうは、我が家では定番です。鯵のなめろうが一般的ですが、烏賊でも非常に美味しいです。酒が進みます。アオリイカのなめろうは、先述の通り非常に美味しいですが、このスルメイカのなめろうも負けてはいません。アオリイカよりもあっさりした味わいになります。

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↑ 背黒鰯の刺身です。女将さんが一生懸命手捌きしたものです。大きな個体だと、骨が当たるので、小さな個体だけを選んで捌いてくれています。そうした気遣いが嬉しいですね。

 背黒鰯は、刺身でも癖が無く、真鰯や潤目鰯よりも食べやすいです。刺身でもつみれでも、非常に美味しいです。

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↑ 背黒鰯の酢漬けです。これが堪らなく美味しいです。手前味噌ですが...。

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↑ 小2(当時)の長男用の金目鯛の刺身です。長男の大好物なので、特別に取り分けました。

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↑ 2歳(当時)の長女用の金目鯛です。小さく切り分けてあげました。これなら自分で食べられます。我が家の子どもたちは、幼少期から魚を多く食べさせてきたので、魚が大好物です。特に長女は魚好きです。将来が楽しみです。

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↑  ここからは翌日のメニューになります。アオリイカとスルメイカのゲソの肝焼きです。肝は当然ですがスルメイカのものです。アオリイカのゲソが入ることで、何だか高級な味わいになります。

 味付けは、バター醤油です。肝の鮮度が重要です。今回は、鮮度も十分でしたので、非常に美味しく仕上がりました。

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↑ 背黒鰯の酢漬けです。2日目となり、酢が効いています。1日目のものと比べると、酢で身が締まって、食感も固くなります。これはこれで成立しています。と言うか、人によってはこちらの方が好みの方もいるかもしれません。

 ということで、今回も2日間に渡って楽しむことが出来ました。さすがは久七商店です。そして、東京湾の恵みに感謝ですね。


鰹の煮付

2014年08月09日 01時03分23秒 | 魚料理

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 鰹の煮付です。鰹と長ネギを一緒に煮付けてみました。酒の肴には丁度良い感じに仕上がりました。スーパーで買った鰹でしたが、煮てしまえばそれなりに美味しくいただけます。

 味付けは、酒、味醂、醤油、砂糖、生姜です。分量は全て適量と言うことで。まぁ、要するに目分量でいい加減に作ったもだということです。


クワガタ採集記録2014 (房総 市原 7月中旬 樹液&灯下採集)

2014年08月02日 13時08分49秒 | クワガタ採集

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 房総 市原での樹液&灯下採集です。7月中旬です。今回は自宅からの採集でしたので、別荘近くの鋸南ではなく、自宅から車で40分で行ける、市原にしました。例のニレの古木を探しました。また、周辺の灯下も一応見て回りました。

 成果はコクワガタ(オス)1匹です。まぁ、仕方が無いところです。仕事から帰って、長男が寝るまでの僅かな時間を使っての採集ですので。

 これで2014年の合計は、ノコギリクワガタ3匹、コクワガタ4匹の、計7匹となりました。今回もカブトムシは無しなので、カブトムシの合計は1匹のままです。

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↑ 灯下でアオドウガネを見つけました。泥が付いていますので、地中から這い出たばかりなのでしょうかね。良く見ると綺麗な色をしたコガネムシです。灯下ではお馴染みというか、もっともよく見かける甲虫類と言えるでしょう。

 近似種にドウガネブイブイがいますが、こちらのアオドウガネの方が南方系で、温暖な気候を好むようです。房総では、かつてはドウガネブイブイの方が多かったようですが、近年では本種の方が多いように思います。温暖化のせいでしょうかね?

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↑ ミヤマカミキリです。本種は、シロスジカミキリと並んで、日本最大種です。堂々とした姿ですね。シロスジカミキリは千葉県では数が減っており、最近あまり見かけなくなっています。レッドデータにはまだ乗っていませんが、乗る日も近いかもしれません。本種はシロスジカミキリ程ではありませんが、数が減っているようです。大型のカミキリも、都会では生きることは難しいようです。

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↑ ウスバカミキリです。尻から産卵管が出ていますので、メスのようですね。こちらも比較的大型のカミキリです。千葉県ではまだ普通種のようですが、数は減っているようです。

 ということで、今回は市原でお手軽に済ませましたが、それでもコクワガタを1匹追加出来ました。


クワガタ採集記録2014 (房総 鋸南 7月中旬 灯下採集)

2014年08月02日 12時49分51秒 | クワガタ採集

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 房総 鋸南町での7月中旬の灯下採集です。今回の成果はノコギリクワガタ(オス)1匹、コクワガタ(オス)1匹です。7月中旬になり、灯下採集でも、様々な昆虫が採集出来るようになってきました。まぁまぁサイズのノコギリクワガタも捕獲出来ました。

 鋸南町のいつものルートを、夜8時から9時半頃まで車で流しての採集です。小3の長男と3歳の長女を伴って行きました。

 これで2014年の合計は、ノコギリクワガタ3匹、コクワガタ3匹の計6匹となりました。 カブトムシは今回見つからなかったので、今シーズンの合計は1匹のままです。

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↑ いきなりゲットのノコギリクワガタです。まぁまぁサイズですね。水牛クラスではありませんが、スリムながら、それなりに湾曲した大顎が堂々としたフォルムのオスです。そして色が良いですね。この赤茶色のボディーを見るとテンションが上がります。

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↑ コクワガタ追加です。デカコクワですね。コクワガタと言っても、日本のクワガタの中では中型種となります。大きなオスは、大顎も立派で、スリムながらも堂々とした格好良いクワガタです。恐らく個体数も、日本のクワガタの中で一番多いでしょう。夏休みの子どもの友達ですね。コクワガタを見ると何だか落ち着きます。

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↑ コフキコガネです。コフキコガネは、通常種のコフキコガネと海岸沿いに多く大型のオオコフキコガネがいますが、こちらはスタンダードなコフキコガネでしょう。内房は海岸沿いなので、大型のオオコフキコガネも多く見かけます。いずれにしても、夏の灯下ではお馴染みの住人です。

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↑ スズメガの一種です。とにかくスズメガの仲間は大きいです。ちょっと怖いくらい大きなものもいます。こちらの個体はそれ程ではありませんでしたが、盛夏になると、これの2回り位大きなものを見かけます。

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↑ キリギリスの仲間でしょうか、それともトノサマバッタの仲間でしょうか?いずれにしても、まだ羽が生え切らない幼虫のようです。大型のバッタも、灯下ではお馴染みです。

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↑ マンションの玄関で、ビロウドカミキリを見つけました。自分は見つけるのは初めてです。調べたところ、千葉県でも普通種のようです。中型のカミキリで色も目立たないので、今まで見過ごしていたのかもしれません。

 ということで、灯下採集の最盛期が近くなってきましたが、幸先良く、まぁまぁサイズのノコギリクワガタのオスも捕獲出来ました。 今後はカブトムシが増え、クワガタが減って来ますが、ぼちぼちクワガタを拾っていきたいです。 夏の終わりには再度クワガタの第2期黄金時代がやってくるので、それまでにどれだけ数が伸ばせるか、頑張ってみようと思います。

 


クワガタ採集記録2014 (房総 鋸南 7月上旬 灯下採集)

2014年08月02日 10時19分08秒 | クワガタ採集

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 房総 鋸南町での、7月上旬の灯下採集です。成果は、ノコギリクワガタ(オス&メス)、コクワガタ(オス)の3匹でした。鋸南町のいつものルートを夜8時頃から9時半頃まで、小3の長男と3歳の長女を伴って、車で流して採集しました。

 ノコギリクワガタのメスは、体色も黒く、大型であったため、ヒラタクワガタのメスかと思ってしまいましたが、詳しい方の指摘で、ノコギリクワガタだと判明しました。ヒラタクワガタは千葉県では非常に貴重で、レッドデータでもBランクに分類されています。それだけに、ちょっと期待してしまいましたので、ノコギリクワガタと分かって、少々残念です。

 これで、2014年の合計は、ノコギリクワガタ2匹、コクワガタ2匹の計4匹となりました。カブトムシは1匹です。

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↑ カブトムシのオスです。 今シーズン初カブトです。立派な赤カブトですね。

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↑ ノコギリクワガタのメスです。黒くて大型の見事なメスです。当初ヒラタクワガタかと期待しましたが、詳しい方の指摘でノコギリクワガタだと判明しました。

 ヒラタクワガタは房総では幻となりつつあります。千葉県のレッドデータではBランクに分類されています。南房総では、それなりに自然が残っているように見えるのですが、都市化で自然が分断されているために、個体群が孤立化しやすい環境ではあると思います。そうした中で、ヒラタクワガタは細々と種を存続させているのでしょう。これ以上の自然破壊は避ける必要があると思いますね。ヒラタクワガタやミヤマクワガタを、未来の子どもたちが普通に捕まえられる程度には、自然を残したいものです。

 ということで、今回はノコギリクワガタでしたが、今シーズンも、何とかヒラタクワガタを捕獲したいと思います。

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↑ ノコギリクワガタのオスです。小さい個体なので、大顎が真っ直ぐで鋭いタイプです。大きさは、大きなコクワガタより一回り大きい程度です。可愛らしいノコギリクワガタです。それでも、さすがにノコギリクワガタだけあって、非常に好戦的でした。大顎を開いて、思いっきり威嚇してきます。元気が良いですね。

 都市化進む房総でも、ノコギリクワガタの個体数は比較的安定しているようです。

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↑ コクワガタのオスです。 逃げ足が速く、写真がピンボケになってしまいました。比較的大きなオスで、格好良い大顎を持っています。

 コクワガタは、都会の真ん中に残った小さな自然の中でも生き残ることが出来る、非常に強い種です。きっとクワガタの中では、最後まで生き残るでしょう。自宅のある千葉市中央区内でも、時々捕獲されるようです。内房地区では当然多数の個体が生息しています。

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↑ スジアオゴミムシではないかと思います。写真では分かり難いですが、頭の部分は綺麗な青緑色でしたので。

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↑ クロコガネです。広葉樹の葉を食べます。灯下採集ではお馴染みの甲虫ですが、車の中からだと、一瞬クワガタのメスかと見間違える、思わせぶりな奴です。

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↑ 小さいですが、モクズガニです。房総には、モクズガニが結構生息しています。河口付近では、大人の手のひらくらいの大きな個体も見つけることが出来ます。

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↑ アオスジカミキリです。千葉県のレッドデータでは、Dランクに属しています。準絶滅危惧種です。

 という感じで、7月に入り、房総の灯下採集も、トップシーズンに入りました。これからがいよいよ本番です。今シーズンは、仕事の関係等で、時間的な余裕が少ないですが、出来るだけ頑張って行こうと思います。