LED LENSER P6.2 レッドレンザー P6 Ver.2です。自分は、密かにライトマニアでして、20年くらい前から懐中電灯を集めています。まぁ、収集が目的ではなく、実際に使用するために購入しているのですが、それでもそれなりの本数になります。20年前のマグライトに始まり、今はLEDライトを中心に使っています。夜釣りや夜の漁港の偵察、クワガタ採集等、使用する機会は多いです。車載用に、同じモデルを複数保有している場合もあります。今回は、その中でも、自分のメインウェポンである、LED LENSER P6.2をご紹介します。
上の写真は、P6.2の箱を開けたところです。P6.2は、単3電池2本で使用するタイプです。単3電池は容易に入手でき、コストパフォーマンスも高いです。そして、このP6.2は、200ルーメンで25時間の使用が可能です。近距離の普段使いでは、200ルーメンあれば十分過ぎるくらいです。25時間のランタイムも驚異的です。
自分は、夜釣りや夜の漁港でのカニ獲り、クワガタ採集での使用が多いので、サーチライトのような光量は必要ありません。それよりも、電池のコストと入手のし易さ、ランタイムの長さ、光量のバランスを重視しています。その点ではこのP6.2は今のところベストチョイスです。値段は4,300円程度で、懐中電灯としては決して安くは無いですが、扱い易さから考えると、これ以上のモデルはありません。
↑ 箱の裏には、性能表が掲載されています。200ルーメンで120mの照射能力、25時間のランタイムが記されています。LED LENSERでは、1ルーメンに光量が低下するまでを実用点灯時間に設定していますが、1ルーメンってのはろうそく1本程度の光量ですから、実用上はもっと短時間で使い物にならなくなると思います。
それでも、自分が使用している範囲では、1年以上電池交換は必要ありません。年間20回程度のクワガタ採集と、年間20回程度の夜釣りやカニ獲り程度の使用では、1年間電池交換が不要なのです。使っている間、ずっとライトを点灯させっ放しにする訳ではありませんし、多少暗くなっても、実用上問題ない範囲であればOKです。まぁ、明るさが半分程度になると、さすがに電池交換が必要だと思いますが、それまでには1年くらいかかります。
前のモデルのP6は所有していませんが、ランタイムが大幅に伸びているのがありがたいです。光色はやや黄色っぽくなったようですが、濡れた路面では、あまり真っ白な光では凹凸が分からないので、却ってこのくらいの色味の方が良いかもしれません。まぁ、その辺りは好みでしょうが、自分はこのP6.2で何の不満もありません。マグライトLEDも所有していますし、ジェントスのLEDライトも複数の機種を所有していますが、それらと比較しても、P6.2の光の白さとムラの無さは突出しているように思います。同じLED LENSERのP5Eも所有していますが、P5Eの方がやや白い光ですが、同時に点灯させなければ、ほとんど区別は出来ません。
↑ こんな感じで箱詰めされています。テスト用の電池も付属しています。箱は紙製ですが、それなりに高級感のある箱です。携帯ケースも付属するので、まぁ、開けたら捨てる運命にあるでしょうが。
↑ ロゴも格好良いですね。
↑ 先述の通り、携帯ケースが付属しています。ストラップも付きます。ストラップは落下防止には、効果的です。ケースは保存用ですが、厚手の生地で、十分な保護能力があります。
↑ レンズです。覗き込むと、正に精密機械です。スポット照射と広角照射の切り替えが、先端を伸び縮みさせるだけで出来るので、先端を回転させるタイプよりも素早く切り替え可能です。その分、微調整をしたい場合には、少々コツが必要です。まぁ、実際の使用場面では、スポットの使用が圧倒的に多いですし、広角照射も時々使用しますが、限定的なので、少なくとも自分の場合は、中間点で使用する場面はほとんどありません。
ちなみに、スポット照射では、非常にバランスの良い配光ですが、若干照射面が四角くなります。広角では、ほとんどムラの無い、綺麗な照射面となります。この辺りはさすがLED LENSERですね。
↑ スイッチは、お尻のこのスイッチを押下します。操作感は良いです。適度な硬さがあるので、ケースの中で勝手に点灯してしまうようなことも無いでしょう。
↑ 電池はこのようにお尻の部分を回転させて開けてから入れます。アルカリ電池は問題なく入りますが、ぴったりサイズなので、エネループ等を入れるとキツイかもしれません。
↑ スポット照射です。近距離ではこのように、明るすぎるくらいです。これでも、2~3時間照射した後の状態です。電池交換直後ではもっと明るいです。配光、配色のバランスは抜群です。
↑ 夜の漁港で、海面をスポット照射してみました。海中がはっきりと見えます。魚やカニも発見しやすいです。
↑ 漁港の船着き場を照らしてみました。メチャメチャ明るいです。照射部分は昼間のように海中を見ることが出来ます。
と言うことで、LED LENSER P6.2を紹介しました。初期投資はそれなりに必要ですが、ランタイムが長いので、ランニングコストは良いです。まだ、使用して2年目なので、耐久性がどの程度か分かりませんが、性能面では全く不満はありません。ベストバランスのLEDライトだと思います。