ハードロックを奏でよ!!

ロックな視点から...? 楽器、料理(グルメ)、車、育児、生き物等について、記していきます。

久七商店(内房勝山鮮魚店) 鯵、エボ鯛、地蛸

2014年02月24日 00時01分03秒 | 魚料理

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 内房勝山の鮮魚店、久七商店の鯵、エボ鯛、地蛸です。上の写真は鯵とエボ鯛の刺身です。今回は、日曜日に久七商店で魚を購入し、千葉市の自宅まで帰ってから調理しました。ツマに適切なものがなかったので、胡瓜で代用です。

 鯵は、20~25㎝程度の中鯵でした。食べ頃サイズですね。刺身でもタタキでも、なめろうでも、何にでも調理しやすいサイズです。今回は刺身と〆鯵にしてみました。〆鯵に関しては後述します。当日は10月下旬でしたので、鯵にも大分脂が乗って来ており、刺身でもなかなかの味わいでした。

 エボ鯛の刺身ですが、こちらも次の写真で後述します。

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↑ エボ鯛の刺身です。エボ鯛の記事を書くのは初めてではありませんが、とにかく驚くほど美味しいです。エボ鯛と言えば、最初に干物が思いつくと思いますが、刺身の方もなかなかの味わいです。適度に脂が乗っており、臭みの全くない淡泊な白身です。例えるなら、カワハギの味がする真鯛の刺身のような感じです。食感は鯛、味はカワハギと言えば分かりやすいでしょうか。

 鮮度落ちが早い魚なのか、刺身は現地でしかお目にかかれない貴重なものです。値段も安く美味しいのに、寿司店等に並ぶこともほとんど無い魚です。白身好きな人なら、一度食べれば確実にファンになると思います。水産資源の枯渇が激しい昨今、注目の魚だと思います。

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↑ 地蛸です。2歳の長女に試しに食べさせたら、大好きになったようです。地蛸は、輸入物のタコとは違い、深い味わいと、適度な歯ごたえが魅力です。久七商店では、生ではなく、ちゃんと茹でて下処理したものを売っていますので、安心です。自分で処理するのは大変ですから、茹でた状態で手に入るのは有難いです。かなり丁寧に叩いて組織を潰しているらしく、柔らかめの茹で蛸です。地蛸と言えども、顎が疲れる程硬いものはいただけませんので、このくらいが丁度良いと思います。

 久七商店では、大量に入荷して、一括処理したものを、冷凍して保存していますので、安定して購入可能です。まぁ、茹でたてに出会えるのは運の良い時だけですが、冷凍物でも十分に美味しいので、久七商店に行ったら、是非お試しいただきたい逸品です。値段も安いです。1㎏程度の、小さめの個体ならば、 千円台の前半で購入可能です。東京湾産の蛸は、外房の太東産には知名度で及びませんが、味の方は決して見劣りしませんので、是非お試しいただきたいです。

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↑ 〆鯵を作ってみました。塩は軽めにして、甘酢に漬け込みます。軽めに塩を振ってから、冷蔵庫で2~3時間寝かせ、水気を良く切ってから甘酢に漬けます。鯵は、鯖や鰯よりも淡泊なので、甘酢は甘めの方が美味しいように思います。まぁ、好みはあると思いますが。

 甘酢への漬け時間によって味わいが変わります。2時間程度の浅漬けが個人的には好みです。一晩漬け込むと、また一味違ったものになります。

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↑ 塩2時間、甘酢2時間漬けたものです。酒の肴に少量盛ってみました。この段階だと、鯵の旨味が凝縮されて、最高に美味しいです。これ以上酢に漬け込むと、身も固くなり、完全に酢〆の味になって来ます。それはそれで美味しいのですが、上の写真位が、酒の肴としては食べ頃のように感じます。 一晩以上置いたものは、ご飯のおかずに良いかもしれません。

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↑ この日は、高清水の純米酒にしました。秋田の代表選手らしく、飾らない、無骨な日本酒です。純米酒は、その特徴が良く出ている、日本酒好きには堪らない逸品です。魚には最高ですね。

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↑ 食前酒には、サッポロクラシックをいただきました。北海道限定と言いつつも、時々本州でも見かけます。こちらは、少し前に行った、妻の祖母が住んでいる秋田で購入したものです。炭酸控え目で、甘みが強く、大変美味しいビールです。

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↑ ここからは翌日のメニューです。小2の長男の朝食です。鯵の漬け丼です。朝から贅沢ですね。長男も喜んで食べました。大人用には大葉を添えるとさらに良いですが、子どもは香草を嫌う傾向があるので、ゴマと海苔だけで良いようです。

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↑ 大人用の朝食、海鮮丼です。鯵の漬けと地蛸の刺身です。朝から最高です。

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↑ おかずには〆鯵を付けてみました。一晩漬けた〆鯵は、良い具合に酢が沁み渡り、表面が飴色に変色しています。おかずに最適です。醤油は付けずに、山葵だけでいただくのが美味しいです。

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↑  2日目の夕食用です。エボ鯛の刺身です。2日目でもまだ十分に刺身でいけます。乾燥若芽を戻してツマにしました。

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↑ 〆鯵です。丸1日漬け込んだことになります。全体的に飴色に変色しています。身も締まって、固くなっています。山葵だけを付けて、酒の肴にしました。

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↑ 3日目の夕食のメニューです。地蛸のカルパッチョです。海藻サラダの上に乗せました。タレは オリーブオイル、バルサミコ酢、塩、コショウ、醤油です。醤油は香り付け程度です。

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↑ 食べる直前に、マヨネーズを掛けました。お好み焼きみたいなビジュアルになってしまいましたが、味の方はなかなかでした。手前味噌ですが。今回は赤ワインでいただきました。

 ということで、今回も久七商店には、3日間ばっちり楽しませていただきました。3千円程度で、3日間楽しめるので、本当にコストパフォーマンスが高いです。東京湾の恵みに感謝ですね。


南房総 乙浜漁港で釣り(10月下旬)

2014年02月20日 22時49分37秒 | 釣り・磯・干潟

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 南房総 乙浜漁港で釣りをしました。当日は10月下旬です。穏やかな日でしたが、釣果の方は全く駄目でした。上の写真はオヤピッチャです。水が澄んでいて、海中が丸見えでした。こいつがチョロチョロと堤防際を泳いでいたので、小2の長男が、見釣りで狙い撃ちしました。

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↑ ウミタナゴです。こちらは自分が釣りました。オヤピッチャ同様に見釣りでの狙い撃ちです。ちなみに、餌は別荘の冷凍庫にあった冷凍イカの切れ端で、仕掛けはトリックサビキです。

 ということで、ろくに釣れない釣りになりましたが、穏やかな午後のひと時を海で過ごせただけでもストレス解消になります。まぁ、子どもが喜んで遊んでくれていたので、良しとします。


ダイソー ベーカリー(西千葉パン屋) サバラン

2014年02月20日 22時40分17秒 | グルメ

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 西千葉のパン屋さん、ダイソーベーカリーのサバランです。ダイソーベーカリーは、所謂町のパン屋さんという感じで、非常にアットホームなお店です。チーズフランスやバゲット、食パンのような、何の変哲もないパンが最高に美味しいのですが、ひそかにこのサバランもお勧めです。とにかく激安です。

 パン屋さんだけあって、サバランの生地は「パン」という感じです。味の方は大人の味です。とにかくリキュールがたっぷりで、マジで酔います。日中には食べない方が無難です。興味のある方は是非お試しを。


鈴芳(千葉市中央区鮮魚店) ハタ、平政、アオリイカ、背黒鰯

2014年02月11日 19時21分42秒 | 魚料理

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 久々のブログ更新です。千葉市中央区の鮮魚店、鈴芳のハタ、平政、アオリイカ、背黒鰯の記事でブログ再開です。昨年の10月下旬頃の写真を記事にする状態です。まぁ、ぼちぼちやっていきます。

 上の写真は、外房産のハタ、背黒鰯の刺身です。ハタは千葉県産の物は非常に珍しいです。大将も千葉県産は滅多に入荷しないとのことでした。やはり資源の枯渇が深刻なようです。大変貴重な千葉県産のハタですが、食味の方は当然のことながら最高のものでした。小さい個体ですが、十分に脂も乗って、甘みが強く、歯ごたえもしっかりとあります。小2の長男も大喜びで食べました。滅多に食べられるものではないので、有難くいただきました。

 背黒鰯は、真鰯やウルメイワシのような鰯っぽい癖も無く、非常に食べやすいので、結構好きです。刺身でパクパクといくらでも食べられます。無造作に手掴みで取って売ってくれましたが、かなりの手間が掛かっていると思います。値段も安く、一掴みで500円程です。手間を考えると申し訳ない感じですね。

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↑ 平政の刺身です。鴨川産だそうです。背黒鰯も添えています。外房産の平政は、脂も乗って、味の方は申し分ない感じですね。何度食べても美味しいです。日本酒が進んでしまいますね。

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↑ アオリイカの刺身です。背黒鰯添えです。アオリイカは、身だけでなく、ミミの部分も刺身にしました。コリコリとした食感で、自分は大好きです。鮮度が良くないと、身よりも劣化しやすいように感じます。特に食感が悪くなるので、食味も低下します。鮮度が良くないと食べられない部位ですね。ちなみにアオリイカは相模湾産とのこと。やはりイカの王様である、アオリイカは美味しいです。

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↑ 背黒鰯の塩漬けです。鈴芳の自家製です。これはサービスで頂きました。大根に鰯の脂と塩っ気が程よく滲みて、絶妙な旨味に変わっています。これはイケますね。日本酒の肴に最適です。大葉と鷹の爪が良い感じに効いており、柚子の香りも仄かにします。絶品ですね。

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↑ 思いつきで、鰯の酢〆を作ってみました。軽く背黒鰯の刺身を塩で〆て、水気を切ってから甘酢に漬けました。サービスで貰った鰯の塩漬けも一緒に加えてみました。結果は大成功です。手前味噌ですが、非常に美味しく仕上がりました。

 ということで、久し振りのブログ更新は鈴芳の記事で再開でした。11月から生活が一変したため、なかなかブログまで手が回りません。まぁ、無理してすることではないので、ぼちぼちやっていこうかと思います。

 それはさておき、やはり鈴芳は最高ですね。これからも通い続けたいと思います。