ハードロックを奏でよ!!

ロックな視点から...? 楽器、料理(グルメ)、車、育児、生き物等について、記していきます。

内房勝山で磯遊び(2月下旬)

2015年05月24日 00時51分27秒 | 釣り・磯・干潟

 内房勝山の大六海岸付近の磯で、磯遊びをしました。当日は2月下旬で、天気も曇りでしたので、やや肌寒かったですが、そこは南国房総ですから、短時間なら磯遊びも十分に可能です。厳寒期でも、海の中はそれなりに生き物の気配があり、上の写真のように、ギンポやアナハゼの稚魚等が捕獲出来ます。

↑ 干潮時は、大潮でなくてもそれなりに磯が露出します。2月下旬なので、海藻がかなり生い茂っています。

↑ ひじきの中に、アメフラシが潜んでいます。この時期、アメフラシは、この海域では大量に発生します。子どもの良い遊び相手になります。

↑ ウニもたくさんいます。タワシウニがほとんどですが。ムラサキウニやバフンウニもいますが、この辺りのウニには、あまり身というか卵巣が入っていません。

↑ ギンポの稚魚を捕まえました。この辺りの磯にはギンポやダイナンギンポがたくさん生息しています。夏にシュノーケリングすると、よく見かけます。可愛らしい魚です。

↑ 水質はまぁまぁです。こうした岩の隙間に、小魚がいます。

↑ ギンポやアナハゼの稚魚が獲れました。

↑ 別角度から水槽を見てみました。

↑ この場所は、とても静かな入り江です。大切にしたい自然です。

↑ 水槽の最終的な様子です。ヤドカリも3歳(当時)の長女が捕獲して水槽に入れていました。

↑ 一番大きなギンポを、小3(当時)の長男が手に取ってみました。


YAMAHA FG-180 ライトグリーンラベル

2015年05月06日 03時29分27秒 | ギター

 YAMAHA FG-180 ライトグリーンラベルです。国産ギター(スティール弦)の最初期に製作された、伝説のジャパンビンテージギターです。1966年10月に発売され、1972年に販売を中止するまでの、わずか6年間しか製作されませんでした。FG-180には、生産年代で大きく分けると、ライトグリーンラベル期と赤ラベル期があります。サウンドホール内のラベルの色のことです。ライトグリーンラベルは、最初期の1967年4月までに製作された個体に付けられています。発売からわずか半年の間に製作された個体にしかライトグリーンラベルは付けられていません。個体数としては、FG-180全体の1~2%だそうです。ライトグリーンラベルから赤ラベルへの変更理由は、ライトグリーンラベルが無くなったからという、何とも単純な理由だそうです。

 このギターが、そんな由緒正しいギターとはつゆ知らず、何と、実家の地下室に何年もの間埃にまみれて眠っていたのでした。元々は、自分の母が、結婚前に購入したものだそうです。結構高級機種を買ったというイメージだったそうです。当時の販売価格は18000円だったそうですが、現在の物価に換算すると90000円程度でしょうか。あまりギターを弾かない母にしてみれば、それなりに奮発したということなのでしょう。結婚後は、主に父が弾いていました。親も年を取り、誰も本機を弾くことが無くなったので、自分が譲り受けました。

↑ 反対側から撮影してみました。このFG-180ですが、弾いてみると、激鳴りです。近所迷惑なくらいのデカい音で鳴ります。合板仕様なので、音はデカいですが、単板のような繊細な鳴りではありません。ただし、音のデカさは半端ではありません。僕が所有しているハミングバードよりも音自体はデカいです。勿論、オール単板のハミングバードのような繊細な鳴りはありませんが、パッキンパッキンの鳴りで、ガンガン前に音が出る感じは、固定ファンがいるというのも頷けます。ストロークでガンガン押すタイプのプレイヤーなら、かなり良い感じで鳴らすことが出来るでしょう。自分もどちらかと言えば、ストロークでガンガン弾くタイプなので、本機と相性が良いかもしれません。

 本機は、色々調べたところ、ライトグリーンラベル期の後期型のようです。1966年11月頃から1967年4月頃までに製作された個体のようです。シリアルナンバーは562237です。ライトグリーンラベルの最初期には、単板仕様の個体が数十本だけ製作されたようですが、ほとんど市場に出回らず、都市伝説のようになっています。しかし、実際に存在するようです。勿論、同じ値段で単板と合板の仕様を発売したら、合板を買った客は怒ります。そのためにシリアルナンバー無しの、プロトタイプというか、先行量産型というか、そんな感じの扱いになっていたそうです。

 単板の個体は全てプロの手に渡ったという説もあるようですが、プロに渡ったのであれば、ある程度はファンの知るところになるでしょうし、YAMAHAとしても宣伝して欲しいと思うでしょうから、そうした状況が無いということは、少なくとも有名なプロの手に渡ったという感じではなさそうです。無名のプロ、例えばスタジオミュージシャン等の手に渡った可能性はあるかもしれませんが、その辺りの経緯は、良く分かっていないようです。

 現在では、一部のマニアが単板の個体を押さえているか、あまり詳しくない人が単板とは知らずに所有しているかのどちらかでしょうね。いずれにしても市場に出回る可能性は低そうです。そうした状況から、単板の個体の存在が、都市伝説化したのかもしれませんね。

 

↑ 母が結婚前に購入し、結婚後は主に父が弾いていたギターです。年季が入っていますが、それなりに弾き込まれているので、鳴りはばっちりです。まぁ、製造から50年近く経つギターですから、歴戦の傷があります。かなりメンテナンスを施さないとベストコンディションにはなりません。

 トップ材はスプルースですが、飴色に変色して、貫録があります。いかにもビンテージギターです。

↑ ライトグリーンラベルです。市場では、10万以上の値が付くこともあります。現在は大分値段も落ち着いたようですが、一時期は20万越えの個体もあったようです。その時期に価値を知っていたら売ったでしょうか...否、家族の歴史を刻んだギターですから、プライスレスです。今後も売りに出すことは無いでしょう。大事にしたいと思います。

 と言いつつ、実は前に一度、本機の値段を調べたことがあります。その際には、18000円を提示されました。店の人もあまりよく分かっていなかったのか、こっちが分かっていないと思われて、足元見られたのか分かりませんが、とにかくその価格を提示されました。その上で、売るよりも、大切にした方が良いと言われました。

 何故査定することになったのかと言いますと、TVのお宝鑑定団でFG-180が取り上げられたことがあり、実家の親が観ていました。その際に、70万という高値が付いたそうで、親も急いで本機のラベルを確認したようです。本機がFG-180だと分かると、このギターの価値が知りたくなり、自分が親の依頼を受けて、店に持ち込んで査定してもらったという経緯です。高値で売れるようなら、本機を売却して、マーチンのD-28辺りを代わりに購入しようかという、皮算用をしたようですが、残念な結果に終わりました。店の人に、TVで70万という値が付いていたと言ったら、それは単板仕様の場合で、本機は合板仕様なので18000円だと、あっさり言われました。合板仕様でも、もうチョイ上乗せしても良いように思いますけどね。まぁ、その時に売らなくて良かったです。

 この一件があるまでは、本機が伝説のFG-180であるということさえも意識していませんでした。ただのYAMAHAのおんぼろギターという扱いをしていました。本機の出自が分かったのは、そんな偶然からなのです。もしかすると、我が家のように、FG-180の事を全く知らずに所有している人もいるかもしれませんね。そんなこんなで、今後は売りに出さずに、大切にしていこうかという感じです。

↑ サウンドホールを別角度から。ジャパンビンテージの最高峰と謳われるギターです。合板ですが、これだけの鳴りを引き出せるとは、YAMAHAの技術は素晴らしいです。当時の職人の心意気を感じます。

↑ ブリッジの様子です。ブリッジピンはオリジナルのままです。サドルはプラスティック製のものに交換してあります。

 先述の査定の際に自分がしばらく預かっていましたが、その当時既にほとんど弾かれておらず、状態も悪くなっていたので、自分なりに少しメンテナンスを施しました。ブリッジサドルは、父か母が、弦高を低くしようとして、サドルを削り過ぎたようで、オリジナルのサドルは、下に銀紙を敷いた状態で使用していました。そのため、汎用品のサドルを買って来て、自分でやすりをかけて、新しく製作しました。その時の物が付いています。弦高は、やや低めに設定してあります。非常に弾き易く良い感じです。ただし、プラスティックサドルの音はチープなので、いずれ牛骨の物に交換したいと思います。

 残念ながら、サドルのオリジナルパーツは不明です。と言うか、僕が無くしちゃった感じです。まぁ、ハードケースも行方不明になっていますので、今更オリジナルに拘るよりも、より良い状態にしてあげた方がギターにとっても良いかもしれません。

↑ ピックガードが剥がれかかっています。10年前には剥がれていませんでしたので、地下室に眠っている間に湿気等で剥がれてしまったのかもしれません。修理が必要ですね。ボディーの方にあまりダメージが無くて良かったです。

↑ 指板の様子です。フレットは少し擦り減っておりますが、演奏に支障はありません。快適に使用するためには、フレットの擦り合せをした方が良いかもしれません。それ以外は、ネックの状態もベストコンディションです。50歳近い年齢を感じさせない良い状態のネックです。

 スケールは、当時の資料が見つからなかったので、良く分かりませんが、FG-180の復刻版であるThe FGが634mmであることや、ハミングバードやJ-45と弾き比べた際に、スケールの違いでの違和感は無かったことから、634mm前後である可能性が高いように思います。少なくともミディアムスケールではあると思います。

↑ ヘッドです。YAMAHAのロゴは平体(エクステンド)と呼ばれる字体です。文字の間隔が狭い、ナロータイプです。ライトグリーンラベル期の後期モデルである証です。

 トラスロッドカバーは釣鐘型と呼ばれるタイプです。一度も開けたことはありません。ネックの状態はベストコンディションなので、トラスロッドを調整する必要は無いです。この状態で50年近く年月が経過している訳ですから、木材も完全に安定化しており、今後もトラスロッドの調整は必要無いでしょう。

↑ ナットの様子です。ナットは、父か母のどちらかが削ったようです。1弦、2弦、3弦が低くなり過ぎています。薬のプラスティックパッケージを小さく切って、弦とナットの間に挟んで、弦高を調整しました。一時的にはこれで凌げますが、やはりベストの状態にするためにはナットの交換が必要でしょう。

↑ ヘッドを縦にして写真を撮りました。年季の入ったヘッドです。貫録十分ですね。

↑ YAMAHAのロゴです。平体(エクステンド)で文字の間隔が狭いナロータイプのロゴです。先にも述べましたが、このロゴから、この個体がライトグリーンラベル期の後期生産であることが分かります。1966年10月から11月までの僅か1カ月間だけ生産された最初期型は、平体ロゴですが、文字の間隔が少しだけ開いているそうです。1966年の11月にこのナロータイプのロゴに変更されるのですが、ロゴの型紙が破損したとか、最初期の型紙が使い難かったので改良したとか、そんな感じだったのでしょうかね?そうでもない限り、僅か1カ月で、ある意味ギターの顔とも言えるヘッドのロゴを変更するメリットが無いですからね。

↑ ヘッドの裏側です。ペグはオリジナルペグです。ギア比は15:1だそうです。グローヴァーのロトマチックが13:1なので、結構高精度狙ったのですね。単純な構造のペグなので、操作感は正直チープです。3弦用のペグのネジが取れてしまったようで、付け替えてあります。多分父の手によるものだと思いますが、ネジ穴も広がってしまっており、固定出来ていません。ここも要修理ですね。

 今回譲り受けた直後は、ペグがさび付いており、チューニングが非常に大変でした。力いっぱい回さないといけない状態でした。軽く油を差してあげたら、スムーズに動くようになりました。

↑ 裏側の様子です。マホガニーの合板のようです。鈍く光って、裏側もかなり貫録が出ています。

↑ ボディー裏を反対側から撮影してみました。くすんで鈍い光を発しています。小傷も良い具合にあり、貫録十分です。

↑ ネックの裏側です。ハミングバードやJ-45と比べると、やや太めのネックですが、握り難いということはありません。50年近い年月を経たネックですが、全く反っていないのが驚異的です。

↑ エンドピンです。ネットで調べたところ、カバの木で出来ているようです。ライトグリーンラベル期の特徴だそうです。赤ラベル期には、プラスティック製のエンドピンに仕様変更されます。カバの木製であるところが趣深いです。

 こうして見ると、結構ボディーの厚みがあります。あのデカい音は、こうした構造によるものなのでしょうか。

↑ 立てかけてみました。マーティンを徹底的に研究して開発されたギターですが、完全にオリジナルデザインになっています。職人の心意気を感じる部分です。単なるコピーではなく、YAMAHAブランドを印象付けるオリジナルデザインにしたことで、現在のYAMAHAの地位を確固たるものにしたのでしょう。

↑ 立てかけて全体像を写真に撮りました。なかなか格好良いデザインだと思います。日本人のためのギターですが、マーティンのドレッドノートよりも厚みのあるボディーだそうです。抱えやすさよりもサウンドを重視した結果でしょうか。個人的には、抱え難いという程ではありません。

 YAMAHAのFG-180ですが、ジャパンビンテージの最高峰として、銘機の名を欲しいままにしていますが、弾いてみると、それも頷けます。当時の職人たちは、世界にYAMAHAのギターを売り出そうという壮大な思いを抱いて、このギターを開発したのでしょう。コストの問題で、オール合板に格下げされてしまいましたが、合板には合板の良さがあると言わんばかりのサウンドに仕上がっています。

 本機を元にした、復刻版とも言えるThe FGにも興味が湧いて来ました。何となく、YAMAHAはありふれているし、初心者用のモデルが多いイメージなので、最近は敬遠していましたが、アリかもしれません。初心者の頃には、僕もYAMAHAのDRシリーズやFSシリーズを所有していました。現在は手放してしまいましたが、日本人ギタリストの大多数が、僕のように、一度はYAMAHAを手にした事があると思います。そう考えると、その原点である本機を所有出来ることは、大変に光栄なことです。大切にしていきます。

 


Roland キーボードアンプ KC-150

2015年05月06日 00時59分35秒 | バンド機材

 Rolandのキーボードアンプ KC-150です。60Wの出力です。長男のKORG SV-1-88用に購入しました。家庭で使用する分には、十分な出力です。音質もかなり良いです。4ch仕様なので、キーボードだけでなく、ギターやマイクも繋ぐことが出来ます。ちょっとしたセッションも出来てしまいますね。モノラル仕様なので、ステレオアンプのようにコーラスは綺麗に響きませんが、通常の使用では、かなり良い感じです。

 実は、以前の職場に本機があり、良い音質と、タフな使用状況でも壊れない頑丈さは実感していました。職場では20年以上酷使されていますが、全く壊れる気配がありません。プロがキーボードアンプとしては勿論、ステージのモニターアンプ等に使うこともあるようですので、性能は折り紙つきです。

 我が家では、長男のキーボード用としてだけでなく、長女がマイクを繋いで勝手に歌っています。保育園で覚えてきた歌を楽しそうに歌っています。マイクを通した感じが楽しいようです。今後は自分もエレアコを繋いでみようかなと思います。

↑ コントロールパネルです。4chあるので、キーボード、エレアコ、マイクを繋いで、簡易PAとしても使用できます。スイッチやノブは頑丈で、壊れにくそうです。以前の職場で、耐久性は確認済みですので、非常に安心です。

↑ チャンネルごとに、ヴォリューム調整が可能です。単純ですが、使い易いですし、これで十分です。

↑ スイッチはプラスティックですが、比較的頑丈そうな部品を使っています。ヘッドフォン端子もあります。端子を止めるネジも太くて頑丈そうです。

↑ 2バンドのイコライザーと、マスターヴォリュームが付いています。非常にシンプルですが、必要十分な機能です。使用する際に迷うことは無いでしょう。

↑ リアパネルです。キーボードはステレオなので、2ch使用しています。モノラル出力よりも、空間系のエフェクトの乗りが格段に良くなります。まぁ、アンプ自体がモノラル仕様なので、2スピーカーのステレオアンプのようにはいきませんが、家庭用ならこれで十分です。家庭での使用では、オーバークオリティーなくらいです。

 今後は、音楽をかけたり、TVに繋いで映画を見たりしてみようかと思います。出力は60Wですが、楽器用なので、音圧が結構ありまして、非常に良い感じです。フルヴォリュームにしたら完全に近所迷惑です。

 若干大き目で場所を取りますが、非常に良い買い物をしたと思います。とにかく音が良くて頑丈ですから。

 


KORG ステージピアノ SV-1-88

2015年05月06日 00時21分03秒 | バンド機材

 KORGのステージピアノ SV-1-88を購入しました。ピアノを習っている長男の練習用です。自分は鍵盤はロクに弾けないので、今まではカシオの73鍵盤のエレピしかありませんでした。長男がピアノを習っているのですが、我が家には他に鍵盤が無いので、それで練習をしていました。さすがに長男もピアノを習い始めて3年経ちますので、鍵盤の感触がどうのとか、音がどうのとか、鍵盤の数が違うとか言うようになりまして、この度、ピアノに近い鍵盤のタッチがあるRH3鍵盤搭載の本機を購入した次第です。

 このRH3鍵盤ですが、ネットで調べた範囲では、結構評判が良いようです。高級機種に搭載されるウォーターフォール鍵盤のようにはいかないのでしょうが、長男によれば、かなりリアルな弾き心地だそうです。これでピアノを弾いた際に違和感が生じることも無くなりそうだとのこと。10万円台の機種に搭載される鍵盤の中では比較的自然な弾き心地だとの評価でしたが、長男が気に入ってくれて良かったです。

 ピアノと同じ88鍵盤であることも選択した理由の一つです。コンパクトな73鍵盤仕様もありますが、長男の希望で88鍵盤仕様にしました。やはりピアノと同じ鍵盤数が良いとのことでした。まぁ、当面は持ち運ぶことも無いでしょうし、この際、大きさには目を瞑りましょう。ちなみに、専用ケースも付属していましたが、すぐにクローゼット行きになりました。いつか使う日が来るのでしょうか?

↑ 真空管搭載です。ギタリストの自分は、鍵盤は完全に門外漢ですので、本当の意味では性能を分かっていません。何か、真空管が搭載されているのが格好良いなぁという感じです。電源を入れると、真っ赤に輝きます。

↑ イコライザーやエフェクトが搭載されています。直感的に操作することが出来るインターフェイスが良いですね。子どもでも使い易そうです。長男が色々いじってい楽しんでいます。

↑ アンプタイプを選択することが出来ます。アンプによって音が劇的に変わるのは、鍵盤もギターも同じです。

↑ 基本的なサウンドは、6×6のつまみで36種類を選択できます。それを元にエフェクトで音を作り込んでいく感じです。単純で使い易そうです。8つのメモリーも付いており、登録しておけば簡単に好みの音を呼び出せます。

↑ モジュレーションやリヴァーヴ、ディレイも付いています。全て単純なダイヤル式です。使いようでは、かなり音を作り込めそうです。

↑ 電源スイッチもレトロで趣があります。全体的に、真空管が搭載されていたり、ダイヤル式のインターフェイスだったりと、レトロな雰囲気満載です。自分はピコピコした鍵盤の音は嫌いです。オルガンが最高っていう感じですので、デザインや操作系も、単純でレトロなものを無意識に選ぶのかもしれません。まぁ、ギタリストですから、音楽に限って言えば、アナログ至上主義なんです。

 と言うことで、小4の長男用の練習機として、購入した本機ですが、これから活躍してくれることと思います。音はかなり良い感じです。長男が上手くなったら、宅録の際に、本機で、鍵盤パートを入れてもらおうかなと思います。


モクズガニ捕獲(南房総 館山 坂田海岸)

2015年05月05日 14時36分07秒 | 釣り・磯・干潟

 南房総館山市の坂田海岸で、モクズガニを捕獲しました。モクズガニは千葉県では数が大変減っており、貴重な生き物になっています。レッドデータではDランクの準絶滅危惧種に指定されています。

 モクズガニは有名な上海蟹と同属異種で、日本各地で食用とされています。海と川を行き来する種なので、主に河口域で捕獲されます。この坂田海岸にも、小さい川が流れ込んでおり、モクズガニが生息できる環境です。こうした環境を守っていかないといけませんね。

 当日は2月の厳寒期でしたが、南房総は暖かく、磯遊びも十分可能です。上の写真は、小3(当時)の長男がモクズガニを捕獲したところです。これだけ大きなカニを捕獲したので、かなり興奮していました。

↑ 坂田海岸の磯付近です。穏やかな入り江になっております。

↑ 坂田海岸は東京湾口に位置していますので、水質はかなり良いです。透明度が違います。

↑ 干潮時には広大な磯が現れます。生き物を探し放題です。

↑ 磯の先の方も、入り江で波が穏やかなので、波をかぶる心配は少ないです。

↑ こうした岩の隙間にカニやエビが潜んでいます。

↑ ひじきがたくさん生えており、岩の上を歩く際には注意が必要です。ひじきの下の様子が分かりませんので。

↑ ヒライソガニです。お馴染みの磯の住人です。

↑ モクズガニ発見です。石をひっくり返したらいました。ひっくり返した石は必ず元に戻しましょう。また生物が帰って来ますので。生態系をあまり荒らさないのが磯遊びのマナーです。

↑ モクズガニを長男が網で捕獲しました。

↑ またまたモクズガニ発見です。

↑ 今度は、3歳(当時)の長女が捕獲しました。

↑ モクズガニを水槽に入れました。

↑ ヒライソガニです。

↑ サラサエビの仲間でしょうかね?ちょっと色がくすんでいるので、サラサエビとは違うようですが、形も大きさもそっくりです。近似種のヤイトサラサエビでしょうか?

↑ ヒライソガニです。いくらでもいます。

↑ 水槽の様子です。生き物で一杯になります。普段遊んでいる内房の勝山とはやはり海の底力が違うようです。磯の生き物一匹一匹の大きさが違います。ここまで来ると、生態系も非常に豊かになります。

↑ 水槽を上から覗いてみました。この後生き物たちには皆、海にお帰りいただきました。1時間程度でしたが、十分に楽しませてくれました。南国房総でも、さすがに真冬なので、長時間磯に居ると寒くなります。1時間程度で切り上げるのが賢明です。