ハードロックを奏でよ!!

ロックな視点から...? 楽器、料理(グルメ)、車、育児、生き物等について、記していきます。

BOSS GS-10

2012年01月17日 07時14分33秒 | バンド機材

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 音楽の機材関係の記事が続きます。ブログタイトル通りの記事を増やしていかないと、、、。

 BOSSのGS-10です。アンプシュミレーター兼マルチエフェクターです。モニター用の小さいスピーカーも搭載していますので、家での練習にも使えます。もちろんヘッドフォン端子も付いていますので、サイレントでの練習も可能です。

 今となっては、もう旧式のもので、パソコンとの連携機能は現在の機種には遠く及びません。しかし、直感的なインターフェイスなので、実際のアンプやエフェクターのように、アナログ感覚で操作できるところが魅力です。アンプシュミレーター部分だけならL社の物が出回っておりますが、エフェクターまで直感的に操作できるのは本機の良いところです。

 僕の場合、実際にはエフェクターはほとんど使用しません。マーシャルにレスポール直入れ派なのです。しかし、シュミレーターで音を作る場合、マーシャルのシュミレーターを使っても、空気感や箱鳴りは、実機と全く同じにはなりません。これは環境によって変わってしまう部分なので、仕方がないと思います。自分の好みのアンプのシュミレーターを使って、いつも通りのセッティングにしても、スタジオで鳴らしている音とはどうしても違って聞こえてしまいます。なので、ここは割り切って、発想を変え、様々なアンプやエフェクターを駆使して、自分の好みの音を純粋に追及した方が、好みの音に辿り着けるような気がします。

 その上、本機には、僕がスタジオやLiveハウスでいつも使用する、マーシャルのJCM900系のシュミレーターは搭載されていません。仕方が無いので、JCM800中域ブースト改造仕様のシュミレーター(そんなマニアックなのより、JCM900系やJCM2000系のシュミレーターが欲しかった、、、)に、マーシャルのオーバードライブのガヴァナーを組み合わせています。アンプでGainを稼がずに、ガヴァナーでGainを調整したり、逆にアンプでGainを高く設定し、ガヴァナーをブースターとして使ったりしていますが、最近では前者の方が好みのセッティングで、多用しています。

 このセッティングはマーシャルの無いスタジオで、仕方なくジャズコーラスにガヴァナーを咬ませて使っている経験から導き出した答えなのです。色々試しましたが、これが一番自分の音に近いイメージです。L社のP機を使えば、JCM900系やJCM2000系のシュミレーターが普通に搭載されているので、そちらを使用する方が良いのかも知れませんが、何となくBOSSに愛着がありまして。別にRolandの回し者じゃありませんけど、何となく使わなきゃいけないような気がするんですよね、静岡県出身の身としては。同じ理由でYAMAHA製品も、応援しなくちゃいけないかなぁと。でもYMAHAはあまりRockっぽくないので、使える製品がチューナーくらいですけど。

 セッティングの話に戻りますが、本機では、音を拾うマイクやマイクの設置位置のシュミレートも出来ます、というかしなければなりません。かなりマニアックに設定できます。僕の場合はマイクで拾った音ではなく、実際に耳で聞いた音に近くなるよう、フラット特性のマイクをオフセットで角度は45度くらいをイメージしてセッティングしています。これも色々試してこのセッティングに辿り着きました。定番のSHUREのSM57とか、コンデンサマイクとか、色々試したのですが、これが自分のイメージに一番近かったです。

 他にも、スピーカーのシュミレーターがあります。これも色々なセッティングが出来ます。それこそ、マーシャルのヘッドにフェンダーのスピーカーとか、その逆とか、現実ではなかなか出来ないようなセッティングを自由に出来ます。シュミレーターの利点ですね。自分の場合は、マーシャルの1960をイメージしたシュミレーターを仕様しています。10インチ×4発のキャビネットで鳴らします。2段スタックの8発の方がRockっぽいのですが、4発の方がイメージ通りの音でした。他にも12インチ×8発みたいな、ヘヴィーロック限定仕様みたいなのも出来ますし、ブルースっぽい10インチ1発とか8インチ2発のような渋いセッティングも出来ます。

 まぁ、シュミレーターの場合、そういう感じで、あまり先入観にとらわれずに音を作っちゃった方が良いようです。僕の場合、それでもこだわりを捨てきれず、マーシャルからは離れられないのですが、、、。本当はもっと別のセッティングにした方がイメージ通りの音が作れるのかも知れませんけど、まぁ、完全にこだわり捨てちゃうと、Rockじゃないですからね。

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↑ 斜めから。ヘッドフォン端子とギターの入力端子はこの位置です。やはり入力と出力が両方表側にあると使いやすいです。裏入力に表出力だと、スタジオとかではいいのですが、家での使用ではこちらの方が断然有利です。

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↑ 背面です。マイク入力がありますが、これはボーカル用です。マイクプリアンプのシュミレーターも付いています。宅録には便利です。電源が背面にあるのは若干使いにくいですね。これはマイナスポイント。スタジオやLiveでの使用にも耐えるよう、アンプへの出力や、Line出力も可能。もちろんMIDI対応です。USB端子もあり、PCとの連携も一応出来ます。電源は附属のアダプターを使用します。



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