お盆休みの内房大六海岸の様子です。いつも閑散としている大六海岸ですが、さすがにお盆休みは多少混雑します。
それにしても、この日は非常に水の透明度が高く、東京湾とは思えないくらいの綺麗な海です。この日に遊びに来たい人は本当にラッキーですね。
↑ 砂浜の全容です。たくさんの人が訪れていますね。基本的にはファミリー層ばかりです。海の家もありません。駐車場もかなり限られています。
↑ 写真の辺りは海水浴期間中は遊泳できません。非常に水質は良いですが、人が多くて騒がしいので、この日は海水浴はパスしました。やはり静かな海が一番です。
海水浴シーズンが終わり、秋になれば、人も少なくなり、泳ぎ易くなります。気温は多少下がっても、しばらくは水温は高いので、9月中旬頃までは、十分に泳ぐことが可能です。その先は根性の問題になって来ますが、我が家は10月頃までは泳ぎたいと思っています。
8月上旬の内房の大六海岸の様子です。天気も良く、水の透明度もそれなりに高い、絶好の海水浴日和ですね。8月1日からは海水浴場としてオープンし、監視体制も整いましたので、この海岸にも大分たくさんの人が来るようになりました。ほとんどがファミリーですね。遠浅で、波も穏やかなので、子どもを遊ばせるにはちょうど良い海岸です。波や広い賑やかな砂浜、海の家等を望んでいる方には物足りないかもしれませんが、この鄙びた感じが僕はたまらなく好きです。大騒ぎする人も少なく、静かに海を楽しめると思います。こうした、ファミリーが安心して遊べる静かな海岸は大変貴重なので、大騒ぎしたい方は、出来れば別の海岸に行って欲しいです。周辺には大きくて賑やかな海岸がいくらでもありますので。
↑ 水の透明度が、この時期にしてはかなり高い日でした。シュノーケリングも楽しめそうです。勿論この後シュノーケリングをしました。
GW明けの某日、子どもを連れて、千葉ポートタワーに散歩に行きました。海の偵察も兼ねています。写真の通り、雲一つない晴天です。気温も高く、夏日でした。
↑ 海の様子です。かなり濁りが入っています。波は穏やかですので、風のせいで砂が巻き上げられたのではありません。富栄養状態になっており、プランクトンが発生している模様です。赤潮に発展しなければ良いのですが。
海からの風が、夏に近い香りでした。千葉市特有のスモッグの臭いと、少し生臭い潮風が混じって、正直テンションが下がる臭いです。水の状態も写真のように濁っていますし。
まぁ、千葉の海は、一昔前はいつもこのような感じだったので、懐かしいと言えば懐かしいのですが、最近の綺麗になった海に慣れていたので、やはりこのような状態を見ると心が痛みます。
多分、貝等の底生生物にしてみたら、餌以外の何物でもないのでしょうけどね。そうであってくれることを願います。頑張って水を浄化してもらいましょう。
内房勝山の別荘付近の漁港を探索しました。当日はGW中でしたが、風が強く、海で遊ぶのは危険だったので、子どもたちと漁港周辺を散歩しました。
写真はボラの稚魚です。漁港内を泳いでいたところを網で捕まえました。
↑ クマバチです。あまりの強風のためか、路上に止まっていました。体も大きく、黒くていかつい様子から、凶暴なのではないかと思われがちですが、比較的おとなしい蜂です。まぁ、刺されるのは嫌ですが。
ということで、当日は強風で、散歩もままならない状況でした。早々に別荘に引き上げました。これでGWも終わります。前半は海に入って満喫しましたが、後半は、ジェットスキー連中が我が物顔で海岸を占拠していたり、強風だったりして、海で遊ぶことは出来ませんでした。少々残念で寂しい気もしますが、また週末には遊びに来るので、海については、その時にリベンジすることにします。まぁ、長男は昆虫採集と散歩だけでも十分楽しかったようなので、親としては一安心です。
↑ 内房勝山の大六海岸付近の磯で、ウミガメの死骸を見つけました。最初は流木か、大きなゴミが落ちているのかと思ったのですが、良く見てみるとウミガメでした。
何故ここで力尽きてしまったのかは分かりませんが、無念の表情に見えますね。それにしても、内房にウミガメがいるとは思いませんでした。外房にはウミガメが産卵に来るのが有名ですが、内房ではあまり聞きません。外房ではアオウミガメ、アカウミガメ、タイマイが見られるようですので、この亀も、そのうちのどれかなのでしょう。
千葉県では、ウミガメの産卵場所になっていることから、特に、日本が産卵場所として重要なアカウミガメに関して、保護を行っているようです。ウミガメが、内房で産卵するのを見ることが出来る日が来るのを望んでいます。
内房勝山の別荘から、散歩しながらODOYA勝山店前の磯まで、長男と2人で磯を中心に散策しました。上の写真が、ODOYA前の磯です。この辺りではかなり大きな磯であることと、国道沿いなので、いつも人が居る場所です。
ちなみにODOYAは、南房総を中心に展開するスーパーです。地元の食材が豊富に置いてあり、人気があります。地元の人も、観光客も利用しており、いつ行っても盛況です。千葉市周辺まで展開してくれると有難いのですが、色々と事情があるのでしょう。南房総に来た際には、お勧めのスーパーです。
↑ 別角度からの写真です。洗濯板のような岩が、干潮時にはむき出しになります。この岩には、様々な生き物が付着していますし、タイドプールにもたくさんの生物が生息しています。取り残された小魚を見ることも出来ます。
↑ 岩には、写真のように、貝やイソギンチャクが付着しています。
↑ 拡大写真です。2枚写真を撮りましたが、両方ともピンボケになってしまいました。
↑ イソギンチャクです。タイドプールになかには、無数のイソギンチャクが触手を広げていました。
↑ 長男が、イソギンチャクを棒で突いて引っ込めて遊び始めました。写真は、ヨロイイソギンチャクですね。石を体に鎧のように付着させています。
↑ 磯の全景です。ちょっとした干潟になっている部分もありました。
↑ 帰り道で、クマバチを見つけました。かなりの大きさなので、ビックリしますが、スズメバチのように危険な種ではありません。見た目と羽音で、警戒されますが、毒もスズメバチほど強くは無く、性格も凶暴ではありません。
当日は、生憎の曇天でしたが、散歩がてら磯遊びを楽しむことが出来ました。ODOYA前の磯は、かなり広大ですが、人の目に触れ易い場所にあるためか、貝類や海藻類は捕獲され尽くしている感があります。ビニール袋片手に、スガイやクボガイを採取している人もいました。それでも、食材の調達を目的としなければ、十分に楽しめる磯だと思います。
内房勝山の大六海岸付近の漁港で、アメフラシを捕獲しました。以前から上の写真の漁港内に巨大なアメフラシが多数生息していることに気付いてはいました。長男がどうしても網で捕獲したいと言うので、今回捕獲することに。
↑ 捕獲したアメフラシです。アメフラシやウミウシの仲間は、この海域には沢山生息しています。特にアメフラシは、潮間帯に生息しており、大きいことから、散歩していて目に触れることが多いと思います。地域によっては食用にするようで、近くを通りかかった漁師さんが、「外房の人は食べるので、ここまで獲りに来る人がいる」と言っていました。
少し調べたところ、確かに食用にする地域があるようです。ただ、あまり味が無いらしく、万人受けする食材では無さそうです。
↑ 白っぽい個体です。黒っぽい個体と、白っぽい個体がいます。
↑ 黒っぽい個体が雨を降らしました。ある地域では、染料にしていたこともあるそうなので、服に着いたら大変です。
↑ 白っぽい個体も、負けじと雨を降らせます。子どもたちは大喜びです。とにかく沢山のアメフラシがいるので、こうして網で捕まえるだけでも、かなりの時間楽しむことが出来ます。
↑ またビンと大きさを比較してみました。2匹一辺に長男が網で掬ったのですが、網が壊れるかと思うような重量感でした。柄がしなっておりました。
↑ 白っぽい個体の海の中での様子です。カタツムリみたいですね。アメフラシも貝の仲間なので、体の中には小さい貝殻があります。隠れることは不可能ですが。
↑ 黒っぽい個体の海の中での様子です。写真に撮った個体は、ごく一部だけです。この漁港だけでも、かなりの数のアメフラシを捕獲出来ました。紫の液を出すことが子どもたちには楽しいらしく、飽きずに2時間くらいアメフラシと遊んでいました。動きも遅いので、子どもでも簡単に捕まえることが出来、子どもの遊び相手には良いかもしれませんね。液が服に着かないようにだけ注意が必要ですが。
↑ 別荘への帰り道で、ハマダイコンの花が咲き乱れているのを見つけました。春真っ盛りですね。野草ですが、これだけまとまって咲いていると、結構綺麗です。
3月中旬に、自宅近所の千葉ポートタワーに子どもを連れて散歩に行きました。3月も中旬になると、長男の学校も短縮授業になり、午前中で授業が終わって帰宅します。長男が、ポートタワーの前の海を偵察したいと言うので、連れて行った次第です。
↑ 当日は満潮に近かったので、結構水深がありました。写真の場所で1m程の水深でしょうか。良く見ると、ボラの稚魚が群れで泳いでいます。
最近は、ハゼの稚魚を見ることが少なくなってきました。数年前には大発生して、夏にはハゼ釣りの人で賑わったのですが、ここ2-3年は稚魚さえ見ません。少々心配です。
ボラやスズキの稚魚はたくさん見ますし、ギンポの稚魚も岩場の陰には結構います。鰈の稚魚も時々見かけますし、メバルやアイナメ、カサゴ等のロックフィッシュの稚魚も少ないながらも見かけます。ジャコエビやアサリ等の貝類も以前よりも増えている実感があります。しかし、ハゼは見かけません。
他にも、10年くらい前まで、この海域には、夏から晩秋にサッパやシコイワシ(背黒鰯)が回遊し、秋から初冬まではサヨリもやって来たものなのですが、そうした回遊魚も最近では見かけなくなりました。
一度失われた環境はなかなか元には戻りません。この海域には酸素供給機を千葉県が実験的に設置して、赤潮や青潮の被害から干潟の生物を守る実験をしています。そうした成果で、貝類やエビ類は増えていると思いますし、スズキやボラも増えているように感じます。ですが、東京湾奥部の主役であるマハゼの姿を見ないのは寂しいですし、回遊魚も戻ってきてほしいと思います。
自治体の環境保護の取り組みが実を結んでくれると良いと、切に願っています。子どもたちの世代に、豊穣の海を復活させて受け継ぎたいものです。
それには、この場所で子どもたちがもっと遊ばないといけないようにも思いますね。親の世代が自然で遊ぶという発想が無く、連れて来ないのかもしれませんね。子連れの姿は、奥の芝生等では良く見かけますが、海の周辺ではあまり遊ばせない様子です。まぁ、濡れちゃうと連れて帰るのが大変だということもあるのでしょうが。しかし、子どもの頃に自然で遊んだ経験は、後々確実に生きてくるものだと思いますので、是非この場所を活用してほしいものです。大人が犬連れて散歩するだけの場所では、この公園の意味が半減してしまうように感じます。
少々持論を展開しすぎましたね。まぁ、もっと子どもが遊んでいる姿を見たいなぁというだけのことなのです。折角楽しい遊び場があるのにもったいないですからね。取りあえず、自分の子どもを頻繁に連れて来ようと思います。
↑ 帰る頃には夕暮れでした。千葉市の空気はお世辞にも綺麗とは言えませんので、内房のように素晴らしい夕焼けとはいきませんが、それでも十分に美しいです。海に沈む夕日と言うのは良いものですね。
3月上旬に千葉ポートタワーに子どもを連れて散歩に行きました。ポカポカ陽気で、水も澄んでおり、東京湾奥部としてはトップクラスの透明度になっておりました。上の写真は、ポートタワーを人口渚から撮影したものです。
↑ 近年は水質も随分と改善され、この人工干潟にも生き物がたくさん生息しています。ですが、さすがにこの透明度が見られる日は少ないです。2-3日風が吹かず、穏やかな日が続かないと、ここまでの透明度にはなりません。
↑ カルガモの親子が餌を探して泳いでいました。都会の真ん中ですが、のどかな風景です。こうした都会の真ん中で、車横付けにして、気軽に自然と触れ合える数少ない場所です。もう少し潮が引くと、潮干狩りが出来るのですが、今日は長男がピアノ教室に行く日なので、散歩だけで我慢です。