聖書に学ぶ神のみことば

teacherが感じ、思ったことなどをいろいろと綴ります。聖書の一節をちょっと添えて。

1月29日・第5主日礼拝から~ヨブ記は「神義論」の書~

2006-01-30 22:43:28 | みことば
人生の問題は、すべて神理解に帰着する!!

 昨日の礼拝後、また風邪がぶり返したのか体調悪。鼻水が止まらないせいか、頭痛がひどい・・やはり暖房のない職場で土曜日に5時間も過ごしたツケがきたようだ。(サービスで勤務しているのに、暖房が入らないというのは、やはり酷い。といっても、ひどい電気設備の職場なんで、電気ストーブ1000Wくらいコンセントオンにすると、ブレーカーが飛んでしまって、仕事どころではなくなってしまうのですよ・・・)

 知恵文学の最高傑作とされるヨブ記。これを単なる「文学」と読むのは間違い。主人公ヨブの生き方を通して、神の義、神の愛を考える神義論ともいえる書なのであります。

 川崎牧師は、よく言います。「人生の問題はすべて神理解に帰着する」と。
主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。(ヨブ記1章21節)
The Lord gave and the Lord has taken away; may the name of the Lord be praised.

 この1章21節には、苦難の中で人が立ち上がれる帰結がみてとれます。これは、間違いなく確信の言葉であって、決してあきらめの言葉ではないのです。いつも神にゆだねるという点で、神の前に義なる人であったヨブのすべてをあらわしているといっていいと考えます。
 ヨブ記を読んでいくと、2章9節に、ヨブの妻自身がヨブに向かって、「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神をのろって死になさい。」とまで言う場面があります。旧約の世界には、いわゆる男尊女卑の思考がかなり生きている時代観がありますので、この妻のセリフはかなり異様であって、いかにヨブが信仰にあつい人であったかが理解できます。

 いつも神にゆだねること。これが信仰です。ヨブの生き方は、私たちの信仰生活に問いかける部分が多々あります。

 「ヨブ記」の通読は、やはり必須のことです。信仰を強める鍵が明らかにこのヨブ記には書かれています。

 明日はまた出そうな・・・今日は今日で3月中旬の暖かさ。この寒暖差も風邪が完全に治らない原因かな~夕方医者へ行ったら、高い高い抗生物質が投薬されました。まあ、いつもたいていはその薬で治ってきているので、しっかり飲むことといたしましょうか。

 明日で1月終わり。こんなペースが続いたら2006年どうなっていくんだろう。不安。そう、ゆだねるしかないのです。

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