聖書に学ぶ神のみことば

teacherが感じ、思ったことなどをいろいろと綴ります。聖書の一節をちょっと添えて。

1月第二主日 「深みに漕ぎ出しなさい」

2006-01-13 22:29:15 | みことば
「深み」ってどんなもの??

ルカ福音書5:4 「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい」

 1月8日の礼拝は、この2006年聖句がメッセージのテーマでした。「深み」ってどんなものなのでしょう?そして「深みに漕ぎ出す」ってどんなことなのでしょうか?
 みことばは、弱い者を強く「沖」へと押し出してくださる力を持っています。ルカ5章にあるこの「大漁の奇跡」のシーンですが、5章を読んでいくと、実はシモン・ペテロは、イエス様に対してきつい口調で反論しているのです。(5節)

 「先生。私たちは、夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でも、おことばどおり、網をおろしてみましょう。」
Simon answerd, “Master, we've worked hard all night and haven't caught anything. But because you say so, I will let down the nets.”

日本語だと、あまり「反論」的な意図は伝わってきませんが、英語だとbecause you say soという部分に、いかにも「しぶしぶやってみます」という行間が出ています。そして、シモン・ペテロは「Master=先生」とイエス様に呼びかけています。しかし、網にたくさんの魚がかかったことで、8節になると、「主よ。私のような者から離れてください。私は、罪深い人間ですから」というように、「主よ=Lord」という呼びかけ語に変わるのです。
 これは、みことばを信じることそのもの、つまり信仰は、いつでも誰でもどこでも見出していけるものであり、そのこと自体、それほど難しいことではないことを我々に示してくれています。そして、その信仰をちょっと先に進めて行けば、つまり「深みに漕ぎ出して」みれば、誰でもみことばの力を経験できるということが示されているのだといえます。

 神の臨在にふれるとき、信仰の目が開かれます。どうか、私たちの信仰生活も、日々の生活で全領域にわたってイエス様を賛美できるものでありたいと思います。

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 明日は久しぶりにそうなんだけど・・どうかな??大学は冬休みが終わり、今日から講義があり、疲れました~「学生さんよ~もう少し勉強してね」っていうホンネ でもとりあえず2006年度の大学講義は終了であります。ほっとしました。神が導いてくれた平安と喜びに感謝・感謝であります。