マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展のこと

2020-12-06 00:59:20 | 日記
3日に、大阪の国立国際美術館で1月31日まで開催されている「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に行きました。
東京展の方に行こうと思っていましたが、骨折のためと、コンサートが9月10月にあったので、終り頃行こうかと思った時にはすでにチケットは売り切れで、ならば大阪展の方…と。
行ける日は限られているので、早めにチケットは取りましたが、大阪の方は、チケットにも余裕があったようです。
16時からだったので、人も多くなく、たぶん東京よりゆったりと見ることができたのだと思います。
展示作品は、思ったほど多くはなく、疲れるということもありませんでしたね。
注目作品は、やはりゴッホの「ひまわり」、フェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」、モネの「睡蓮の池」などでしょうか。
私が気になった作品は、こういう有名どころではなく…です。
カルロ・クリヴェッリの「聖エミディウスを伴う受胎告知」は、見どころがいろいろあるようですが、パッと見た時、すごく立体的に見えて不思議な感じでした。
フェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」は、女性が手を置いているところに、鍵盤がない…。
構図として隠れているとも言えないなぁ…とか…。
ウィレム・クラースゾーン・ヘーダの「ロブスターのある静物」は、コップの透明感が本物っぽい。
犬が描かれている絵が多いな…とか。
どこかに必ずと言っていいほど犬がいるのですよねぇ。
ヘリット・ファン・ホントホルスト「ボヘミア王妃エリザベート・ステュアート」
ジョージ・スタップス「ミルバンク家とメルバーン家の人々」
白い牛の顔がおもしろいと思ったのは、アルベルト・カイプの「羊飼いに話しかける馬上の男のいる丘陵風景」。
花の絵でいいなと思ったのは、アンリ・ファンタン=ラトゥールの「ばらの籠」。
他にも、気になった絵はけっこう多かったですね。

今回は、小さいサイズのミニ図録があって、重くないしかさばらないしで、買いました。