日本人が知らない日本の英語教育の秘密
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【今日の学習】
今回も中3配当の学習となります。中3配当の学習は1年、2年で学んだことの集大成であり、今まで学んだことが基礎となります。
今回は根本的に日本の英語教育の問題点について述べます。
今回指摘することはとても重大なことです。
ネットで公立高校受験「英熟語+連語表現300」と題するページがありました。
その記事の中に、以下のような項目がありました。
May I ~? 「~していいですか?」
Shall we ~? 「~しませんか?」
Shall I ~? 「~しましょうか?」
Why don't you ~? 「~しませんか?」
Why don't we ~? 「いっしょに~しよう?」
Will you ~? 「~してくれませんか?」
Would you like to ~? 「~しませんか?」
どうしてこれらがフレーズとして、つまり「意味ある単位」として登場してるのか? 私にはまったく理解ができません。
学校や学校、あるいはNHKの英会話講座でも、市販の参考書、あるいはネットの英語講座でも、彼らは「助動詞は動詞の原形をとる」と教えています。それなのに「動詞の原形」とを外して、このようなフレーズを丸暗記したら、「英語が話せる」とか「英文の読解ができる」と教えているのです。
英語発想を知らないで、便宜的に丸暗記を勧めるという安直な指導法であることに気づかない、思考停止の人たちです。
ここまで、読まれてきて「我が明治時代から延々と続いてきたわが国日本の英語教育に何が文句があるのか?」と言われそうなのです。さっそく英語発想について述べます。
ヒントは、「疑問文のShort Answer」にあります。
例えば、May I ~?「~していいですか?」やShall weは、以下に赤文字のフレーズが続いている、これが英語発想なのです。
May I go to the movies?
映画に行っていいですか?
Yes, you may go to the movies.
はい。映画に行っていいですよ
Shall we play some games?
ゲームをしませんか?
Yes, let's play some games.
はい。ゲームをしましょう
一方、これらは、ファンクションメソッドにおけるファンクションフレーズとしているものです。
しかし、上の記事には以下のフレーズかぽっかりと抜け落ちています。
英語の最もベーシックとなるフレーズです。
日本の英語教育ですっぽりと抜け落ちているのは英語発想です。
「be動詞の疑問表現は be動詞の前に主語を置いて作る」
「一般動詞の疑問表現は do, does, didを使う」
「未来形の疑問表現は willを使う」
「現在完了形の疑問表現はhave, hasを使う」
be動詞系列
Are you ~? 「~な存在ですか?」
Why are you ~? 「なぜ~な存在ですか?」
Were you ~? 「~存在したか?」
Why were you ~? 「なぜ~な存在でしたか?」
Are you afraid of dogs?
あなたは、犬が恐いのですか?
Yes, I am afraid of dogs.
はい。犬が恐いよ
一般動詞系列
Do you ~? 「~するか?」
Why do you ~? 「なぜ~するか?」
Did you ~? 「~したか?」
Why did you ~? 「なぜ~したか?」
Do you like dogs?
あなたは、犬が好きですか?
Yes, I like like dogs.
はい。犬が好きよ
※一般動詞の否定文や疑問文にdoやdidがなぜ使われるのか、教育文法は説明していません。
doやdidは「強意」の意味があるのです。だからYesやNoで応答する場合、これらを使うことになります。
I do like dogs?
あなたは、絶対犬が好きよ
be動詞・一般動詞系列共通 未来形
Will you ~? 「~するか?」
Why will you ~? 「なぜ~するか?」
Will you be here?
あなたは、ここにいるつもりですか?
Yes, I will be here.
はい。ここにいるつもりです
Will you stay here?
あなたは、ここにいるつもりですか?
Yes, I will stay here.
はい。ここにいるつもりです
be動詞・一般動詞系列共通 現在完了形
Have you ~? 「~ユウしたか?」
Have you been afraid of dogs?
あなたは、ずっと犬が恐かったですか?
Yes, I have been afraid of dogs.
はい。ずっと犬が恐かったよ
Have you ever liked dogs?
あなたは、かつて犬が恐かっことがありますか?
Yes, I have ever liked dogs.
はい。かつて犬が恐かっことがあります
今回の結論はまったく簡単です。そしてこれをきちんと教えられなかったから、日本人は英語音痴にさせらのです。
つまり英語発想は、黒文字で表記したファンクションフレーズと赤文字で表記した補語・動詞フレーズの順列・組み合わせで成り立っているということ。
どちらもフレーズ、つまり意味ある単位であるから、学習時間に応じて英語の語彙が定着・蓄積していくことになります。
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