[お知らせ]
今月中に当研究会の教材をご購入の方への「電子出版本」無料進呈を復活しました。
「コミニカ中学英語基礎編」は、全国の多くの塾やフリースクールで続々採用されています。
最近では,社会人グルーブの方々のための英会話講座などで使われるが目立ってきています。
プリント1枚に基本的に11の英文の生産ができプリントを一枚、一枚こなす毎に、生徒たちは達成感を持ち、次のプリントに向かっていきます。
問題シート(プリント)の総枚数は1,152枚と膨大なものとなっています。
この具体的な内容については以下のブログをご覧ください。
ブログ「書いて聞いて覚える中学英語学習」
[今日の学習]
今回は中3配当の学習です。
個別の説明は過去記事でご覧ください。
中3配当第2級「不定詞の展開表現」の用法で学ぶこと
「コミニカ中学英語基礎編」では、文を分かりやすく説明するために5つに分類しています。
ただし、今回登場するto+原形動詞フレーズでは句(フレーズとして)導かれることになります。
(1) 「~は、ナニ だ」句 補語が名詞のもの
(to) be a doctor
(2) 「~は、ドンナだ」句 補語が形容詞のもの
(to) be happy
(3) 「~は、イる・アる」句 補語が*方位語のもの
(to) be here
(to) be with you
(4) 「~は、ユウする」句
(to) have breakfast
(5) 「~は、ドウする」句
(to) eat this cake
当教材中3配当第2級では、それぞれ一つの項目につき11の文を生産します。この第5級では約130の英作や応答文をこなします。
最後に音声を聞き、日本語をとっさに英語で言えたら次に進むことになります。
[総合的な解説]
ここでは原形動詞フレーズ(不定詞)の用法を学習します。
今回は以下のタイプのものです。
(1) ask+ O + to+原形動詞フレーズ
(2) tell+ O + to+原形動詞フレーズ
(3) want+ O + to+原形動詞フレーズ
いずれも、「未来的なイメージを持つ」ということが大切です。
[発想法]人に、to以下の原形動詞フレーズの行為を、「頼んだり」、「言ったり」、「欲する」のがこの文型です。 文のしくみは、つぎのように、直接的な表現が基礎となっています。
(1) 直接にものごとを頼む場合 文法では直接話法いいます。
Play the piano.
ピアノをひいてください
(2) 間接的にものごとを頼む場合 文法では関節話法いいます。
I asked her to play the piano.
私は彼女に頼んだ ピアノをひいてくれるように
私は彼女にピアノをひいてくれるように頼みました
I told her to play the piano.
私は彼女に言った ピアノをひいてくれるように
私は彼女にピアノをひいてくれるように言いました。
※ to play the pianoという行為の主体は、herです。つまり「彼女がピアノをひく」ということです。
[1]. 私は、Tomに私を手伝うように頼みました
「~は ドウする文」
① 私は ~Tomに頼んだ → I asked her
② 私を手伝うように → to help me
(完成文) → I asked her to help me.
[2]. 私は(ふだん)、あなたにここにいるように頼んでいます
「~は ドウする文」
① 私は (ふだん)頼んでいる → I ask you
② ここにいるように → to be with me
(完成文) → I ask you to be with me.
[3]. 私は、彼女にここに来るように言うつもりです
「~は ドウする文」
① 私は ~彼女に言うつもり → I will tell her
② ここに来るように → to come here
(完成文) → I will tell her to come here.
「~しないように言った」という表現では to原形動詞フレーズの前にnot をつけます。
[4]. あなたはトムに、夜遅く走らないように言うべきです
「~は ドウする文」
① あなたは トムに言うべきだ → You should tell Tom
② 夜遅く走らないように → not to run late at night
(完成文) → You should tell Tom not to run late at night.
want+ O + to +原形動詞フレーズは、人に、to以下の原形動詞フレーズの行為を、欲求するのがこの文型です。 askは依頼を、tellは話の内容を伝え、wantは「欲する」と欲求を表します。
[5] .私はあなたに、ここにいてほしいです
「~は ドウする文」
① 私は あなたに欲する → I want you
② ここにいるように → to be here
(完成文) → I want you to be here.
[6].私は、彼らにここに来てほしくはありません
「~は ドウする文」
① 私は 彼らに欲しない → I don't want them
② ここに来ることを → to come here
(完成文) → I don't want them to come here.
文字が反転しているところをクリックすると音声が聞けます。
あなたは流れてくる日本語をとっさに英語に変えることができますか。
他の問題や応答文は省略しています。
今まで登場した原形動詞フレーズは、to+原形動詞フレーズや助動詞willで使えます。
open the door
sing a song
cry
walk to the park
speak English
make cakes
have[eat] these cakes
go there
sit down
ファンクションフレーズと補語・動詞フレーズとの順列組み合わせで英文が生産されます。
言うまでもありませんが、「コミニカ英作法」では①にはファンクションフレーズ、そして②で補語・動詞フレーズと二段階のステップを経て英文を生産するのはこの英語発想を身につけるためなのです。
英語の言葉としてのしくみを知ること、それに加えて英文を生産するトレーニングが不可欠だということです。
この英語という言葉を紡いでいくトレーニングが日本の英語教育にスッポリと抜け落ちているのが大問題なのです。
ことばの表現というものは、小から大へと進んでいきます。
これをしっかりと支えていく教材が日本にはなかったと言えるでしょう。文法用語でバラバラにされた英語を人間の言葉として蘇らせる、これがこの教材のコンセプトです。
一日一日、プリントをこなすことでできるようになります。
英語の回路はこのようにして着実に生徒たちの頭に仕組まれていきます。
現在、先進的な塾やフリースクールにこの教材が導入されたり、英会話学習者が購入されているのは、日本で始めての世界水準の英会話学習法を展開しているからです。
Your click makes me happy!

ファンクションメソッドによる市販の本も、あるいはすべての教材がファンクションフレーズと動詞(補語)フレーズの二色刷りになっているのは、そんな英語発想を身につけていただきたいからです。
☆「コミニカ中学英語基礎編」を社会人向きに改訂した、「英語の九九 英会話発想トレーニング」という教材があります。
対応ブログ英語の九九 英会話発想トレーニング
ファンクションメソッド英語研究会発行の電子出版本
●「速修一週間英語脳構築プログラム」PDF版1,200円(税込)
●「ムリなく話せるイメトレ英語学習法」 PDF版 Audio CD1枚付1,300円(税込)
●「たった16の動詞で英語が話せる瞬間英作トレーニング」 PDF版800円(税込)
●「自由に英語が話せるためのたったこれだけ英文法」 PDF版800円(税込)
●「ファンクションメソッド英会話独習テキスト」 PDF版900円(税込)
同名教材のダイジェスト版です。
●「一週間に心にしみこむイディオム」 PDF版800円(税込)
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