千葉県内のお宅に有線LAN の配線工事に伺いました。
LANの仕様はカテゴリー6Aをご希望です。
1階リビングルーターから同じく1階リビングテレビ、2階書斎、2階居室と3系統屋外配管で敷設して
配線を行います。
今回は通信興業製のLANケーブルでLANコンセント(ジャック)はパンドウィット製を使用します。
カテゴリー6AのLANケーブルは介在物が多いので6Aケーブルより硬くて若干外径が大きいです。
施工性があまり良くないので今後当店では壁内の配管に通す場合は細径ケーブルを使用するつもりです。
6Aの細径は5e並みの太さですがやはり硬くて取り回しに苦労しそうです。
6Aケーブルに関しては暫く冨士電線か通信興業製(どちらもパンドウィットAXテープ採用)を使用します。
ONU近くの外壁を抜いて配管で3か所に敷設しますが今回6A以外に特殊なのは
配管は黒色という事です。
塩ビ樹脂配管の中にLANケーブルが3本入っています
一番最初の部屋2階の居室です。
1本室内に入れて更に2本が入った配管を敷設していきます。
こちらは1階リビングに行く配管です
ここで室内に入りました。
こちらは2階書斎の分です
室内に移動してLANコンセント(ジャック)を付けていきます。
冨士電線、通信興業のどちらもパンドウィット製のコンセント指定と記載が有ります。
6AのLANコンセント(ジャック)です
LANチェック用ターミナルを付けて移動していきます
ここがONU、ルーター側です。
3部屋ぶんのLANコンセントが並びました
2階居室です
2階居室LANコンセント
2階書斎LANコンセント
最後に全てチェッカーをあてて異常が無いか確認しました。
時間が掛かりましたが無事完了しました。
カテゴリー6Aの部材に関しては今後もちゃんとしたメーカー製部材を使用するので工事料金は
6に較べて若干高くなります。
また現在文科省の推進するGIGAスクール構想のため6A部材が不足気味になっているようです。
メーカー不明の怪しい格安の6A対応という部材がネットで販売されていますが
それらを使って工事をやってもその仕事に価値が無いように思えます。
(エンドユーザーは支払う対価が無駄?)
ご依頼頂き誠に有難うございます。