街の片隅で ～たまに歩いて渡りたくなる橋～

役目を変えてなお、ここに在る。

今回は、時代の波を乗り越えてきた橋。



元はこの辺りにあった合板会社の占用橋。

それ故、昔は渡れなかった橋。

いつしか会社は去り、橋だけ残った。

板張りの路面の感触が珍しくて懐かしくて、わざと寄り道をして歩いて渡りたくなる橋。



トラス橋とガーダー橋を組み合わせたような左右非対称な外観が珍しいです。

ずっと昔は木材を積んだトロッコが渡っていたらしいです。

この町の産業の発展と衰退を地で感じてきた橋だと思っています。






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