錆色港町

熱しやすく冷めやすい趣味の話を、地元清水と絡めながら徒然と・・・

KATO 20系をナックルカプラーに交換する

2010年06月12日 | 鉄道模型
 今回は以前購入した「10-366 KATO 20系寝台客車」のカプラーをナックルカプラーに交換します。

実はすでにナックルカプラーに交換していたのですがリップシャンクが動かないように接着していました。そこで機能を損なわず自動解放に対応できるように再度交換を実施しました。

用意した物は今回も、USナックル(かもめナックル)・カプラー押さえ・プラ板(0.3mm)・両面テープです。


この車両セットは全車カトーカプラーを標準で装備していました。
カプラーポケットのない中間車両はナックルカプラーへの交換は難しいかも。




写真のようにナックルカプラーの右側の脚の部分をほんの少しカットします。
これによりプラ板を入れるスペースを作ります。また、リップシャンクの脚をちょっとだけ長くさせることによってプラ板とバネで押した時に確実にリップシャンクを動作させることが出来ます。




両面テープで適宜カットしたプラ板にバネを接着します。
毎度のことですがプラ板とバネの接着している部分以外にテープがつかないように気をつけました。テープがはみ出したり余計なところについているとカプラーポケット内に貼りついてしまい、バネの動作が鈍くなります。



バネとカプラーを組み込みました。
カプラー押さえでしっかりふたをしますが、ふたがカプラーポケットの高さを超えないように薄くしなければなりません。
この形式の場合、ふたの方が高いと車体と組んだときに干渉して台車が水平になりません。



車体と組み合わせて完成です。
自分は車両間隔には拘らないのですが、リアルさを追求する方にとってはカプラーが飛び出しているように見えるかもしれません。



高さチェック。やや低いけど、まー良いでしょう。



走行試験も良好です。

トリップピン付き車両と連結していれば、マグネットを使った自動解放も出来ました。
客車側にもピンを付けておけばより確実に動作しますが相手がKATO製機関車の場合、スノープロウに当たってしまうので外してあります。
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