森の中に佇むヤチダマの大木はエゾリスの住みか。寒さが増すにつれて、エゾリスが山から森に
戻って来ました。幹の上にチョコンと、エゾリスは道内代表する体長25センチ程の小さなリスで
す。
手に持つのは大好物のオニグルミです。殻は厚く固く、中の実を取り出すのが困難。エゾリスは、
ものともせずに殻を強靭な歯で噛み砕く。森の中に、カッリ・カッリと殻を噛み砕く乾いた音が響
き渡ります。
当方に気づき警戒体勢。しばらくの間、身動き一つしません。独特の習性を持っています。
森の中、山椒が艶やかな黒い実をたわわに付ける。下の画像は、ドライフルーツ状態のズミ(酢実)
の実です。