朝もやが周りの景色をかすめる。近頃、日中の最高気温は2桁台。草木も冬の眠りから目覚
め、地中の根から水分を吸いあげ始めたのでしょう。目に映る草木に、潤いを感じる季節が訪れ
て来ました。
先日も投稿しました蕗の薹です。今の季節は、薄緑色のフキノトウは良く目に留まります。
一早く、春の訪れを知らせてくれる植物です。
ヒバリが、牧草地の上空を舞いあがり 舞い降りる。にぎやかな囀りが、周囲に響き渡ります。
エゾノリュキンカ(蝦夷立金花)も、陽射しを受け輝くような黄金色の花を咲かせ始めました。
主に、本州北部や道内の湿地に自生するキンポウゲ科の宿根草です。
当地ではこの時期になっても、周辺のほとんどの草木は冬枯れ色です。その中、湧水が流
れる湿地で、オランダガラシ(和蘭芥子)が瑞々しい緑色の葉を密に茂らせています。