東北の旅(2)からの続きです。
15時30分頃あぶくま洞を出発し、約1時間で岳温泉に到着しました。
福島県二本松市にある岳温泉は、安達太良1200年以上の歴史のある温泉です。
水戸黄門さまも岳温泉のファンだったとか(*^_^*)
岳温泉のメインストリート通称「ヒマラヤ通り」
通りの一番上には温泉神社があり、近くの湯小屋に
鉄山から引いた温泉が集められています。
安達太良山と並びそびえる、鉄山の南「くろがね小屋」付近から
自然湧出する温泉を約8キロ、標高差900メートルの傾斜を利用し
岳温泉の宿に引き湯しており、その湯量は毎分1.290リットルと豊富で
源泉湧出時は70~80度、パイプの中で適度に湯もみされた温泉が
各宿に配湯される頃には56~60度位になるそうです。
道路には傾斜が付いていて、その真ん中を川が流れ
川に沿って温泉のパイプが通り各宿に配湯しています。
泉質は全国的にも珍しいPH2.48の酸性温泉で
その効能から昔は湯治場として栄えていたそうです。
通りの両側には、14軒ほどの温泉宿が建ち並らび
今晩の宿はヒマラヤ通りの真ん中くらいにある「花かんざし」
昭和初期(約70年前)に建てられたという木造の旅館です。
全室8部屋のこじんまりした宿、1室が補修工事中でした。
私の想像では高級な宿のイメージでしたが、外からみると古い旅館(^_^;)
駐車場は宿の裏手にありますが、宿に到着すると宿の人が
車を駐車場に移動させてくれるので、宿の前に駐車して大丈夫です。
到着すると女将さんが出迎えてくれました。
のれんを潜り、検温と消毒。
外から見たのとは違い、とても良い雰囲気です。
おもてなしの玉羊羹と冷たいお抹茶を、こちらのテーブルでいだき
宿帳記入もこちらで。
おみやげも素敵(*^_^*)
大正ロマン薫る大人の雰囲気。
テーブルかと思っていたら、杵と臼でした(#^.^#)
コーヒーも用意されていましたよ(*^_^*)
写真を撮り忘れましたが、カップが素敵でした。
帳場の前を通り畳敷きの廊下を素足で歩き
女将さんにお部屋に案内していただきます。
ゆあちゃんに帳場っていうんだよ~と教えてあげると
帳場ってなに?と聞くので
チェックインするフロントみたいな所って教えてあげたけど
もしかしたら私も初めてみたかも?
鴨居も低く、歩くとギシギシする場所もあり
ご迷惑かと思いますが、古い木造建築ですので申し訳ありません。と女将さん
若くてとても美人の女将さんです。
温かいおもてなしの接客で好感が持てました。
お部屋は2階です。
1階のお部屋は、お部屋に大きめな露天風呂付きで
そのお部屋が一番人気なのですが
ゆあちゃんママが最後の1室を予約したのでした。
全館が畳敷きなので足袋が用意されていて、タオル等もカゴに入ってます。
お部屋にもアルコール消毒液がありました。
洗面台の陶器がかわいい~~(*^_^*)
ドライヤー等のアメニティも揃っていて、コップは紙コップ。
コロナ禍なので安心ですね。
ゆあちゃんパパ、まだお仕事の電話が終わらないらしいので
カラ~ンコロ~ンと可愛い下駄を履き、3人で散策に出かけました。
ゲゲゲの鬼太郎じゃありませんよ(笑)
岳温泉で人気の玉川屋の「くろがね焼き」
バラでも買えるそうなので、どんなお味か行ってみました。
でも、今日の分は売り切れてないそうで
翌日の朝、もう一度来てみることに。
無いとなったら食べたくなるものです(笑)
そして翌日、買って食べてみた感想は
カステラ生地の皮に中がこし餡でした。
「都まんじゅう」みたい・・・
「都まんじゅう」は神奈川の平塚市のソウルフード
あっ!八王子の駅の近く売ってます。
都まんじゅうは白こしあんが入ってますが
「くろがね焼き」は小豆のこしあん。
都まんじゅうと比べても知らない人いっぱいいるよね(笑)
温泉神社まで歩いて行ってみました。
ゆっくり歩いても3~4分。
お参りをしてきましたよ~(*^_^*)
夕食を18時30分にお願いしたので、その前に温泉に入ろうかな。
宿に戻ります~ カラ~ン コロ~ン♪
長くなったので続きは、また\(^o^)/
長くなったので続きは、また\(^o^)/