釜石に入ると仮設住宅が眼にはいりました。
東日本震災の津波による災害で、空き地になっているところが多くあります。
申し訳ないような感じで、写真を撮る気にもなりません。
スーパーに立ち寄り飲み物を少し買い、復興支援のためのお店で食事をしようと思ったのですが
何処なのかわからず、山田町や大槌町(おおつちちょう)を通過しました。
山田町の道の駅には、震災前後の本などがあり、すっかり変わってしまった町の様子を
目の当りにし、言葉もありません。
「道の駅みやこ」は海のすぐ近くにあり、新しい建物でした。
ウニを食べたかったのですが、品切れということで、お刺身の定食をいただきました。
先ほどの釜石の道の駅で購入した、イカ刺しもこちらでいただいたのですが、山田町産と
書かれています。
この時は、山田町という名前がピンと来なかったのですが、山田町の道の駅で
山田町の津波と火災の本をみて、そういえばテレビの報道で良く聞いた名前だったなぁと・・・
食事をすませ、浄土ヶ浜にいきました。
訪れたのが、もうかなり前なので、随分変わった気がします。
駐車場の係りのおじさんと、少しお話をしました。
津波で浄土ヶ浜の白い石が随分流され、復興するためには観光客にきてもらわないと
ならないので、かなり早いうちに海に沈んだ石を引き上げ今の姿にしたそうです。
こちらの建物は、まだ新しかったので、修理をして今の状態にしたそうです。
2階の青い線の所まで波がきたそうです。
こちらから下の数枚は展示してある写真を写したものです。
こちらのレストハウスで、少しでもお金を使おうと、お土産や震災関係の本を購入しました。
観光客に戻ってきてほしいと、おじさんは話していました。
途中の写真を撮る気にならず、写真はあまりないのですが、空き地がいっぱいあって、
埋め立て工事現場のようでした。
浄土ヶ浜のおじさんが話してくれたように、以前のように観光客が早く戻ってくることが
復興の助けになるんだろうなぁ・・・と思いながら三陸をあとにしました。
国道283号を走っていると、道の駅みやもりがありました。
そこを少し過ぎた所にライトアップした橋があったので写真を撮ったのですが
あとで調べてみたら「めがね橋」という橋でした。
遠野市のホームページより
「宮守川橋梁」は国道283号線と宮守川をまたぐJR釜石線(銀河ドリームライン)の橋梁で
「めがね橋」の愛称で親しまれています。
半円アーチ状の橋脚は高さ20m、全長107m。
岩手軽便鉄道の花巻~仙人峠間が開通した大正4年に竣工し、
昭和18年に現在のかたちに改修されました。5連アーチが連なる橋梁は
建設当時の鉄道土木技術の素晴らしさを伝えており、
「土木学会選奨土木遺産」「近代化産業遺産」に認定されています。
またJR釜石線の前身である「岩手軽便鉄道」をモデルに、宮沢賢治は名作「銀河鉄道の夜」を執筆したといわれています。
夜間、ライトアップされためがね橋は、ジョバンニや友人のカムパネルラが登場する童話を連想させ
訪れる人を幻想世界へと誘います。最近では「恋人の聖地」にも認定され注目を集めています。
号
以前、ケンミンショーで紹介された青森の「源たれ」釜石のスパーで購入しました。
「車中泊で東北へ」を読んでくださり、ありがとうございました。
次の旅行記も少しづつ、UPして行こうと思っています。
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