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木曽路 馬籠、妻籠の旅

2013-06-21 23:37:11 | JR御殿場線の旅
宿場町、馬籠、妻籠をめぐる旅を紹介します。

まず、名古屋から快速中津川行で中津川へ向かいます。
快速電車でも特急列車と同じものが、20%くらいの確立で設定されているので、これに乗ることができれば快適な旅となります。

中津川から松本行き普通で南木曽へ行きます。
南木曽で下車し、駅前からバスで妻籠へ向かいます。300円で7分で妻籠着。

まず脇本陣奥谷へ入ります。


ここで、歴史資料館、本陣と3館セットの入場券を700円で購入。
脇本陣は、明治10年に建て替えられた建物で、武士や金持商人が宿にした旅館で、現在の高級旅館のようなものです。
男性が1階、女性が2階としていたそうです。
明治時代に明治天皇が泊まった記念の部屋が飾られています。

庭は苔むしており、きれいに手入れされ、部屋も綺麗に掃除されています。
建物は、国の重要文化財に指定されています。説明ツアーが1時間毎に設定されているので、この説明ツァーに参加しましょう。脇本陣の説明員の方から熱心な説明を聞くことができ、よく理解できます。
建屋は、木曽ヒノキで建てられています。
江戸時代から伊勢神宮の式年遷宮の建て替え材の伊勢ヒノキが不足となり、木曽ヒノキがこの材になり、貴重品となりました。木曽ヒノキは寒い場所で育つため固くて丈夫なヒノキになっているそうです。
江戸時代は、その貴重性から「ヒノキ一本と人一人が同じ価値」とされ、無断で伐採すれば死刑になったそうです。
「木1本首1つ、枝を落とせば腕を切る 」と言われるようになったそうです。
次に歴史資料館で妻籠周辺の歴史を理解し、次に本陣に入ります。

本陣は、平成7年に復元されたものです。島崎藤村の父が勤めていたところです。
本陣は、 江戸時代の宿場で大名や旗本、幕府役人、勅使、宮、門跡などの宿泊所として指定されたものです。そのため、一般の人が泊まることは出来なかったと言われています。

本陣では、殿様が宿泊した際の上段の間などが見れます。平屋建てで、大きな面積の建物です。
妻籠では、民宿が減り、今では3件しかないそうです。しかし、江戸時代の宿を見ることができ、江戸時代の風情がある宿場町です。
また、妻籠で表紙を飾る有名なイチョウが軒下にある妻籠宿も健在です。

妻籠めからバスで馬籠に向かいます。600円で約20分で馬籠に到着。
陣場のバス停が馬籠の坂上にあるため、ここで下車するのが便利です。

陣場から50mほど北に登ると展望台があり、馬籠から雄大な下界を眺めることができます。
まず、馬籠脇本陣資料館を訪れ、歴史を理解。


馬籠は、坂道で風が強いため、昔から火災が多い場所だそうです。
そのため、江戸時代からの建物はすべて大火で消滅し、現在の建屋は大正時代以降の新しいものとなっています。
私は、火災のことを知らなかったため、馬籠の住民は、昔の家が不便で新しい家に立て替えたため江戸時代の民家がないと思っていました。
山菜ソバを食べ、ソフトクリームを食べ、藤村記念館を訪問。500円です。


藤村の書物の展示が主です。生家を再現していますが、入れないためがっかりです。

水車発電機は、中に無料で入れ、発電量も掲示されていて中々面白いです。
馬籠は、妻籠のように江戸時代の建物を見れませんが、坂道で道の横をせせらぎが流れ、下界に開けた雄大な景色が見れ、恵那山と下界が見渡せます。

馬籠バス停の800mほど先に島田川公園があり、ホタル祭りを開催していました。

宿泊の場合は寄ってください。

妻籠、馬籠ともに共通しているのは、食道はソバ屋さんが多い、五平餅も多い。
五平餅は、その大きさにより、250円、200円、100円の種類があります。
みやげは、木を細工した オケ、お椀、置物が多いです。

風呂オケは、なんと3500円もします。
最近の円安で外人観光客が多く、白人がオケを熱心に見ていました。

馬籠からバスで、540円で25分で中津川駅到着です。

6月中旬のホタルの季節のため、中津川から鵜沼へ行き、大安寺川のホタルを観賞します。
駅から徒歩30分と遠いですが、多くのゲンジボタルをみることができました。
19:45-20:30がホタルの舞う時間帯です。
鵜沼のホタルは、6/中から6/末まで見れます。
ホタルの幻想的なヒカリは、人の気分を一新させてくれます。
次回は、ホタルのお奨めの里をレポートします。


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