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京都十日ゑびす大祭と京都花街:祇園甲部、宮川町を散策する旅

2015-01-01 02:41:29 | JR御殿場線の旅
あけましておめでとうございます。
新年1月8日(木)から12日(月)に開催される十日ゑびす大祭と花街を散策する旅を紹介します。






京都駅から地下鉄三条京阪駅で下車し、下る(南下)し、新橋通りを東に向かい、辰巳神社を経て四条通りに出ます。



辰巳神社(たつみじんじゃ)は、「祇園のお稲荷さん」とも呼ばれ、祇園町の住民のシンボル的な存在で、芸子さんや舞妓さんたちを中心にした祇園芸能に関連する人たちから親しまれています。
この神社の界隈は、アベックが記念写真を撮っています。
着物がよく似合うスポットです。

花見小路は、2001年に電線の地中化、石畳の整備が完成し、情緒ある町並みへと生まれ変わりました。
花見小路は、石畳の通りに町屋の料亭、レストランが立ち並び、江戸時代の街並みがある美しい通りです。
小路ですが結構道幅があり、自動車も人混みを縫うように走行しています。


ここから祇園のメインストリート花見小路を下っていきます。途中で左折すると南側に祇園甲部歌舞練場があります。
歌舞伎練場へ行く途中、崇徳(すとく)天皇陵があります。平安末期の天皇で小さな陵ですが、きれいに保存されています。

周囲を高いかべに囲まれていて遠くに建物が見えます。


歌舞練場を経て花見小路を下ると禅宗の建仁寺がみえてきます。


建仁寺を散策して南側の門から寺を出て西へ向かい北に上がってすぐ左手に恵比須神社が見えてきます。


恵美須神社は、平安末期、栄西禅師が建仁寺建立にあたり、恵美須神社を鎮守社としたのがはじまりです。



恵比須神社には、エビスさんの像があり、2本目の鳥居には、エビスさんの香りが飾られています。



本宮の右手には天満宮も小さいですが同居しています。

この恵比須神社で十日ゑびす大祭が開催されます。
下記がスケジュールです。

1/8 招福祭
午前9時 開門
午前10時 宝恵かご社参(東映太秦映画村)
午後2時 湯立て神楽神事
午後2時半 餅つき神事(神主、巫女、奉仕)
午後11時 閉門
9日  宵ゑびす祭
午前9時 開門
午前9時 招福まぐろ奉納
午前10時 宝恵かご社参(東映太秦映画村)
午後2時 祭典執行
☆夜通し開門
10日  十日ゑびす大祭(初ゑびす)
午前11時~12時 東映女優の奉仕による福笹の授与
午後1時~2時半 東映女優の奉仕による福笹の授与
☆夜通し開門
午後2時 祭典執行
11日  残り福祭
午後2時~4時 (祇園町)舞妓さんの奉仕による福笹と福餅の授与
午後8時 祭典執行
午後8時~10時 (宮川町)舞妓さんの奉仕による福笹と福餅の授与
午前0時 閉門
12日  撤福祭
午前9時 開門
午後8時 祭典執行
午後10時 閉門

本祭りは、1/10ですが、1/8, 9に開催される「宝恵かご社参」も有名です。

宝恵かご社参は、両日朝10時に籠が2台到着し、中には芸者姿の東映の女優さんが乗っています。
女優さんを見るには人混みでいっぱいになる前9:30くらいから神社で待つのが良いです。


福笹は、なんと3,000円もします。
福笹は、東映女優(1/10)、舞子さん(1/11)からいただけるので高いのかと思います。



京都に何泊も泊まれないので、1/9の宝恵かご社参、1/10の大祭を見るのがお勧めです。

この恵比須神社の1つ西の南北の通りは、宮川通りです。
この通りも京都の花街で、花見小路と同様に石畳で町屋も美しいです。

正月開けに京都で開催される商売繁盛のゑびす祭りを見て、京都の花街舞子・芸妓の活気のある姿を見てください。

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