『トミー』を語るには欠かせないゲーム、ピンボールは1931年、David Gottliebが、bagatelleという昔からあるゲームに手を加えてドラッグストアやゲームセンターに販売したのが始まりだとか。わずか数年後には百ほどの会社が競ってピンボールの新しいバージョンを製造していますので、一種のブームだったようです。もう一回ゲームの出来るボーナス・ルールつきの機種、換金できる新型機が出ると、ただの遊びでなく、武器なしの一騎打ち的な意味も持つようになったそうです。
そのピンボール・チャンピオンの決戦の場に流れる、"Pinball Wizard"/「ピンボールの魔術師」は映画版『トミー』ではひとつの山場となる、ビビッドな曲です。ブロードウェイミュージカル版振付のウェイン・シレントはこの曲を振付けるにあたってエルヴィス・プレスリーの『監獄ロック』(57)などの古い映画からヒントを得、プレスリーの写真からとった動きもあるということです。日本で思っていた以上にプレスリーの人気は根強く、ポスターやグッズはよく見かけますし、ハロウィンにはちびプレスリー達があちこちでもみ上げをぶら下げて歩いていました。前に触れたディープ・パープルといい、60年代ロックは広く長く愛されて一種の「クラシック」になりつつあるのかもしれません。
さて日本版はいのうえひでのりさんのインタビューを読むとBW版よりも強烈なものになりそうですね 個人的にはBW版が重量級チャンピオンのプレスリーなら日本版はサイケ時代のデヴィッド・ボウイーあたりどうかしら~、なんて思ってしまいます。青山さんの都会的に洗練されていながらも、強くグラインドするようなターンなんかで見たら、カッコイイだろうな~
付記:後から気がつきましたがプレスリーとボウイーは同じ1月8日生まれ。プレスリーは35年、ボウイーは47年なので干支も同じですね。似ても似つかぬようなんですが、奇遇です~。これも何かの縁、日本版はボウイーで。
そのピンボール・チャンピオンの決戦の場に流れる、"Pinball Wizard"/「ピンボールの魔術師」は映画版『トミー』ではひとつの山場となる、ビビッドな曲です。ブロードウェイミュージカル版振付のウェイン・シレントはこの曲を振付けるにあたってエルヴィス・プレスリーの『監獄ロック』(57)などの古い映画からヒントを得、プレスリーの写真からとった動きもあるということです。日本で思っていた以上にプレスリーの人気は根強く、ポスターやグッズはよく見かけますし、ハロウィンにはちびプレスリー達があちこちでもみ上げをぶら下げて歩いていました。前に触れたディープ・パープルといい、60年代ロックは広く長く愛されて一種の「クラシック」になりつつあるのかもしれません。
さて日本版はいのうえひでのりさんのインタビューを読むとBW版よりも強烈なものになりそうですね 個人的にはBW版が重量級チャンピオンのプレスリーなら日本版はサイケ時代のデヴィッド・ボウイーあたりどうかしら~、なんて思ってしまいます。青山さんの都会的に洗練されていながらも、強くグラインドするようなターンなんかで見たら、カッコイイだろうな~
付記:後から気がつきましたがプレスリーとボウイーは同じ1月8日生まれ。プレスリーは35年、ボウイーは47年なので干支も同じですね。似ても似つかぬようなんですが、奇遇です~。これも何かの縁、日本版はボウイーで。