platea/プラテア

『ゲキxシネ五右衛門ロック』『The Musical AIDA』など、ミュージカルの話題作に出演の青山航士さんについて。

山野楽器で『SHOW店街組曲』DVD予約受付

2007-05-31 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 発売日8月31日、『おどろんぱ!』ファンにとっては、子供さんの夏休みの終わる日、お母さんにご褒美という感じですねメイキング映像もあるそうです。我らがいのうえ版TOMMY、中川晃教さんのDVDのすぐ下に表示されています。『TOMMY』も映像化してほしいところですが・・・(欲はつきない)。

 山野楽器 『SHOW店街組曲』DVD予約ページ

 特典については「詳細」をクリックしてください。
 「青山ファン向け特典もの」が今後あるかどうかは私にはわかりませんので(知りたいけど・・・)皆さん各自でご判断を~。

juneさんから『SHOW店街組曲』DVD続報いただきました

2007-05-29 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 日本全国の青山航士さんファンへjuneさんより朗報第2弾をコメント欄に頂きましたが、そのまま記事にしてアップします。本当に有難うございました。



「へーまさん、これはもう「ワンカップ大関」で乾杯するしかないですね!」

 代金も支払済なので確実だと思います。
 
 補足ですが、チラシに記載されている内容をお知らせしますね。

 全国の山野楽器、キャトルレーヴ各店、宝塚アン各店にて6月1日より予約受付開始。(前記3店舗は予約特典付き)

 その他お近くのCDショップでもお問合せ下さい。

価格:8300円(税込)

品番:DV0705


 山野楽器さんは2005年夏のあの「うたっておどろんぱ!」握手会イベントを八王子そごうで開催してくださった会社ですねお世話になります~ なお、チラシには商品の問合せ先として、『TOMMY』『SHOW店街組曲』チケットを取り扱っておられた(有)花子様の連絡先が掲載されていた、との情報もjuneさんから頂きました。ですので皆様、はやる気持ちを抑えて(誰よりも自分に言い聞かせてます)公式サイト上での発表、または発売を待つことに致しましょう~とにかく乾杯!

juneさんから『SHOW店街組曲』DVD発売のお知らせ!

2007-05-29 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 朗報で~~~す
 juneさんから『SHOW店街組曲』DVD発売のお知らせいただきました有難うございます
 コメント欄にも頂いてますが慌てふためいてコピーして記事もアップしてしまいます


た~いへ~んで~す!

もうご存知かもしれませんが、『SHOW店街組曲』のDVDは8月末発売だそうです。

会場で予約受付しており、私自身申し込んできましたので、間違えないと思います。

26日夜公演と千秋楽を観劇しましたが、26日夜公演にカメラが入っていたのでその模様が収録されたのではないかと思います。

「映像化」万々歳です!



取り急ぎご報告まで。



 良かったですねえ。

舞台の外で

2007-05-28 | 表現者 青山航士
 『SHOW店街組曲』千秋楽も大成功のようでしたねご覧になった方のレポを読ませていただくと、カメラが入っていたそうなんですが、何かの形で公開されないかと期待してしまいます 青山航士さん出演のミュージカルは映像化されたものがなかったので、『おどろんぱ』終了に泣いた日本全国のファンのためにも公開していただきたいですよね~。
 今回も『TOMMY』に引き続き、ダンスだけでなく歌でも客席を魅了しておられたそうですね。ダンスは結構長く見てきましたが、青山さんほどのレベルのダンサーで歌もあれだけ上手い方を私は劇場で見たことはありませんし、あれだけ踊れる歌い手を探すのは難しいだろうと思います。

 私は歌舞伎も好きなんですが、日本のミュージカルともいえるこの演劇には、役者に様々の芸を要求する役柄がいくつかあります。踊りと演技は当然として、よく上演される『京鹿子娘道成寺』も、「本格」と呼ばれる演出では主人公みずから唄わなくてはいけません。また『壇ノ浦兜軍記 阿古屋』では、阿古屋役は舞台上で三味線・胡弓・琴を独奏しなくてはならず、充分な準備が必要となります。当代では坂東玉三郎丈がこの大役を務めておられますが、こうした稽古に十年という時間をかけたと、ある雑誌で読んだ事があります。しかも、稽古を開始された時点ではこの役をやるかどうかは全くの白紙だったそうです。

 ダンスは若いときに始めないとものにならない、とよく言われますが、片手間に出来るものでもなく、またダンスをマスターしてから歌を勉強すると今度は体が動かなくなる年がすぐ近づいてくる、と嘆く欧米のパフォーマーの発言を何度か目にした事があります。欧米では20代後半をすぎると、踊りが急速に重くなる方が少なくないのです。彼らと比較すると青山さんのダンスはとても若々しく、東洋人ならではの軽やかさが感じられ、これからがますます楽しみになります。今は歌声でも観客をうならせてくれますが、舞台の外でどれほどの鍛錬を積まれているのでしょうか。日本の芸の道が突きつけてくる厳しさを、自分自身に課すことのできるパフォーマーの次の舞台が待たれます。

SHOW店街組曲/また逢う日まで(1971年)

2007-05-26 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 中川晃教さんファンブログ"Too Quiet Without Your Voice"(ブックマークからどうぞ)を書いておられるhildaさんから、このひとつ前の記事に『SHOW店街組曲』関連のページがまとめて見られるTB、またコメントを頂きました。有難うございます皆さんどうぞご覧下さい。『TOMMY』大千秋楽からはや一月、共演者のファンの方に情報提供していただけるなんて本当に嬉しいです
 さて、頂いたコメントにもある尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」は筒美京平さんが初のレコード大賞を受賞した曲で、ご本人も気に入っておられるそうです。別れの曲ですが長調、いつとは知れないけれど、再会を期した大人同士の颯爽とした新たな旅立ちといった風情で、まるで洋楽のカバーのような洒脱な作品ですよね。同年のレコード大賞では堺正章さん「さらば恋人」(これも長調の別れの曲)が大衆賞を、南沙織さん「17才」が新人賞を受賞、と筒美さん独壇場です。これで匿名性を保っておられたというのがまた粋だというか奇跡だというか・・・。

 この年には昭和天皇(当時70才)がヨーロッパを訪問し、「王位を賭けた恋」で有名な英ウィンザー公(当時77才)とお互いの皇太子時代以来の再会を果たしました。
 離婚歴のあるアメリカ人女性との結婚のため、1936年にエドワード8世の称号を捨てた彼は、エリザベス女王の叔父にあたり、20世紀最大のセレブリティといえそうです。華やかでお洒落で、ネクタイの結び方のウィンザー・ノット、ウィンザー・カラーとも呼ばれるワイドスプレッド・カラーは彼の考案によるそうです。ベレー帽、バックスキン・シューズも彼が流行らせ、生活着でしかなかったセーターをファッションとして着こなしたのも彼が最初とか。
 この翌年には亡くなられるのですが、第一次・第二次世界大戦という激動の時代を超えて果たした再会はどんなものだったのでしょうか。残された絢爛豪華な装身具のコレクションを眺めていると、劇的な運命そのものを身につけたウィンザー公にも、短調の別れの曲など似合わない、と思えてきます。 

SHOW店街組曲/初めて女性がエベレストに(1975年)

2007-05-24 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 『SHOW店街組曲』開幕しましたね。ワイドショーで少しだけでも・・・と思ったのですが、こんな日に限ってまたロケーションフリーの調子が悪く、まだ見ておりません 皆さんはご覧になられましたか? 『うたっておどろんぱ!』2001年度放映分「おつかいにいこう!」編の<ヒコジ青果>以来の八百屋さん姿、見たかったです~。

 それはさておき、筒美さんの1975年の大ヒット曲『木綿のハンカチーフ』は劇中できっと流れたと思いますが、いかがでしょうか。松本隆さんの歌詞はなんと4番まであるのですが、滑らかで透明感あるメロディは、長さを全く感じさせないですね。都会へ移り住んだ恋人をじっと想っている、少女と大人の中間ぐらいの女性の可愛さ・いじらしさと太田裕美さんの個性がぴったりと合い、多くの方にとって「思い出の一曲」なのも頷けます。
 この年には、昭和天皇が訪米(ディズニーランドも訪問)、エリザベス女王が来日、と「極東の島国」日本が国際社会の輪のなかへ一歩はいっていった感じがあります。そして登山家の田部井順子さんが女性初のエベレスト登頂を果たしました。太田裕美さんの77年の『赤いハイヒール』は、同じく筒美京平さん・松本隆さんコンビですが、歌詞は『木綿のハンカチーフ』の男女が逆転したような内容です。日本の女性登山家がその精神的・体力的な強さで世界の注目を浴びたこの75年あたりに、日本の女性の強さが表に出るようになったのでしょうか。翌76年には筒美さんの曲ではありませんが、ピンク・レディーがデビュー。可愛らしさというよりカッコよさをアピールした女性アイドルが登場しました。
 
 現在、太田裕美さんは結婚・出産・子育てを経て復帰されていますが、そんな生き方もファンの想いを裏切らないものですね。今も75年当時と変わらない、どこか少女のような雰囲気の中に、静かな芯の強さを感じてしまいます。

SHOW店街組曲/中山秀征さん公式サイトで稽古場風景が

2007-05-22 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 『SHOW店街組曲』主演中山秀征さん公式サイト様で『SHOW店街組曲』の稽古場風景がアップされているとのこと、ビー玉さんより情報をお寄せいただきました。
 いくつかの検索サイトを試したところ、現在新・旧サイトともに表示されるようです。また早速お邪魔して拝見すると、新サイトにはリンクに関する表記が見つけられませんでしたので、「リンク自由」の旨表示されておられる旧サイトにリンクさせていただきました。「Message」のページを開いていただきますと、新サイトへのリンクがありますので、皆様すこ~し回り道ですが、そちらの「Offshot」をご覧下さい。テレビで拝見するのとは少し雰囲気の違う中山秀征さんの「大人の男」を感じさせるストライプのシャツ姿が素敵です。青山さんの姿もチラリと見えて嬉しいですね。開幕間近のいい緊張感が伝わってきます。

追記:20日に総閲覧数が19万pvを超えました。拙文にお付き合いくださる方、本当に有難うございます。

SHOW店街組曲/霞ヶ関ビルオープン(1968年)

2007-05-20 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 68年12月発売の「ブルー・ライト・ヨコハマ」は、ミリオンセラー・チャート1位獲得・レコード大賞作曲賞受賞、と筒美京平さんが新進作曲家として名を馳せた曲です。
 『テネシー・ワルツ ~江利チエミ物語~』で、青山さんたち扮する学生が、高倉健さんの『昭和残侠伝』シリーズの映画で盛り上がっていた頃と重なるようですね。ゲバ棒と呼ばれる角材を持ってヘルメットを被り、意気盛んな彼らでしたが、政治的信条は建前にすぎず、破壊活動に夢中になる学生も少なくなかったそうです。
 この年には、『TOMMY』公演会場・日生劇場向かいの帝国ホテルが全面改築のため取り壊しになり、フランク・ロイド・ライトによる大正時代の名建築が惜しまれながら姿を消しました。一方、霞ヶ関ビルがオープン、36階建てというのは当時としてはもちろん日本一の高さです。最上階ラウンジのコーヒーが500円というのですから、当時こちらも最高だったでしょうね~。また、渋谷の西武百貨店もオープンを迎えています。
 学生達が新宿周辺で展開した運動は、破壊性・暴力性が高いため、一般人の支持や理解を得ることはなく、この後は縮小の一途をたどったそうです。大学から政治色が消え、今のような感じになったのはこの頃が始まりのようですね。筒美さんは青山学院大学卒業だそうですが、洗練されてスマートで、学生運動とはちょっとそぐわない気がします。
 地上の騒ぎから遠く離れて東京の空を縁取る真新しいビルには、筒美さんの紡ぎだすサウンドがよく似合ったことでしょう。当時28才。恐れながら、カッコよすぎるような・・・。

SHOW店街組曲/『8時だよ!全員集合』終了・バブル経済はじまる(1985年)

2007-05-18 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 2004年、青山航士ファンにとって忘れることのできない作品『ウエストサイドストーリー』が上演されました。(・・・この時JETSのタイガー役を務めた青山さんのことを語り始めるとキリがないので自重します)トニー、ベルナルド、チノ役は少年隊の東山紀之さん、錦織一清さん、植草克秀さんでした。1985年の彼らのデビュー曲「仮面舞踏会」は筒美京平さん作曲です。『うたっておどろんぱ』のダントツ人気キャラ、「踊り隊」のせいでしょうか、「仮面舞踏会を踊る青山さん」というのを想像する事が時々あったんですが、『SHOW店街組曲』でそんなシーンがあったら、カッコいいでしょうね~。
 この年には小泉今日子さん「なんてったってアイドル」、薬師丸ひろ子さん「あなたをもっと知りたくて」もリリースされています。若々しい華やかさが「ブラウン管」に充満するのが見えるようです。
 一方、69年に始まり、一世を風靡したテレビ番組『8時だよ!全員集合』が終了してしまいました。日本のお茶の間を賑わせたこの番組のコントには、チャップリンやマルクス兄弟らの往年の洋画からヒントを得たものが多かったことは良く知られていますが、筒美さんの曲にも、いわゆる「歌謡曲」的でない、洋楽のエッセンスが端々に感じられますよね。ただ筒美さんの場合は、ある時代・ある特定のミュージシャンの音に思い入れがあって、ということでなく、常にリアルタイムの音を取り込んでいる印象があります。『全員集合』の16年、という時間も充分すごいのですが、66年以降ずっと一線の筒美さんは、「時代」という巨大な情報の塊をあっという間に処理してしまうスーパーコンピューターのように思えます。
 この年、プラザ合意によって先進国間でドル安円高政策がとられることとなり、バブル経済の端緒となります。敗戦から空前の好景気までわずか40年、日本に生きる人たちは、世界でも稀なほど生活環境の急変を味わっていたということになりますね。その絶え間なく変化する感覚を常にひきつける筒美京平さんは、やはり超人、というしかありません。

SHOW店街組曲/テレビ朝日『徹子の部屋』に中山秀征さん出演

2007-05-16 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 『TOMMY』大千秋楽から青山航士さんがお休みもなく『SHOW店街組曲』に取り組まれて3週間、来週にはまた幕が上がりますね。前にご紹介した真琴つばささんファンサイト「翼に乗ってどこまでも」掲示板でお知らせされているので、ご存知の方も多いと思いますが、5月22日(火)13:20~13:55テレビ朝日『徹子の部屋』に『SHOW店街組曲』主演の中山秀征さんが出演されます。『SHOW店街組曲』の話題も出るかもしれませんね。

  
 トップページの「今日の番組表」の右側の小さなカレンダー付き「番組表」をクリックし、22日番組表をご覧下さい。放映内容は変更されることもありますので、皆さんどうぞ当日チェックもお願いします。
 
 中山さん3月に4人目のお子様ご誕生とのこと、遅ればせながらおめでとうございます。4人の男の子のお父様なんですね! ひょっとして『うたっておどろんぱ!』もご存知だったでしょうか。
 

SHOW店街組曲/17才(1971年)

2007-05-14 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 宝塚スカイステージ「演劇の小径」のSHOW店街組曲特集で、真琴つばささんが歌う姿が映ったという「17才」。南沙織さんの1971年のデビュー曲ですが、森高千里さんが18年後の89年にカバーし大ヒットしたので、かなり広い年齢層に愛されている曲ですよね。またまた18年を経て、2007年の今回は真琴さん、と女性に好かれるタイプの方に似合う曲なのかもしれません。

 南沙織さんはデビュー当時、長い黒髪と小麦色の肌が魅力的な17才で、日本に返還される前の沖縄から「来日」する形で芸能界入りしたといいます。翌年の返還をめぐり、本土でも沖縄でもさまざまの想いが交錯し、対立した時期でしたが、54年生まれの南沙織さんの瑞々しい美しさは、「沖縄」と聞くだけで胸の痛む戦時中の思い出を抱えた方の心も癒しただろうと思えるほどです。

 「54年生まれ・・・誰か他にもいたような?」と思ってこのブログをさかのぼってみると、アンドリュー・ロイド・ウェバー作品『ビューティフル・ゲーム』誕生にインスピレーションを与えたというIRA戦士のボビー・サンズでした。72年にアイルランド紛争激化のきっかけとなる暴動が起きていますから、71年はあの「決勝戦」のように(この曲の青山航士さん、思い出すだけで胸が高鳴ります~)、彼らが青年らしくサッカーに情熱を燃やすことができた最後の時期ですね。
 日本が戦争の傷跡を少しずつ少しずつ癒していく頃、アイルランドでは再び同じ国の人間同士が宗教的対立を深め、ごく普通の青年達も武器を手に暴力に走った・・・。そう思うと今の日本の平和というものがどんなに貴重なものなのか、どう築かれたのか、改めて考えずにはいられません。

 筒美京平さんの海を渡る風のようなメロディに乗せて、キラキラと命を輝かせた女の子が歌う「17才」。ボビー・サンズの「17才」もまた、若さにあふれて輝く一年だったでしょうか。 

SHOW店街組曲/1940年5月28日、筒美京平さん誕生

2007-05-12 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 開幕前から千秋楽の話で申し訳ないですが、『SHOW店街組曲』千秋楽5月27日は筒美京平さんの66才最後の日、お誕生日イブなんですね。公演の日取りというか企画ってこんな風に何かに因んで決めたりするものなのでしょうか。『ボーイフロムオズ』日本初演は登場人物の命日、重要な事件の起きた日をはさんでいたり、『ビューティフル・ゲーム』日本公演は、主人公達のモデルとなった青年が文字通り命を賭けてハンガーストライキを敢行した時期に重なっていました。偶然にしては・・・と思いますが、どうなんでしょう。
 YAMAHAの公式サイトの5月28日の「おんがく日めくり」はそんな訳でもちろん筒美京平さんの記事です。もともとはクラシックを学び、ピアニストを志しておられたということです。歌謡界に足を踏み入れるまでの経歴を知ると、あの親しみやすい中にも重層的なつくりを感じさせる音楽に納得がいきます。



トップページの「音・音楽を愉しむ」→「おんがく豆知識」と進んでください。現在は更新されていないコンテンツですが、面白い記事ばかりでついあの日この日とめくってしまいます。
 ちなみに青山航士さんのお誕生日2月27日には、音楽家がいっぱい生まれていますね~。テノールのエンリコ・カルーソ、ソプラノのミレッラ・フレーニ、バイオリニストのギドン・クレーメル、それから・・・どうぞ皆さんも覗いてみてください。青山さんの美声も音楽性の高いダンスも、そんな星の下に生まれたからかもしれないですね。

SHOW店街組曲/真琴つばささんファンサイト「翼に乗ってどこまでも」

2007-05-10 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 真琴つばささんファンサイト「翼に乗ってどこまでも」の管理人・冬の花火様にご承諾頂き、リンクを貼らせていただくことになりました。ビー玉さんに寄せていただきました情報で、この素敵なサイトを知る事が出来ました。本当に有難うございました。

 真琴つばささんファンサイト「翼に乗ってどこまでも」

 真琴さんを心から応援するファンの方々のお気持ちがひしひしと感じられる、とても綺麗なサイトです。ぜひ皆さんご覧になってください。CS(衛星放送)<タカラヅカ・スカイ・ステージ>の「演劇の小径」#42は、『SHOW店街組曲』を特集しているのですが、この番組をご覧になった方の感想を掲示板で読ませていただけるのも嬉しいですね。回転の速い掲示板のようですので、どうぞお早めに~。
 <タカラヅカ・スカイ・ステージ>ってどうやって見るの?という方もおられると思いますが、CSは事前に専用機器と工事が必要になりますので、今すぐにご覧になることは残念ながら少し難しいと思います。また<タカラヅカ・スカイ・ステージ>公式ページはリンク不可のようですが、検索すればすぐにヒットしますのでこちらも是非ご覧下さい。宝塚も好きなのよ、という青山ファンは心が揺れますよね~。
 

SHOW店街組曲/ウォークマン誕生(1979年)

2007-05-09 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 前の記事で紹介させていただいた佐山雅弘さんファンサイトSAYAMA Music Box様の"News"を読むと、『SHOW店街組曲』のために佐山さんはなんと40曲も編曲されたとか。何でも割って平均出せばいいってものではないけれど、上演時間120分としても3分に1曲・・・。ロック・オペラ『TOMMY』並に音楽の絶えることのないステージになるのかもしれませんね。
 80年代アイドルを創りあげる前の筒美京平さんは大人の歌い手のための曲をたくさんヒットさせておられますが、40曲もあるのなら、このあたりもステージで歌われるんじゃないかな~、と悪いカンを無理やり働かせています。
 78年には庄野真代さん「飛んでイスタンブール」、大橋純子さん「たそがれマイラブ」、中原理恵さん「東京ららばい」・・・いわゆる「歌謡曲」というのとは少し違う、お洒落で都会的な女性の曲が目に付きます。この年には池袋の巣鴨プリズン跡地にサンシャイン60がオープン、東京の街も急変していく頃ですね。
 そして以前書いた桑名正博さんの「セクシャル・バイオレットNo.1」と同じ79年にはジュディ・オングさんの「魅せられて」がレコード大賞を受賞しました。当時ソニー副社長だった大賀氏の「必ずレコード大賞を取る」という声のもと、スタッフ全員が取り組んだそうです。アメリカで大評判になったドラマ"Shogun(将軍)"のヒロイン役に当初はジュディ・オングさんがキャスティングされていたけれど、「魅せられて」で大賞を取るために断ったという記事をかなり前に目にした事がありますが、なるほどそんな事情だったんですね。
 79年には東京サミットが開かれ、東京の国際都市としての認知度が大きくアップしました。第二次石油ショックで「省エネ」ブームのなか、ソニーのウォークマンが発売され、ここから現在のipodまで、音楽を聴くアイテムはどんどん小さく軽く薄くなっていきます。それにつれて世界的にも曲の好みは変わっていったようで、80年代初頭のデュラン・デュランやカルチャー・クラブなどのブームに、クイーン、デヴィッド・ボウイーらもユーロビート・サウンドを意識した音作りへ傾斜していきました。
 筒美さんの曲は、そんな時代の流れにぴったりと沿いながら、常に一歩リードしていた、ということなんでしょうか。普通なら創り手そのものが交代するはずの時代の変わり目に、一人の創り手が軽やかにその波を渡り、時代とハーモニーを奏でる様子を想像してしまいます。 

『SHOW店街組曲』の音楽はピアニスト・佐山雅弘さん

2007-05-07 | ザミュージカルショー「SHOW店街組曲」
 筒美京平さんの曲で綴られるという『SHOW店街組曲』、どうしても音楽スタッフの方が誰なのか気になり、ネットをさまよったところ、ピアニストの佐山雅弘さんのファンサイト、SAYAMA Music Boxにたどり着きました。管理人のいながきさんにリンクをご承諾いただきましたので是非皆さんご覧下さい。『SHOW店街組曲』に関してはインデックスの"News"をクリックです。
 佐山さんは音楽監督・編曲・演奏そして出演もされるとのこと。ということは生演奏なのでしょうか。『テネシー・ワルツ ~江利チエミ物語~』初演のバンドがアレンジといい、舞台での演奏といい、素晴らしかったのを思い出してしまいます。
 大学在学中から音楽活動を開始され、国内はもちろん海外でも活躍されていますが、2006年にはバーンスタインの交響曲第二番をピアノトリオ用に編曲してオーケストラと共演されています。ぜひ聞いてみたかったですね。
 『SHOW店街組曲』作・構成・演出の菅野こうめいさんとは、98年にエルダ・ミュージカル「LUNA 森のメリークリスマス」の作曲・音楽監督でご一緒されていて、この時の企画・音楽は小椋佳さんです。なんだかいい予感がしますよね、洗練された素敵な音楽がいまにも聞こえてきそうです。