platea/プラテア

『ゲキxシネ五右衛門ロック』『The Musical AIDA』など、ミュージカルの話題作に出演の青山航士さんについて。

青山航士さん『ALL SHOOK UP』出演

2007-08-31 | ALL SHOOK UP
 皆さんきっともうご存知と思いますが、青山航士さんの次の出演作が所属事務所のF.Spirit様公式サイトで告知されました。
 坂本昌行さん主演、エルヴィス・プレスリーの曲で綴られたブロードウェイ・ミュージカル『ALL SHOOK UP』です
 引っ越しの荷物と格闘しヨレヨレになり、子供みたいな時間にうっかり眠ってしまったところ、juneさんにお知らせいただきました。本当に有難うございます。果報は寝て待て、といいますが、寝ぼけた頭にも鮮明なシアワセ感です。とにかく嬉しいですね~。
 取り急ぎ(といっても遅すぎかもしれませんが)お知らせまで

「舞闘」の時代!

2007-08-29 | ダンスファンの独り言
 hildaさんにコメント付けてもらったので、す~ぐ調子に乗って今日もラスタ・トーマスのことを少し。
 公式サイト、トップ映像をご紹介したものの、「一体どれが"Movin' out"のなのよ~」と思われた方も多いと思います、失礼致しました。赤いノースリーブで左脚を曲げ、右脚で見事な「飛び蹴り」をしている写真がそれです。「・・・ダンスでこんなのあり?」というご意見はごもっとも、実は彼は10種類ほどの武術の経験者なのです。
 公式サイトの彼自身によるバイオによると、2才ぐらいのとき交通事故で脚と肋骨数本を折り、歩行障害が残る、と診断されるほどの大怪我をしたそうです。リハビリのため、お父さんが色々な教室に連れて行ったということですが、その数も彼の才能も半端ではなく、歩くどころか、5才で黒帯の快挙をなしとげました。が、武術の道場のオーナーでもあるお父さんはそれだけで満足せず、体操、モトクロス、サッカー、陸上競技、バスケット、水泳にも息子を連れて行ったそうです。いや~、星一徹も真っ青ですね~。特に水泳はジュニアオリンピック50mバタフライチャンピオンにまでなったのですが、コンマ何秒を争う世界は彼には合わないのだとか。
 そんな優秀なラスタ少年、精神的にはともかく、外見上(本人談)先生に対して態度の悪い生徒だったそうです。みかねたお父さんが「明日チュチュを着せてやる!」と脅しても聞き流していたら、翌日本当にバレエに連れて行かれてしまった・・・これが彼とバレエの出会いだというから面白いですよね。さらにこの時の先生が彼の資質を見抜き、「この子は踊るために生まれてきた」と言ったのだそうです。
 その後家族とともにワシントンDCに転居した矢先、ワシントン・ポスト紙の「新しいバレエスクール(キーロフ・アカデミー・オブ・バレエ)開校」の広告がお父さんの目に留まりました。件の先生の言葉を思い出し、オーディションを受けたところ学費全額免除の奨学生に選ばれた、というわけです。子供の可能性って周りの大人の眼差しの中で芽を出し、育つものなんですね~。様々な動きを叩き込まれた彼のダンスには、あらゆる枠を飛び越えていくような、みずみずしい新しさが漲っています。
 青山航士さんも『うたっておどろんぱ!』で子供番組の枠をはるかに超える、武術の動きとダンスを融合させた「三忍者」シリーズを残されましたが、いわゆる「バレエ」的でない、勇壮としてカッコイイ新時代のダンスには、男女の別も年齢も関係なく目を留めた方が多いのではないでしょうか。ありあまる身体能力を暴力でなく、美技に昇華させる、それ以上にカッコいいものがあるとは思えませんは・・・またオタク語りに入り込みそうなので今日はこのへんで~。 

ああMovin' Out

2007-08-26 | ROCKIN' Broadway
 "ROCKIN' Broadway"公演を知ったとき、実は一番気になったのは"Movin' Out"から何か披露されるのかということでした。
 ビリー・ジョエルのヒット曲を連ねて、ベトナム戦争をめぐるアメリカの青年群像を描いたこの作品、ダンサー/登場人物はまったく歌わず、バンドとピアノマンが舞台上部のセットで演奏するという形で上演されました。ダンスも音楽も最高で、原案・振付のトワイラ・サープはトニー賞振付賞をはじめとして数々の賞をこの作品で受賞、通常はバレエで活躍する人材を多く登用して、新しいパフォーマンスの形を提示しました。
 ・・・が、その後この作品ほどダンスを生かしたミュージカルはまだ見ていません~。おまけにラスタ・トーマス主演で見た後の望みといえば青山航士さんならあの音楽をどう踊るか見たい、という一点にあったのですが、どうやらダンスナンバーではなかったようで、残念です。著作権上の問題かもしれませんが、舞台空間が躍動する身体で揺さぶられる快感を一人でも多くの人に味わって欲しかったです
 ま、私が御託を並べるより、ラスタ・トーマスの公式サイトをご紹介します。現在トップページではyoutubeによる映像が見られます。こんな合法的な形でダンス映像が見られるとホント嬉しいですね~。youtubeとの関係も新しい、新時代のダンスを少しご覧下さい。"Movin' Out"のショットもあります。

All That Jazzとデキセドリン

2007-08-24 | ROCKIN' Broadway
 和央ようかさんコンサート『ROCKIN' Broadway』で演奏された"All That Jazz"。同タイトルの映画(79)と、ボブ・フォッシーのミュージカル『シカゴ』のオープニングを思い出します。『シカゴ』については今までも少し書いた事があるので、今日は映画の方に寄り道です
 この映画の主人公ジョー・ギデオンはフォッシー自身をモデルにし、他の登場人物も実在の人たちをベースに作られたキャラクターだということは発表当初から言われてきました。最近映画化された『ドリームガールズ』の81年公演の演出・振付をしたフォッシーのライバル、マイケル・ベネットもJohn Lithgowとして登場しています。そのうえ映画の決め台詞"It's show time, folks!"を言うたびに映し出される薬のビンに書かれた住所"61 West 58th Street"は、番地こそ違え、フォッシー自身の住所だったそうです。
 錠剤の名前はデキセドリン(通称スピード)、アメリカ空軍が疲労した兵士の士気を高めるために処方していると言われている薬で、さまざまの副作用があるそうです。ブロードウェイの第一人者として数々のヒット作を生み出す一方、フォッシーの私生活は安らぎの少ないものだったといわれています。心身ともに疲れ果てながら朝一番に薬を飲み、鏡を見て"It's show time!"と笑ってみせるジョー・ギデオン。その物語を飾る"All That Jazz"を、『シカゴ』ではヴェルマ役が強烈な媚薬のように歌い上げます。フォッシーが自分の全てを投げ出し捧げた「舞台」の化身のような女性でなければこの曲は似合わないかもしれません。スポーツ報知のサイトにアップされた、ガウンを脱ぎ捨てた和央さんの一瞬の姿は「化身」のオーラ充分ですね。
 ブロードウェイは傍で漏れ聞くだけでもあまりにもシビアなので、日本のショービジネス界の舞台の化身は、もう少し慈愛に満ちていてくれるといいなあ、と思います。出演者の方たちの"It's show time"の瞬間は、どんな表情なのでしょうか。
 

ROCKIN' Broadway DVD情報その3

2007-08-22 | ROCKIN' Broadway
 もうなんとお礼をいっていいのか、to--loveさん(はじめまして!)、momokoさんから引き続きROCKIN' BroadwayDVD情報をお寄せ頂きました。和央ようかさんの新しい魅力炸裂で、ファンの方は瞬きも惜しいコンサートだったと思いますが青山航士さんのことも見ていただいてとても嬉しいです。
 お二人の情報によると、11月7日の一般発売に先駆けて、和央さんファンクラブでは9月28日申込締め切りの通信販売があり、近いうちにオフィシャルサイトで通知されるのではないか、ということです。また、なんと千秋楽では全国ツアーのお話が出ていたとか。実現すると素晴らしいですね、あのコンサートがたった3日間だけなんて勿体ないなあ、と思っていました。舞台上のトークでは和央さんと青山さんの絡みもあったということですが、そのあたりもDVDに収録されるでしょうか。嬉しい話題を本当に有難うございます
 和央さんの動く姿を見たのはスポーツ報知のゲネプロ映像のみ、という私が言うのもなんですが、和央さんの動きを見ていて、この14日に亡くなられた元パリコレモデルの山口小夜子さんの「正しい姿勢は美しい」という言葉を思い出しました。和央さんは走り高跳びの選手をしておられたそうですが、何気ないステップにも身体の機能性の高さが感じられ、スパッとしてとても魅力的だと思います。
 とにかく秋が待ち遠しいですねえ。 

『ROCKIN' Broadway』DVD情報その2

2007-08-21 | ROCKIN' Broadway
 和央ようかさんコンサート『ROCKIN’ Broadway』のDVDですが、問い合わせたところ11月7日発売予定ということです。
 会場ではキョードー東京様が先行予約を受け付けておられたそうですが、会場以外での予約は受け付けておらず、今後は宝塚関係のショップで取り扱いがあるだろうとのお話でした。
 ちょっと調べただけですので、他にもあると思いますがオンラインショップとしては「キャトルレーヴ・オンライン」、お出かけされる方は「キャトルレーヴ」の東京劇場店・日比谷店・名古屋店・梅田店・宝塚店・福岡店、または有楽町日比谷・兵庫県宝塚市の「宝塚アン」などで販売されそうです。まだ予約は開始されていませんので、始まりましたら気付き次第こちらにアップします。いや~楽しみですねえ

 さて私事ですが、無事帰国しました。気がつけば総閲覧数は22万pvを超え、一年間の島流しの間もたくさんの方に読んで頂き、また助けていただきましたこと、心からお礼申し上げます。
 とくに最近はゲストの皆さんに書いて頂いてるのと同じ状態だったのですが昨日8月20日のgooブログ・アクセスランキングでは348ipアドレス、83万9550ブログ中760位と文字通りおかげさまでこれまでで最高の順位を頂きました。本当に有難うございます。これからもどうぞ宜しくお願いします 

ビー玉さん、熱帯夜さんよりROCKIN' Broadway 動画情報!!

2007-08-19 | ROCKIN' Broadway
 前の記事のコメント欄にビー玉さん、熱帯夜さんからROCKIN’ Broadwayの動画のお知らせをいただきました。本当に有難うございました。
 スポーツ報知のサイトなのですが、残念ながらリンクは許可制ということですので、皆さんどうぞ検索してトップページにアクセスし、上部の「芸能」インデックスをクリックしてください。現在「芸能」ページに和央ようかさんのステージ写真(これカッコイイですねえ)が表示されており、クリックすると見られます。
 セットも豪華なスケールの大きいコンサートで、3日間の夏の夢、という感じでしょうか。今日は千秋楽、ご覧になる皆さん、どうぞ思いっきり楽しんできてください

子持ちOLさんよりDVD情報頂きました

2007-08-11 | ROCKIN' Broadway
 日本全国の『おどろんぱ』終了に泣いている青山航士さんファンに朗報です
 10日の記事のコメント欄に子持ちOLさんより「”ROCKIN’ Broadway”のDVDが発売予定」とお知らせいただきました。本当に有難うございます。曲目にはやはり著作権の問題が絡んでくるようですが、嬉しいですね~

さくさくさんより出演者情報頂きました

2007-08-10 | ROCKIN' Broadway
 「ROCKIN’ Broadway出演者情報」のコメント欄に、さくさくさんより、女性ダンサー8人、男性ダンサー4人、との情報頂きました。有難うございました。数が減ると寂しいですが、増えるとなんとなく嬉しいですね~(単純)。
 どんな曲が披露されるのかは開幕まで分らないようなんですが、皆さんの予想、そしてリクエストはどの曲でしょうか? やっぱりボブ・フォッシーものは入れて欲しいですよねえ。
 先日、青山航士さんが参加されたフォッシーの愛弟子チェット・ウォーカー氏のワークショップで、フォッシー直伝の"Big Deal"の振付が行われたそうですが、そのさわりだけでも、と思ってしまいます。それは夢としても、女性ダンサーが8人もでるなら、和央ようかさんがヴェルマで"Chicago"の'Cell Block Tango'なんかもカッコよさそうですね。あと一週間、どんなステージに仕上がるのでしょうか。DVD化、激しく希望しています。