platea/プラテア

『ゲキxシネ五右衛門ロック』『The Musical AIDA』など、ミュージカルの話題作に出演の青山航士さんについて。

ストップモーションするならば

2006-12-17 | うたっておどろんぱ!プラス
 この10日ほどPCが絶不調、日本のテレビを見るロケーションフリーは起動しないわ、スタートボタンはタスクバーごと消失するわで「ああ~~、おどろんぱが見られない~~」と半泣きになっていましたが、悪戦苦闘の末、昨日深夜ようやく見られるようになりました。不吉なことを口走るんじゃない、とお叱りを受けるとは思いますが「おどろんぱが見られない!」心理状態を味わってしまい、番組が終わったらこんなのかしら~~と恐怖に震えています
 そんなわけでいつもより余計にありがたく感じた青山航士さんの新映像、短くても空気の質感を変えてしまう動きを見ただけで満足でした こういう台詞にたよらないものがパッとできるって「おどろんぱ」のメンバーならではですね。曲は昨年度の「モーション パピプペポ!」。昨年度もぼやいたんですが、この曲を聴くと、「ストップモーション」をテーマにして違うダンスが見たくなります。
 聞いた話なので、どんな言い回しだったのかは全く分らないのですが、ある人がモーツァルトに「音楽の何がもっとも美しいのでしょうか」とたずねたところ、モーツァルトは「音楽の鳴っていないところ」と答えたそうです。これはダンスを見ていても感じることで、魅力あるダンサーはステップからステップへ移っていく、音楽で言えば一つのフレーズが終わって次のフレーズに移るその間に、ふっと全身が空に遊ぶような、音楽で言うなら「無音」のような瞬間があって、それがとても綺麗なんです。その一瞬の静寂/静止が、前後の響き/動きをますます鮮明に感じさせてくれるように思います。青山さんのダンスを見ていて「音楽的」と感じるのも、そんな「音楽の妙」と同じ、一瞬の間があるからかもしれません。
 「モーション・・・」みたいな賑やかな曲も楽しいですが、テーマがあまりにも面白いので違うバージョンが見たいです~。これは「来年度続行」しかありません、よねっ!!

 それから、毎日PCを前にオロオロしていたので気付きませんでしたが、14日に総閲覧数が14万pvを超えました。島流しブログにたくさんのアクセス有難うございました