『SHOW店街組曲』に主演される中山秀征さんの記事を追ううちに、中山さんの事務所の大先輩、植木等さんを悼む「お別れの会」の記事にたどり着きました。渡辺貞夫さん、内田裕也さん、松任谷由美さんが出席、というあたり、植木さんのパフォーマーとして、また人間としての幅の広さを感じてしまいます。皆さんで即興「スーダラ節」を合唱したというのも、故人への想いがどんなものか分るような気がします。生前、中山さんにエールを送っておられたとのことで、この『SHOW店街組曲』、特別な作品になりそうですね。
このブログで、ボブ・フォッシーの話題から『シカゴ』日本初演(83)の記事を書く際に、植木さん演じる弁護士ビリー役(映画ではリチャード・ギアが演じています)が非常に素晴らしかったという評をいくつか読み、とても強い印象を受けたことを思い出します。
コメディアンとしてのお顔しかしらなかった私(すみません)、少し調べただけでも、オペラの平山美智子さんに声楽を学び、努力の末マスターしたギターは難曲も初見で弾きこなす腕前、と音楽的な素養も充分に兼ね備えた方で、驚いたことを覚えています。また陸上選手としてもかなりのもので、抜群の運動神経の持ち主だったそうです。芸能界に入る以前から僧籍にある方でもあり、視聴者の観ているものはほんの一部に過ぎない、という大きな大きな方だったのだと思います。
5分版の『プラス』を含めて6年間続いた『うたっておどろんぱ!』で「こーじ役」を務めた青山さんも、ダンサーという枠を大胆に取り払って、The Hawkerの歌声であっと言わせてくれました。『TOMMY』千秋楽の余韻に浸る間もなく、『SHOW店街組曲』の歌稽古だったそうですが、そんな不断の努力の結果を見せてもらえる観客って本当に幸せだと思います。今度はどんな面が見られるのか、楽しみですね。
このステージ、植木さんも中山さんの主演、ということできっと彼岸から見守っておられることでしょう。思わず一緒に曲を口ずさんでしまうような素敵なエンターテインメントになるような気がします。
このブログで、ボブ・フォッシーの話題から『シカゴ』日本初演(83)の記事を書く際に、植木さん演じる弁護士ビリー役(映画ではリチャード・ギアが演じています)が非常に素晴らしかったという評をいくつか読み、とても強い印象を受けたことを思い出します。
コメディアンとしてのお顔しかしらなかった私(すみません)、少し調べただけでも、オペラの平山美智子さんに声楽を学び、努力の末マスターしたギターは難曲も初見で弾きこなす腕前、と音楽的な素養も充分に兼ね備えた方で、驚いたことを覚えています。また陸上選手としてもかなりのもので、抜群の運動神経の持ち主だったそうです。芸能界に入る以前から僧籍にある方でもあり、視聴者の観ているものはほんの一部に過ぎない、という大きな大きな方だったのだと思います。
5分版の『プラス』を含めて6年間続いた『うたっておどろんぱ!』で「こーじ役」を務めた青山さんも、ダンサーという枠を大胆に取り払って、The Hawkerの歌声であっと言わせてくれました。『TOMMY』千秋楽の余韻に浸る間もなく、『SHOW店街組曲』の歌稽古だったそうですが、そんな不断の努力の結果を見せてもらえる観客って本当に幸せだと思います。今度はどんな面が見られるのか、楽しみですね。
このステージ、植木さんも中山さんの主演、ということできっと彼岸から見守っておられることでしょう。思わず一緒に曲を口ずさんでしまうような素敵なエンターテインメントになるような気がします。