Gの魂

GEN的男学の咆哮

闘う男たち

2009-11-02 | ボクシング
( 選手の数=ドラマの数。このリングに上がるまで皆、どれだけ苦しんだか)




新潟国体開催中、静岡の太田くんを迎えに

旅館・わか竹の玄関付近で待っていた時のこと。





某県の代表と思われる選手が玄関の外に居たんだよね。





1人ポツンと。


玄関近くの石段に座って。





何やら携帯をいじっているが、元気が無いように見える。












彼の着ているジャージは某強豪大学のもの。

後ろから見たらローマ字で小さく苗字が印字してある。






あ~わかった。






確かこの彼は明日、

去年の全日本チャンピオンと対戦が予定されてる選手だ。













だからナーバスになっているのか?


夜空の下、何やら難しい顔をしてうつむいている




彼の心中は如何に。。。






可哀想だけど明日は・・


チャンピオンにやられちゃうんだろな・・・











翌日。



昨夜の彼は予定通りチャンピオンと対戦。






結果は大方の予想を裏切りチャンピオンを攻略。




判定勝ちの番狂わせを演じた。







リング上で喜びを爆発させている昨夜の彼。







まるっきり面識が無い選手だったけど

ぼくは昨夜の事もあり、心の中で彼を応援していたんだ。











その彼はこの大会見事優勝。



おめでとう!○○くん。











ある意味


闘う相手、ってのは対戦者なんかじゃないんだよね。






敵は自分自身。




皆リングに上がる前から人知れず、自分と闘っている。








だから闘う男たちは皆




サイコーにイカしているのさ。









コメント (5)