<20100713>先日30数年ぶりに行った阪神甲子園球場…甲子園といえば子供心に蔦の外観ときれいとはいえない内部が印象として残っていたのですが、それ以外にも、何かの敷地面積や体積を示すのに“甲子園いくつ分”や何かの頂上決戦などを“何とか甲子園”という言うので、何かにつけて気になる存在でした。また、以前読んだ井上靖の「闘牛」では甲子園球場で行われた闘牛が陰鬱に描かれていたり、高校野球では雨のためにドロドロになりながらプレーしている選手を見て、“とてつもなく大きい物だがどこか暗い”と感じていました。ところが、2007年秋~2010年春にかけての改装によって見違えるように…そのため、これまでの印象は“伝統とモダンのコラボレーション”というふうに変わりました。明治時代の建造物がさらによくなって未だに使われていることに喜びを感じます。※参考=甲子園球場は1924年(明治13年)に完成した歴史ある球場…この年は干支では甲子(きのえね)だったため“甲子園”と名付けられたとのことです。
【検索用:甲子園に思う(1)】
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