<20120224>1年以上前に手に入れたヒマラヤに関する5冊の本(①「そして謎は残った―伝説の登山家マロリー発見記」、②「空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」、③「デス・ゾーン8848M―エヴェレスト大量遭難の真実」 、④「零下51度からの生還―エヴェレストの悲劇」、⑤「白きたおやかな峰」)…①は5カ月程前に読了し、その後すぐに②を読み始めたもののじっくり読める時間がなく、昨日ようやく読み終える事が出来ました。この「空へ」は1996年5月にエベレストの山頂付近で起こった12人の遭難事故に関するもので、登山隊に参加していたレポーターが記しただけあってかなり詳しい描写や分析がなされているものでした。著者が冒頭、「高所においては、情けなくなるくらい理性が心許なくなるので…」と記しているように山では平地とは異なる感覚になり、それに伴って危険度が増すもの…エベレストのような山に登るわけではありませんが来月には登山を再開するので本にあった数多くの教訓を生かしたいと思います。※写真=ジョン・クラカワー著の「空へ」…定価860円のところ
amazonで1,858円もしただけあって読み応えのある本でした。その下にあるのが次に読む予定の「デス・ゾーン」…これは「空へ」と同じ遭難事故に関して別の登山者が書いた物。この中にも色々な教訓があるでしょうからしっかり読もうと思います。
【検索用:「空へ」読了】