<20161120>1週間前の今頃(6時半)は燕山荘からモルゲンロートで薄っすらピンクに染まる槍ヶ岳を遠望していました。
最高の山行の一つであった4シーズン前の“
冬の槍遠望”をもう一度体感したく、この度の山行は“冬の槍遠望・再び”としたのですが、快晴となりまた最高の1泊2日となりました。ただ、11月の北アルプスは雪に覆われて真っ白な銀世界のはずなのですが、あまりにも雪が少なかったのには驚いたと言うか、少々心配になりました。第1日目(11月12日・土)の上りは合戦小屋でアイゼンは付けたものの雪は少なく、本来は冬道を通るはずの燕山荘直下は夏道…半年程前の“早春の燕岳”時は冬道だったので、今後そこそこ積もるのでしょうが。
燕山荘にザックを置いて燕岳に向かうものの雪はほとんどなく11月とは思えませんでした。
夕食はいつものようにカップラーメンのつもりが福井のご夫婦がご一緒しませんかと声を掛けて下さり何とすき焼き…私はプチベジタリアンなのですが有難く頂きとても楽しい時間となりました。
第2日目(11月13日・日)は-1℃…11月にしては暖かく、その中で凛々しい槍ヶ岳を遠望する事が出来ました。
8時20分に開始した下山は安曇野の街をすっぽりと覆う雲海を眺めながら…
この度も1泊2日でこれほどまで充実出来るのかと思いつつ3時間5分で登山口まで下りて来ました。その後はいつものように中房温泉で汗を流してから帰宅の途に…少々渋滞していましたが全てが楽しいものでした。これで今シーズンの北アルプスはお仕舞い…来シーズンも登りたいと思います。
【検索用:“冬の槍遠望・再び”を振り返って】