<20170830>この8月は2(ツェルト)泊3日で計画していた“そりゃ剱岳”も北アルプス初挑戦となる山ガール達のガイドとして燕岳へ登る
山行も共にこなせなかったので残念に思っていた中、槍ヶ岳(標高3,180m)に登りたいと言う山仲間の話を進め、先日挑んで来ました。槍ヶ岳はこれまで6回登頂しているので新たなルートでと…新穂高温泉登山口から槍平小屋・飛騨乗越を経由するルートで進めました。第1日目はレインウエアを着用する程ではなかったものの小雨…槍平小屋で泊まりました。そして第2日は槍ヶ岳を目指し7時半に小屋を発ったのですが強い雨と雷のため9時半に千丈分岐点の手前で断念…一気に下山する事にしました。と言うのは第1日目に渡った幾つかの沢が雨できっと増水しているはずと…一刻の猶予もないと思い、焦りを覚えつつ下りました。下山を決意して2時間半後の12時ちょうどに辿り着いた滝谷は案の定増水…数カ所の流れを渡った後、最後の木橋を渡ればセーフなので足元に気を付けながら渡りました。
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最もヤバいと思っていた滝谷を渡れたので皆一様に安堵し、足を進めました。そうしたところ現れたチビ谷は前日とは全く異なる悪夢のような激流…「これは渡れない」と思いました。しかし進むしかないので目を凝らして渡れそうな所を探しました。数名の登山者も困惑していたので私が先陣となり何とか渡り切りました。膝下まで水に浸かったため登山靴内はズブ濡れ…しかしそうするしかなかったので他の登山者も全員が渡り切りました。これまで命懸けのシーンは何度もありましたがこの度のが最も危険…その分、いい勉強になりました。もう雨は懲りごり…リベンジは晴れの日にこなしたいと思います。※写真=同行者が滝谷に架かる木橋を渡ろうとしているところ…12時5分
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