どんぐり山(ピタとピチ)

○次回出店 ―

西穂高岳 9

2015-08-22 | 登山 北アルプス
戻ってここは、ぎゅうぎゅうの相部屋。
書庫から選んだ永沢くん。

ヘッドライトをつけながら
布団の中で読むのはなかなかおつなもの。


この日は1つの布団に1人のスペース。
混んでいると、1つの布団に2人・・もしくは?
空いていて良かったです。


私たちの部屋は2階の端っこ。
階段に灰色の長袖のようなものが落ちていて
誰だろう・・
なんだか汗ばんだ肌着のようで
誰も拾いたくないのかしばらくそこに。

次の日の朝。
おとんがグレーの肌着がないって騒いでて
副ちゃんと顔を見合わせる。
あれ・・おとんのだったんだ。

受付の横に置いてあったそうです。
無事おとんの元へ。

西穂高岳 10

2015-08-22 | 登山 北アルプス

2日目。
朝5時起きの朝食5時半。
そして6時に出発です。


昨晩の夕ご飯時に聞いた天気予報では、
朝の6時には雨もよう。
雨の登山を覚悟していたらなんとかもって薄曇り。
周りの山々もはっきり見えます。

振り返り、山荘の赤い屋根。
その奥の焼岳は、
去年ザンザン雨に降られた思い出。

短パンの足元が寒いよ~

西穂高岳 12

2015-08-22 | 登山 北アルプス

ガレ場の上をゆっくりと。
風が強く吹き抜けます。

この日、具合が悪くて
(就寝時に暑過ぎて布団をはいでた・・風邪っぴき)
心臓の鼓動が速く、苦しい道のり。
激しい動悸は高山病の一種だそう。

休憩時にすかさず雨具の長ズボンを着込む。
パンをほおばり少し回復。


西穂高岳 14

2015-08-22 | 登山 北アルプス

ここをよじ登れば独標。


3点保持で慎重に。
一時期はまったクライミングを思い出しながら
掴む岩場を確かめつつ・・
たまに浮き石があってそこに体重をかけたら
まぁ大変。

この独標先がさらに険しく、
1つの目安として
ここの登りが怖いと感じたら
先に進むのは危険だって。
本当に、そう感じました。

西穂高岳 15

2015-08-22 | 登山 北アルプス

独標からの眺め。

先程まで心が折れていたけれど
休んでいたらなぜか気力・体力が回復。
山の景色が元気をくれたもよう。

副ちゃんも迷っていたけれど
3人で進む。

下りもかなり険しいです。
そういえば数年前、
槍、剣などの岩場を登っていた時よりも
大分体重の増えた私(プラス10キロ)。
重い体は、特に岩稜帯で不利のような気が。
軽やかさは皆無・・・
四郎さんに「くのいち」とまで言わせた過去を
しんみり思う岩場でのこと。

西穂高岳 17

2015-08-22 | 登山 北アルプス

途中雷鳥に遭遇し
言われの通り、その直後に雨が・・。
(天候の崩れる時に出会う雷鳥)

ピラミッドピークで雨具、リュックカバーを装備。

岩場が滑りやすくなる事と、
天候の悪化を考えて
ここで引き返すことに。

西穂の頂上は肉眼で見える距離。
頂上付近にお地蔵様が埋まっているらしく
その姿を拝見できないことが心残りでした。

奥穂やジャンダルム、明神などなど
ここから見える山々をおとんが教えてくれたけど
どうも何も頭に入らず。
(高山病?)