戻ってここは、ぎゅうぎゅうの相部屋。
書庫から選んだ永沢くん。
ヘッドライトをつけながら
布団の中で読むのはなかなかおつなもの。
この日は1つの布団に1人のスペース。
混んでいると、1つの布団に2人・・もしくは?
空いていて良かったです。
私たちの部屋は2階の端っこ。
階段に灰色の長袖のようなものが落ちていて
誰だろう・・
なんだか汗ばんだ肌着のようで
誰も拾いたくないのかしばらくそこに。
次の日の朝。
おとんがグレーの肌着がないって騒いでて
副ちゃんと顔を見合わせる。
あれ・・おとんのだったんだ。
受付の横に置いてあったそうです。
無事おとんの元へ。
書庫から選んだ永沢くん。
ヘッドライトをつけながら
布団の中で読むのはなかなかおつなもの。
この日は1つの布団に1人のスペース。
混んでいると、1つの布団に2人・・もしくは?
空いていて良かったです。
私たちの部屋は2階の端っこ。
階段に灰色の長袖のようなものが落ちていて
誰だろう・・
なんだか汗ばんだ肌着のようで
誰も拾いたくないのかしばらくそこに。
次の日の朝。
おとんがグレーの肌着がないって騒いでて
副ちゃんと顔を見合わせる。
あれ・・おとんのだったんだ。
受付の横に置いてあったそうです。
無事おとんの元へ。
2日目。
朝5時起きの朝食5時半。
そして6時に出発です。
昨晩の夕ご飯時に聞いた天気予報では、
朝の6時には雨もよう。
雨の登山を覚悟していたらなんとかもって薄曇り。
周りの山々もはっきり見えます。
振り返り、山荘の赤い屋根。
その奥の焼岳は、
去年ザンザン雨に降られた思い出。
短パンの足元が寒いよ~
ガレ場の上をゆっくりと。
風が強く吹き抜けます。
この日、具合が悪くて
(就寝時に暑過ぎて布団をはいでた・・風邪っぴき)
心臓の鼓動が速く、苦しい道のり。
激しい動悸は高山病の一種だそう。
休憩時にすかさず雨具の長ズボンを着込む。
パンをほおばり少し回復。
ここをよじ登れば独標。
3点保持で慎重に。
一時期はまったクライミングを思い出しながら
掴む岩場を確かめつつ・・
たまに浮き石があってそこに体重をかけたら
まぁ大変。
この独標先がさらに険しく、
1つの目安として
ここの登りが怖いと感じたら
先に進むのは危険だって。
本当に、そう感じました。
独標からの眺め。
先程まで心が折れていたけれど
休んでいたらなぜか気力・体力が回復。
山の景色が元気をくれたもよう。
副ちゃんも迷っていたけれど
3人で進む。
下りもかなり険しいです。
そういえば数年前、
槍、剣などの岩場を登っていた時よりも
大分体重の増えた私(プラス10キロ)。
重い体は、特に岩稜帯で不利のような気が。
軽やかさは皆無・・・
四郎さんに「くのいち」とまで言わせた過去を
しんみり思う岩場でのこと。
途中雷鳥に遭遇し
言われの通り、その直後に雨が・・。
(天候の崩れる時に出会う雷鳥)
ピラミッドピークで雨具、リュックカバーを装備。
岩場が滑りやすくなる事と、
天候の悪化を考えて
ここで引き返すことに。
西穂の頂上は肉眼で見える距離。
頂上付近にお地蔵様が埋まっているらしく
その姿を拝見できないことが心残りでした。
奥穂やジャンダルム、明神などなど
ここから見える山々をおとんが教えてくれたけど
どうも何も頭に入らず。
(高山病?)