6月の末に,鎌倉の明月院を訪れました。
こちらの寺は,別名「あじさい寺」と称されるとおり,梅雨の時期には境内の約2500株とも言われる紫陽花たちが一斉に美しい花を咲かせます。
この時期の明月院には,紫陽花たちの競演を一目見ようと,朝から多くの人が行列し,紫陽花が逆に人間の数に飲み込まれるほどであります。
前からこの時期の明月院の紫陽花を見に行きたいと思っていましたが,そのような状況を聞き及んでいたため,これまで明月院の紫陽花を現場で見たことはありませんでした。
しかし今回,気力を振り絞り,人波に飲まれる覚悟で,朝一で明月院を訪れることにしました。
北鎌倉駅に到着したのは午前8時15分ころだったのですが,この時点でも人の数は相当なものでした。
昼間だったらどんなことになっていただろうと,あらためてぞっとしました。
まあ,人間ウォッチングは置いておいて,さすがあじさい寺と言われるだけあって,紫陽花が見事なまでに咲き誇っていました!
土壌の関係からか,それとも品種の関係からか,この場の紫陽花は青紫もしくは白のものが大部分でしたが,境内のどこを巡っても紫陽花のないところはないというくらい紫陽花づくしのお寺でした。
これで人が少なければ大満足だったんですが…
次回は,アジサイではなく明月院そのものについて多少お話ししたいと思います。
<本日の一句>
紫陽花や流れる人に沿いて居り ぴえる
明月院ですか。私はここは、蝋梅の季節しか行って来ません。それにしても、8:15でも参拝客がいるとは!!
ここの紫陽花は、戦後にここの住職が数本の株から挿し木で増やしたのと話を読んだ記憶があります。
紫陽花、本当に美しいですね!
今年はいい状態の紫陽花にあまり出会えなくて
ちょっとしょんぼりだったのですが、
こんなにすてきな紫陽花を見せていただけたので、
私はもう大満足です♪
明月院、私も行ってみたいです・・・。
混雑覚悟で行ったのですが,やはり混雑してました
matsumoさんがおっしゃるとおり,ここの紫陽花は戦後に挿し木されて増えたみたいですね。
明月院の紫陽花は,確かに見事だったのですが,人が多すぎて美しさ半減といったところでしょうか…
でも,ほんとはここ以外の,道ばたに咲いている紫陽花の方ががなにげに見事だったりして…
自分だけの紫陽花スポットを見つけてみたいものです