ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

石原都知事の同性愛蔑視に赤川次郎氏も批判

2011-02-07 00:04:38 | Weblog
石原都知事が同性愛はDNAの異常で足りないと蔑視発言をした件

石原都知事の発言が日頃から酷すぎるのか、今回のことをマスコミが大きく取り上げられないままです。

当事者の意識がそれを許容していると、それも仕方無いわけですが
自分たちは物心付いたときから自分を日陰者だと思わされてきているので
色々言われることにも慣れてしまっているかもしれません。

でも今回のような公人にある者が明確な人権無視をしたときには態度であらわしておかないといけない。

石原発言を当然だと思わない人も多い。
事件を知らないだけで、この件を伝えて行くだけでも問題意識は広がります。

紹介が遅くなりましたが、赤川次郎さんが朝日新聞のコラムで批判の声を上げてくれています。


■赤川次郎 「三毛猫ホームズと芸術三昧!」朝日新聞 2011.01.13 東京夕刊から抜粋■■

先日石原都知事が同性愛者について、「やっぱりどこか足りない感じがする」と発言するのを聞いて唖然とした。こと芸術の世界に限っても、同性愛の人々がどんなに大きな役割を果たしてきたか。

さらに私が驚いたのは、この差別発言を批判するマスコミがほとんどなかったことだ。相撲に勝った横綱がガッツポーズをしただけで「品格がない」と文句をつけるのに。「品格」を求める相手を間違えてないか。「品格より力だ」というなら、ナチスドイツが同性愛者を弾圧したのと、全く同じ発想である。

文豪トーマス・マンは75歳のとき、たまたま泊まったホテルの若いボーイに激しい恋心を抱いて苦しんだ。マンを敬愛していたルキノ・ヴィスコンティも同性愛者だった。「どこか足りない」のは、発言した当人の方であろう。
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/466.html


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他にも国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチが
「石原慎太郎・東京都知事は同性愛者差別発言を撤回すべき」との声明を出しています。
そのことを取り上げるところも出ています。

■石原都知事の「同性愛者差別発言」 国際人権団体が撤回もとめる
(ニコニコニュース)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw28511


有志の会では3月12日(土)に抗議デモも開催とのこと

■石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会
http://ishiharakougi.blog137.fc2.com/
コメント (2)
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