ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

男子裸画像の小学校教諭逮捕・・

2009-06-23 02:06:05 | Weblog
(ニュースから)
「男の子好き」裸画像送らせる=小学校教諭を逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090622-00000067-jij-soci
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjun0906602/
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090622/crm0906221253020-n1.htm

こういうニュースは、ゲンナリきます。
男女の場合でも性犯罪は気分の良いものではないですが、
これが同性愛に関係するとなると、どうしても複雑に思います。

性犯罪のニュースは日常的で、男女も同性同士のことも毎日のように騒がれています。

今回のこと、女性になりすまして元教え子にメールを送りつけ恐喝

あまりに執着、そして計画的。

担任を受け持っているというクラスの児童のことを思うと、
頭を抱えてしまうばかりです。

先ほどのニュースで、その教諭の学校での日常風景などを
それはセンセーショナルに報道していました。

そのテレビ報道で気になったのが
「女性も好きだが、小中学生の男子も好きだった」というところ

女性も好きだが・・

人それぞれで、バイセクシャルというのも大いにあるしおかしくは無いが
とってつけたような「女性も好きだが」という断り文句を今更にも言うところ

ここまでの事件を起こしても、そこは押さえ、
また、すがっておかねばならないことなのかと気になった。

隠そうとするから、暴かれる
隠すから怪しい暗闇へと入っていく  そういうことを考えてしまう。


同性愛のことは、少しづつ堂々と語られるべきこととして理解が進んでいくだろう
暗部に閉じ込めないで済むような未来に向かっていくだろうと思う。

しかし、今回の事件は性癖としての小児性愛。

イマジネーションとして、頭の中だけでなら小児性愛もかまわないのですが、
実行に移すと犯罪なのです。これはどうしようもないことなのです。

どんなに了解の下であったとしても、大人は子供たちを守らなければならない。
どんなに押さえきれないものであっても、心の中だけで済まさねばならない。

欲望のエネルギーというのは、仕事に大いに活かせられるかも知れないけれど
逆を言えば、そんな環境で働くなんて地獄に身を置くようなものではなかったか・・

映像からは、とっても感じのよい、やる気にあふれた先生に見えただけに
本当に複雑なものを感じてしまいます。去年、やっと採用されたばかりだとか。

もう少し、自分と向き合うことが出来ておればよかったのだけど、
欲望のエネルギーは、押さえ切れるようなものではなかったということでしょう。

こういった事件を聞くと、同性愛の当事者は萎縮してしまいがちですが
性的指向としての同性愛と、性癖(性的嗜好)とを混同しないようにしたいところです。

同性愛は犯罪ではありません。

当事者自身が、自分のことを「性癖」としか自分のことを捉えられないのであれば
世間も同じような見方しかされないのだと思います。
コメント
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