ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

5月17日は同性愛差別を考える日

2008-05-18 02:13:57 | Weblog
5月 17日は 「 国際反ホモフォビアの日 」でした。
the International day Against Homophobia 通称 : IDAHO

1990年5月17日にWHOの「精神疾患のリスト」から
「同性愛」の文字が消えた日なんですね。
「同性愛が病気じゃなくなった日」ということなんです。

ホモフォビアというのは同性愛嫌悪という意味で
同性愛に対し、差別的な考え方、嫌悪感を持つことをさします。

「この日を同性愛差別に反対するきっかけとしよう」と、
フランスの活動家が呼びかけて、世界中にひろまる記念日になりました。

日本では、同性愛者だからといって投獄されるとか日常的に撲殺されるとか
極端なことは無いように思えますが、「同性愛なんてありえない」 という
考え方や心無い態度は当たり前に存在していて、多くの当事者は隠れて
生活するしかおれません。

同性愛差別発言をすることについて、人権問題との意識はほとんど無く
隠れた当事者たちを傷つけていることさえ気がついてないのが日本の現状

その状況を知ってもらうための日が5月17日
「性的少数者の人権について考える日」なのです。

松山でも何かできればよかったのですが、何も出来ませんでした。
どういうことが出来るかずっと考えていますが・・

俺としては「反ホモフォビアの日」という敵対的で攻撃的な表現ではなく
「同性愛が病気じゃなくなった日」からくる流れで
「性的少数者の人権について考える日」とか、
この際、分かりやすく同性愛者に限定して「同性愛差別を考える日」という
表現になればいいのになと思ってます。

神戸では、同性愛差別からくる子供たちの「いじめ問題」に、教育委員会が
真剣に向き合うように街頭署名活動をしたそうです。いいやり方ですよね。

田舎の愛媛では、表に出られる者も少ないので表立った活動はしづらいです。
そんななかでも、少しでも皆に意識をしてもらうきっかけの日にするには
何が出来るでしょうか。

アイディア思いついたら教えてくださいね!

ということで、とりあえず5月17日の前後は
皆さんも同性愛差別を考える機会としてみませんか?


コメント
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