ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

松山市議会請願可決で男女参画見直しか?

2007-12-19 01:44:02 | Weblog
松山市男女参画条例の運用方針をめぐる請願の件
ジェンダーフリー思想を見直すようにと言う請願が本会議で賛成多数で採択された。

退席14名、反対5名、賛成25名

一見するとまともそうに読めなくも無い請願事項ですが
それこそ、その本性に隠された意図は・・・

今後をしっかり見て行くしかありませんが、運用の舵取り方向は
どんどん変えられていくでしょうね。

今回の請願採択にあたって、406通のFAXやメールが届いたとのことです。
そのうち反対は148通、賛成は258通だったそうです。

賛成の方も組織的に動員かかったのだなあと思います。
ここでも、今回の請願がどのような問題をはらんでいるか?を市民の多くに
意識してもらえることは無かったのだなあと思って残念に思います。

そのような中、メールなどで意思表示していただいた皆さんありがとうございました。
ちゃんと届いているようですよ。

今回の出来事を身の周りに聞いてみても
何が問題かも分かりにくい、何が決まったのかも分かりにくい
そんな市民が多いように思います。

そんな中
賛成派は「今回の請願可決によって松山市民の良識が形に表れた」として
今回の成果をアピールしはじめています。

この採択を盾にどのような運用の変更を求めていくのでしょうか・・
とても不安な気持ちになります。

男らしさ、女らしさを強調されたり
目指すべき家庭像を提示されたり
伝統と文化の尊重と言ってセクシャルマイノリティを否定したり
公共の精神の名の元に個人が虐げられたり
男女の特性の違いに配慮で、男性はこういう仕事は向いてないから・・とか言い出さないのか?
性教育は社会の良識に配慮して何もせず、子どもの発達段階は把握できず。
表現の自由および思想信条の自由を侵さないことと言いながら学習の自由を奪う


さて、この男女参画
「男」「女」だけのヒトくくりで話してしまうことが問題なのでしょうね。
男性もいろいろ、女性もいろいろなんですが・・・


(写真は愛媛新聞12月18日3面)

こちらのメインブログの方が写真が見やすいです
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/52522957.html
コメント
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