ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

2007人権週間のリーフレットにも性的指向~

2007-12-13 00:37:30 | Weblog
今年の人権週間で、松山の商店街で配られたリーフレット

人権週間の強調事項が詳しく説明されていました。
今日の写真のようにセクシャルマイノリティの関係は2つ載っています。

○「性的指向を理由とする差別をなくそう」
 同性愛者など,少数派の性的指向の人に対する偏見は根強く,社会生活の
様々な場面で人権問題が発生しています。性的指向による差別は不当であると
いう認識を持ち,偏見・差別を解消することが求められます。
 性的指向・・・性的意識の対象が異性,同性又は両性のいずれに向かうかを
示す概念のことで,異性愛,同性愛,両性愛を指します。

○「性同一性障害を理由とする差別をなくそう」
 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が施行され,
性同一性障害であって一定の条件を満たすものについては,性別の取扱いの
変更について審判を受けることができるようになりましたが,一方で性同一性
障害者に対する偏見や差別があります。性同一性障害に関する正しい理解を深め,
偏見・差別をなくすことが必要です。
 性同一性障害・・・生物学的な性(からだの性)と性の自己意識(こころの性)
が一致しないため,社会生活に支障を来たす状態をいいます。

こんな感じで書かれています。
「性的指向」という言葉はまだまだ浸透してなく分かりにくいですが
しっかり「同性愛者など,少数派の性的指向の人」として書いてくれています。

今日の写真には載ってませんが
もうひとつ次の項目もありますね。

○「HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう」
 現在,我が国においては,エイズ,ハンセン病を始め,感染症に対する正しい
知識と理解の不足から,感染症にかかった人々に対して,日常生活,職場,医療
現場における差別やプライバシー侵害などの問題が起きています。問題を真っ向
から見つめ,正しい知識や認識を持つ必要があります。

毎年、この時期には同性愛にたいする偏見や差別も人権問題であることを
このブログでも書いてきました。

もっともっと当事者の仲間たちが自分自身に自信を持てるようになってけば
いいな~と思います。

まだまだ、性的マイノリティへの偏見蔑視を問題視している人は少ないし
人権問題としての扱いになっていることを知っている人も少ないと思います。

その為の社会的な啓発はこれからです。
でも、間違いなくその方向に向かって行きますよ!!!

2007年 人権週間
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03.html





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