ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

愛媛県の保健所にも訪問

2007-02-14 01:01:51 | Weblog
積極活動中の愛媛のゲイコミニティ向けHIV予防啓発サークルL.s.E

今度は愛媛県の保健所にも挨拶に行きました。

L.s.Eの代表と俺ともう一人の3名。
また新たな仲間が行政の皆さんの前に堂々と対面するという挑戦を
やってのけてくれました!!

相手側は感染症対策の係長さんと担当の女性の方。
ざっくばらんなお話をさせていただきました。

県は本当にお金が無いので(県庁とか昼間は廊下も何も真っ暗です)
なかなか身動き取れないようですが、お金をかけなくても出来ることは
たくさんあるのでしっかりお願いしながら一緒にやって行きたいです。

松山には愛媛県の松山保健所と松山市の松山市保健所がありますが、
県の保健所では県内の6ヶ所の保健所でHIV検査を即日対応してくれています。

四国では愛媛県だけ。
中国では鳥取、九州では佐賀と長崎、沖縄だけです。

普通では採血しても結果は1週間後なので2度訪問しなくてはなりません。
当日1,2時間後に結果が分かるのはありがたいことですね。

県ではそのためのサポート体制もいろいろ工夫されているようでした。

即日対応によって検査の数も増えているとか。
県も予算が無い中、1検査に1万円以上かかるのですけれど
無料検査をしてくれています。

その分、予防啓発にかける予算がほとんど無いところが辛いところです。

先日の仙台で起こった誤通知のことを引き合いに
「1人の人権と99人の生存権」なんて考え方はしないようにしたいですよね
と話をしておきました。

ゲイ向けパンフレットを置けるかどうか?や、L.s.Eで作成するコミュニティ
向けのポスターに県の名前を入れられるか?とかもお願いしてきました。

松山市の保健所が毅然と対応してくれたように県の皆さんにもその覚悟を持っ
ていただく必要があるとお話しました。

俺のプロジェクトの話もしておきました。
同性愛者をはじめとした性的少数者に関する勉強会などをする用意があるので
是非にとお願いしておきました。

新しいつながりの中で人の輪が広がっていくといいなと思います。



コメント (2)
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