ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

保健所にゲイ向け資料が置けないのか?

2007-02-04 00:33:11 | Weblog
先日の松山市保健所へLSEと訪問した時に、気になる話を聞いた。

保健所のHIV検査相談の待合スペースに、昔はゲイコミニティ向けに作った
パンフレットも一緒に置いてくれてたのだそうです。

あるとき、検査に来た人がそれを見つけて、あのいかがわしいパンフレットは
退けるように!!と注文を出され、結局その意見に従う形となったと言うのです。

感染者の半数が男性同性愛者であるという今の実態を考えても、
必要な人に必要な資料は行き渡って欲しいところだ。

ゲイ向けで作られた資料には、かわいい挿絵で男同士の裸でエッチしている様子
とかも書いてあった。それをいかがわしいと言うのだろうけど、男女だってやっ
てることはそう。

そのいかがわしさを怯えるあまり、男女のためのパンフレットでは
ゲイ向けと比べて実践的な情報は隠されてしまい、何を伝えているのか
分からない曖昧なものになりがちだ。

チラシなのだし任意で必要な人が持っていけば良いのだ。

本来なら、保健所の方が高い見識でもって、そんな文句を言う方には
諭していただかないといけないのですが・・
先日この話をしてたときも、申し入れておきました。

撤去となる当時は、地元で活動する俺たちやLSEなどの団体が無かったから
一方的に処理されてしまったのでしょうね。

これからは俺たち側も働きかけもしていくことで、このようなことが起きた
場合にも、保健所の皆さんが毅然と心強く対応していってもらえるように
後押ししなきゃいけませんね~。

落ち着いたら、またパンフレットを待合に出してもらうようにも要望して
いきたいところです。いい方法があるはずです。

望む人にはちゃんと情報が行き届くことであって欲しい
もっと大人な社会になりたいもんだねー


■上記記事について 訂正

俺のまったくの勘違いだったようです。あのようなクレームを付ける人がいのだけど、松山市保健所ではしっかり頑張ってそのような文句は跳ね除けてくれたそうです。そのときのエピソードを話してくれたのですが、それを俺が勘違いしたらしいです!! あー、とんでもない早とちりな記事になってしまいました・・お恥ずかしい、この恥ずかしい記事はそのままさらし、改めて訂正の記事を書きます!申し訳ございません。
コメント
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