ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

受信料問題・NHKの強気

2006-10-12 00:04:14 | Weblog
NHKが本当に行うことにしたという受信料の民事督促

この発表をした影響で、不払い者から1460件、未契約者から1810件の
新規契約があったんだとか。

今回の民事督促を出すことにしたのは関東のたった48件とのこと。
NHKの強気意思を伝えるのが目的なので48件と少なくていいのだろう。

また48件の中から督促を不服として裁判で争うような人が出てくると
めんどくさいから、その48件はいろいろ工夫して抽出したに違いないと想像する。
(NHKが言うには自然抽出らしいけれど)

デモンストレーションの意味が多いだろうから、この督促作業を全国に
広げるかどうかは分からない。

しかし、このNHKの強気態度の発表を見て、
こんなにビビってしまう人も多いものなんだなあ。

だいたい、今回の一連の受信料問題はNHKが発端で起きたことだ。
長い間受信料をあいまいにして棚上げし、払ってくれる真面目な人に対して
値上げをし続けてつじつまを合わせてきただけのもの。

NHKとしてはまず、受信料を半額程度に値下げすることを発表し、心機一転
して出直すことを国民に提案すべきだろう。

値下げの根拠は値下げと同時に未納率を減らすこと。

現在4割もの未納・未契約者いるが、その人々が支払えば半額近くに値下げ
してもやっていけるはず。

値下げによる出直しならば多数の国民は支持をするだろうし、
国民もそこからは未納者を許さない風潮も出来るだろう。

そうやって不公平感をなくすための強行処置は仕方が無いことだと
NHKの対応を応援するようになるだろう。

という順番でしていくべきだろうにねえ。

なのに、料金の見直しはせずして強制的な督促行為だけしていく
なんだか容赦が無いと言うか、互いに育てあおうと言う会話も放棄している態度。

公共的な存在の発想ではないな。

脅し、恫喝じゃない?
これらの強行手段を持って全国の営業員は脅しの営業をして回るのでしょう?
びっくりです、ぞっとします。

そんな組織が国民に受け入れられるのでしょうかね?

現在4割もの未納によりすでに制度としては破綻している。
中途半端で強引な解決をしようとしたらひどい目にあうんじゃないの?

もし、これらの強行処置を推し進めて8割方も集金できた、なんてことになれば
今でも大変な収入でやれているのに、儲けまくりだよね?
絶対還元なんてしないでしょ?

さーて、これからはNHKと国民とのチキンレースの始まりだ!

まずは、値下げからだろう!と主張する人は、NHKの態度に苦情を言って
未納や未契約をしばらく続けていく方法が残された手段。

未納者全員に法的督促をするには時間もかかるし無理があると思うので、
しばらくはこんな「せめぎあい」が続くかな?

どちらかの均衡が破れたときに・・・??

さて、なんだか、最近こういった強引なやり方がまかり通っていません?

NHKという公共的な放送局の存在価値は分かるし、不公平感の無い集金制度に
するべきとも思うけれど、ものの順番がねえ。

NHKの営業担当では自殺者も出ているらしい。
東京からの指示と客の間に挟まれて大変だろう。

もっと穏やかにやれるはずだろうにな~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする