日の丸・君が代の強制は違憲に拍手！

すばらしい！このニュースに俺も手をたたいて喜んだ。

日の丸・君が代が国旗・国歌であるのが悪いと言っているのではない
それを強制し敬え！と国家権力が言うのが間違っているのです。

それも子供たちの思想に直結するだろう教員に強制するなんて本当に恐ろしいこと。

それを東京都は率先してやってきた。
今まで多くの教員が罰せられ、左遷され、教育現場は萎縮していった。

日本では歴史的に日の丸・君が代を振りかざし他国を侵略し、国民を戦争に
扇動していったという間違った道がある。

過去を払拭するために新しい国旗国歌を作れなどと無責任なことは言わない。

過去の日本のやってきたことも含めて
俺たちは日の丸・君が代を引き継いでいかねばならないのだろう。

そしてもし、これからの時代に皆が心からの親愛をもって
日の丸・君が代に触れていける時代になれるならそれでよい。

まさか強制でそれが成し遂げられるわけじゃないし、
そのようなやり方は決して許してはならない。

俺の希望としては第２国歌とか国民賛歌のようなものを作成してはどうか？
と思っているのです。

スポーツの試合など国民が肩寄せ合って、
元気に楽しく歌える歌が出来ればいいなと思う。

君が代はそれはそれで奉っておいてね！

さて、今回の違憲判決

今まで東京都から発信された教員への職務命令が、
現在の日本における右傾化影響の原因のひとつであることは間違い無い。

今回の判決は、この右傾化の歯止めとなるように
安部政権が始まる今、司法が示した警笛だと思う。

公務員なら国家権力の意思に従うのは当然だという意見がある。

とんでもない大間違いだ。

一般国民と同じく公務員はこの国を構成する立場である。
間違った国の方向があるならそれを止める努力が国民には求められる。

公務員と言う影響ある立場のものなら、なおさらバランス感覚が求められるし
行動も期待される。

さらに教員となればまた立場が重大。

子供たちには絶対の立場である教員だ。
子供たちには自由な思想で物事を考える力を身につけてほしい。

時の国家権力の考えを押し付ける場に教育の現場がなることは本当に恐ろしいことだ。

教員自身も、戦前のように教え子を国のために命まで奉仕させるような
国民に育て上げなくてはならない時代を再来させてはならないとの重大な
使命を感じているだろう。

戦時中、子供の教育から国粋的になっていき、大人たちは自分の子供に
たしなめられると言う形で戦争一直線に突き進んでいった歴史がある。

俺たちのノホホンとした大人は、
子供たちに「そんなことでお国のためになりますか！」なんて怒られる
時代が来るかもしれません。

実際に昭和の始めはそのようなことがあったそうです。

突然、自ら軍人に志願する！と言って聞かない息子たちに
親たちはオドオドしたそうです。

そんな子供たちを親たちも止められない状況になってしまうのです。

今回の判決で、今までひどい立場に置かれながら頑張ってきた教員たちには
本当に感謝しています。

都は上告するらしいので、早く高裁の判決を出して決着して欲しい。

違憲判決が出た今、とりあえず教育委員会は教師への通達や職務命令を
停止すべきだろう！

なのに

今日早速に校長を呼び集めて「方針は変わらない」と締め付けたと聞く。

司法無視・憲法無視がはびこってないか！？

判決について小泉首相は
「法律以前の問題じゃないでしょうかね。人間として、
国旗や国歌に敬意を表すと言うのは・・・」との発言をした。

空恐ろしい発言です。

人間として？？っていったい何なんだ。
今日は社会人として変だとかどんどん話を摩り替え暴言を続けている。

憲法遵守すべき立場の首相が、時代遅れの憲法だから無視していい！
三権分立はどこへ行った！

そんな調子の５年で自衛隊は海外派遣するわ、
後方支援と称して連合国軍に名を連ねて戦争の後押しをする国になるわ、
靖国問題に・・もうめちゃくちゃにしてきたではないか？

それを国民も止めなかったのが信じられない。

今回だって、こんな発言許してはならない。

目先辞めるからって何言ってもいいってことは無いぞ！

石原都知事の発言もどうだ！
裁判官は現場を知らない、都立高校の荒れようは半端無い
規律を教育するためには国歌斉唱は格好の教育機会とか言って摩り替えている。

だいたい、都立高校の荒涼ぶりったってオーバーなドラマのシーンじゃあるまいし
実際の都立高校生はこれを聞いてなんともないの？

２丁目は美観的に悪いとか、これと同じで悪い思い込みイメージの発信で
国民をたぶらかしているだろうが！！