ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ゲイである俺たちが望む社会!

2006-09-15 00:35:03 | Weblog
問題の都城市・男女参画条例改悪の件、
今日は尾辻府議が乗り込んでくれています。本当にありがたい。
私たちの問題を、社会にハッキリ現してくれています。

面と向かって、冷静に落ち着いて話してくるとありました。

そして、また新たなマスコミが記事応援をしてくれ始めてます!

東京新聞9月14日朝刊。24面に大きく!!
取り上げられてなかった今年のゲイパレードとも合わせたよう!

ローカルな話題ではなくなってきました!

2003年に都城市でこの条例が制定されるにあたり
出された提言は次のようなものでした。

俺たちが望む社会そのものが見事に書かれています。

今こそ、再度読み直しておきましょう!

############

本市(都城市)においても性的少数者といわれる同性愛者、両性愛者、
性同一性障害を持つ人などが身近に存在しています。

性的少数者は、彼らに対する偏見や無理解、一部マスメディアの偏った描写
などにより、そのことを明らかにすることで受けるであろう周囲からの差別
的取り扱い等を恐れて、自分らしく生きることができない状況に置かれています。

また、本来理解し、精神的に支えて欲しい家族からも偏見の目で見られ
家庭においてさえも安らげない実態もあります。

特に思春期においては、性的指向や性自認に対する適切な知識が得られなかった
り、誰にも相談できず、一人で悩みを抱え込んでしまっています。

さらに、同性愛者同士の結婚については法律的な保護がないため
社会制度上の様々な問題や困難に直面しています。

したがって、性別にかかわりなく、個人としての人権が尊重され、その個性や
能力が十分に発揮できる社会をめざす男女共同参画社会づくりにおいては、
的少数者の人権も積極的に保護していくことが必要です。

そのためには、社会の構成員として性的少数者が存在することを社会的に認知
するとともに、多様な性についての理解を深め、性的少数者に対する差別や
偏見をなくしていくための学校教育や社会教育、啓発活動などを推進していく
必要があります。
「都城市における男女共同参画社会形成の推進についての提言」

############

本当にすばらしい。

自分の住む地元松山でも、
この提言の内容を実現化するように働きかけていけば良いのだなと整理できます。

都城市はちょっと先進的な条例を作ったから妙なことになっているのではありません。

全国の市町村でも同市の条例レベルのものを作っていかなければならないのです。

そういうきっかけにしていかねば!
コメント
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