都城市へ同性愛者ら修正案に抗議

宮崎県都城市の男女共同参画条例見直しの問題。

尾辻さんが集めた抗議賛同者は２５０名も届いたそうです。
それをもって市長と市議会に提出していただけました。

そのことが「同性愛者ら修正案に抗議」と地元宮崎の新聞で記事になっています！！

宮崎日日新聞９月９日
http://www.the-miyanichi.co.jp/news/index.php3?PT=1&DT=20060909

今回の修正は市民から寄せられた意見で「性別または性的指向にかかわらず」と
いう部分は必要ないとの意見が多くあったことからという理由で削除が検討された。

憲法ですべての人の平等、基本的人権は認められているのだから
「性別または性的指向にかかわらず」を「すべての人は」に変更する形で
次回市議会で検討されることになってしまった。

尾辻さんのコメントにあるように、
こういった「必要ない」との市民の声が上がること事態が差別が根強い証拠だ！

パブリックコメントの差別的な内容については下記を再度参照。
http://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/pabukome/shiminseikatu/seikatubunka/danjokentoukekka.jsp
http://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/pabukome/shiminseikatu/seikatubunka/danjosyuseiitiran.jsp

男女共同参画とはそもそも何を目的にしているのか？

法の下に平等との憲法は６０年前に出来ながら、いまだそれが達成できないから
こういった条例を作ろうとしているのではないか？という点に戻ってほしい。

少数派だから気にしなくてよいというそのことが尊厳無視の人権問題だ！

さらに宮崎日日新聞では９月１０日に、なんと「社説」でこのことを取り上げてくれます！

宮崎日日新聞９月１０日社説
「男女参画条例を修正？避けたい、振り出しへ戻る愚」
http://www.the-miyanichi.co.jp/news/index.php3?PT=4&DT=20060910

憲法の法の下に平等は保障されているから必要ない！
その理屈なら振り出しに戻ってしまう！と明記！

すごく心強いです！

でもね、最後の文章で女性・同一性障害と触れながら
同性愛者のことは触れてないんだよね。文面の本当の真意が気にかかるような。

ゲイランド！？現状を見る限り根拠の無い風評？あたりも、
なーんか。

まあ、尾辻さんの抗議の記事掲載が前日にあっての社説だから
良いように解釈すべきかなあ？

しっかし、
反対派の主張は、「全国から同性愛者などが集まり“ゲイ・ランド”になる恐れ…」
って俺たちを何者だと思ってんだろう？

こうやって声を上げていくこと、とても大切だと思う。
地元新聞も動き出した！

もし「すべての人」と曖昧になったとしても、
その中に同性愛者も含まれることは市も今回明確に認めるところになるのだから
どんどん積極的に政策の要望をしていくべきだろうと思う。

宮崎県の当事者！頑張りどころですよ！！

抗議賛同者の募集はまだまだ続いています！
ぜひみんなに声をかけあって！
http://blog.so-net.ne.jp/otsuji/2006-09-04-1