さかなのはなぢ

ねこ二匹と暮らすオットとツマがぽつりぽつりと気に入ったことや気になったことについて書き留めたブログです。

六花の森へ

2011-05-26 23:04:39 | 外出(本州以外)
ツマです。

六花の森というところに行ってきました。
2007年にできたところで、六花亭が"花柄包装紙に描かれた草花でいっぱいの森をつくりたい"ということで、木を植えて野草を育て、構想10年かけてつくった森です。
北海道ガーデン街道の庭のひとつにもなっています。


建物はクロアチアの古民家のオーク材を再使用してあります。
庭にしっくりきます。


正直申し上げて、スポーツより、花より、文化財より結局何だかんだ言って食い気でしょ、みたいな我が家です。六花亭が好きなので、六花亭がつくった庭だもの、とりあえず寄っておくか、と思ったくらいの場所でした。ところがいざ出掛けてみたら、滞在時間2時間半。居心地が良くて、幸福感に満ちていて、歩いては立ち止まり花を眺め、絵の展示室に入り、また花を眺め、と繰り返しておりました。



ちょうど、オオバナノエンレイソウ、ミヤマエンレイソウ、エンレイソウ、エゾノリュウキンカ、ミズバショウ、ニリンソウ、エゾエンゴサク、オオサクラソウが見頃で、花盛りの森でした。



エゾリュウキンカが小川の周りにいっぱい。



さらに小川をたどっていくと、いつしかエンレイソウやニリンソウに。


六花の森の中には、六花亭の包装紙などに使われている花々を描いた坂本直行の記念館や作品の展示室があります。見覚えのある花の絵画や、日高山脈を描いた作品を見た後、建物を出ると、まさにその描かれた花々が咲き、遠くに日高山脈が見えるという、六花亭信者の私にはとても幸せな空間。


花々に囲まれて幸せ~、な私。


これがオオバナノエンレイソウ。
10年かけて花をつけるらしい。


オオバナノエンレイソウとニリンソウの群生地、になっています。


帰宅して、十勝六花というお菓子を食べました。



熊本県に肥後六花と呼ばれる熊本を代表する6種類の花があるように、六花の森に植えられた6種の花にあやかってつくられたパイの詰め合わせです。味がシナモンとチーズとチョコ。めっちゃくちゃ美味しいんだけど、人にお勧めしたかったんだけど、シナモンが苦手な人やチーズが苦手な人がいるため、自宅用にしか買いませんでしたちなみに、六花亭が選んで植えた「十勝六花」は・はまなし(はまなす、とも)・えぞりんどう・えぞりゅうきんか・かたくり・しらねあおい・おおばなのえんれいそう、です。

そもそもの味も美味しいけれど、咲いていた本物の花を思い出しながら食べると、なお美味し。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« とかち帯広の豚丼群 | トップ | ちくわパン »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

外出(本州以外)」カテゴリの最新記事