ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

OOP CD : Chapter 12: Professor Umbridge (2)

2005-02-08 08:16:33 | ハリポタ5巻
ハリーは,いつもの痴話喧嘩しているロンとHemioneの後ろで,ひそかに,チョウが1人で来たのは自分に話しかけたかったからなんだ,と自画自賛。しかし,もしかするとこれがこの日の不幸を招いた? スネイプ先生はハリーの不注意を見逃さず,成果物を消してしまいました。スネイプ先生のハリーに対する態度が大人気ないとよく言われますが,まあ,ハリー自身に責任のあるのも事実ですから。

ビンズ先生,スネイプ先生,トレローニー先生,共にたっぷりの宿題を出した後,ついにアンブリッジ先生の登場です。
アンブリッジ先生の授業,何なんですか。ただ生徒に本を読ませるだけ? これでは,いつも予習ばっちりのハーマイオニーが本も開かない,というのは頷けます。まともな講義すらできず,力を行使しなければ生徒と話もできないような人物を送るとは,明らかに魔法省の意図を感じます。それもこんな人材しかいないとは,ファッジ氏の無能ぶり丸出しですね。

そんな先生に対して,やはり黙っていられないのは,さすがグリフィンドールの生徒ですね。(黙ってやり過ごして機会を待つ方が得と思っちゃう私はハッフルパフかなあ,それともスリザリン?(笑))

でも,ハリーの言動はどうでしょうか。ハーマイオニーやディーンは,自分の意見をはっきり言いつつも,ちゃんと安全圏ですが,ハリーはヒアリングまで行って,ファッジのあの振る舞いを見て,既にある程度はアンブリッジ氏の実態を知っているはずなのに,懲りないんですね。

アンブリッジ先生には,特筆すべき点が幾つかありますね。彼女の杖は異常に短いのだそうですが,これは何を意味するのでしょうかね? 誰かが,魔法使いとしての能力を象徴しているのでは?(実はスクイブに近いとか)と言ってましたが,精神年齢も象徴しているかも。
気になるのは,彼女は「ヴォルデモート」と聞いても怯まないんですね。これの意味は読了した今でも謎なんですが。。。

アンブリッジ先生は,最後にマクゴナゴル先生にメッセージを添えてハリーを送り出してしまいましたが,メッセージの内容は,どんな恐ろしい事が書いてあるかと思いきや,ハリーにウソツキと言われたとか,ヴォルデモートがどうのとかいうような事が書かれていたようです。彼女はそのような,教師として当たり前の事が自分でコントロールできず,寮長のマクゴナゴル先生に助けを求めちゃうような,やっぱし,教師としての裁量のない人なんですよね。

これは,私はアンブリッジ先生の弱点をさらしたミスと見ました。おかげで,ここでマクゴナゴル先生はハリーの味方とわかって,ほっとしました。(ただしハリーは自分がどう振舞うべきか,あまりわかってないようですが)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿