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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Crowner's Quest : プロローグ

2008-12-08 19:46:35 | 読書
Crowner's Quest: A Crowner John Mystery (Crowner John Mysteries)Crowner's Quest: A Crowner John Mystery (Crowner John Mysteries)
価格:¥ 1,024(税込)
発売日:2005-04


今度の本は,Amazonでドハティの本を見ていた時「この商品を買った人はこんな商品も買っています」を見て,著者のバーナード・ナイトという人のCrowner John Mysteriesが,ドハティを読んでいる人によく読まれているのを見つけたから(笑)試す事にしました。ちなみにバーナード・ナイトさんは,CBE(上級勲爵士:Order of the British Empireでナイトの1つ下の称号)であり、英国内務省付き病理学者、ウェールズ薬科大学で法医学教授を務めた事もある、まさに犯罪捜査のプロ。

Crowner John Mysteriesの主人公は,ジョン・ドゥ・ウォルフというCrownerです。主人公以外は概ね歴史上実在の人物という設定は、ドハティ小説に似ていますね。
Crownerというのは,coroner(検視官)と同義なのだそうです。そういえば,ドハティの小説では,アセルスタンシリーズでクランストンというcoronerが活躍,まあ「主役級」ではありますが,あくまでも主役はアセルスタンの方ですから,coronerそのものが主役のシリーズはありませんね。

という事で、早速。。。

お話の舞台は,12世紀末の,イングランド南西部エクセターです。
1194年というと,日本は,鎌倉幕府が成立した(超有名誰でも知ってる(爆)1192年)直後ですね。

まずプロローグは,そのエクセターの南部,アフトンとロヴェンターの住人同士の,一種の境界線争いのシーンから始まります。アフトンの人々は,森を開拓していましたが,ロヴェンターの大地主ポメロイが領有権を主張している地域で,度々妨害に遭い,死者重傷者こそ出てませんが,作業道具を全部取られてしまい,アフトンの監督官オルワードは大弱りです。



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2 コメント

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こちらもおもしろうそうなシリーズですね。 (すなみ)
2008-12-11 17:11:56
イギリスやアメリカのようなコロナー制度のある国では、検死官に捜査権がありますから、いろいろおもしろい状況が作りやすいんでしょうね。
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今1章を読んでますが、人物の描き方がドハティさん... (える)
2008-12-12 00:19:11
今1章を読んでますが、人物の描き方がドハティさんとは違うので、また全然違う楽しみ方ができそうですよ。(^^) プロの法医学者という事で、トリックもいろいろありそうで、楽しみです♪
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