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ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

墨攻(ネタバレです)

2007-02-12 01:34:57 | 映画
どこかの週刊誌のインタビューに,アンディ・ラウが,「ハリウッドは因果応報というアジア的感性を永遠に理解しないだろう」というような事を言ったとか,そんな話を聞いてから,ずっと気にいた映画です。

因果応報という言葉の意味。私自身も多分正確に理解してないと思います。「悪い事を続けているとそのうちバチが当る」「悪い人でも反省して善い行いを続ければやがて報われる」というのは,わかり易い例です。でも,本来は仏教用語。善いも悪いも関係ないはず。「塞翁が馬」,のような話も,因果応報の立派な一例なんですよね。

墨攻とは,戦国時代の中国の話ですが,原作は日本人の書いた小説と漫画です。墨家とは,中国の思想家墨子が築いた思想で,主な考え方は,一切の差別が無い愛(兼愛)と,、「人一人を殺せば死刑なのに、百万人を殺せば英雄というのはおかしい」という非攻。大国が小国を攻める事に反発し,攻撃を受けた城に行って、防衛の指導をしていたのだそうです。この映画の主人公,革離は,物語上は,腐敗した墨家教団の命に逆らい、単身で梁城の防衛にやってきた,のだそうです。

映画は,LOTR(とりわけTTTのローハンとアイゼンガルドの戦い(^^;))と,トロイと,007を全部合せたような感じでした。でも,アンディ・ラウが言ったように,ハリウッド映画とは違う因果応報の考え方が取り入れられていて,せっかく10万の兵を4000人で追い払ったのに,残虐な事をしたり,元々の支配者が革離,というより,墨家を理解せず(そもそも墨家は庶民的で支配階級の考えとは合わず,中国が統一されると消えて行ったといわれています),追い払ってしまい,彼に賛同した民衆や将校をないがしろにした為,後々禍が起きるという事になってます。

作りはやや雑?大味?かなあという部分もありましたかねぇ?(汗) 普段は英語の小説を読んだり,ハリウッド映画を観る事が多い為,すっかり西洋の道徳観に浸っていますが,やっぱりこういうアジア的な話を見ると,何故かほっとします。去年,SPIRITという映画を観た時も,似たような事を感じました。アジア人に生まれてよかったかな,と,思った映画でございました。

エラゴン/遺志を継ぐ者

2007-01-10 23:47:23 | 映画
映画ネタバレ,及び,原作ネタバレ注意です。

原作を知っていて映画を観た人の感想をまだ聞いた事なかったです。あ,申し訳ないのですが,私は翻訳版表記を知らないので,固有名詞は英語のままで行きます。

いや~噂には聞いてましたが,端折って端折ってお手軽に映画にしてしまったなあ,という感じは否めません。まったくあっという間に,Vardenだもんねぇ。でも,嫌いではありませんでしたよ。

お話の始めの方,Aryaが卵を持って逃げる場面は原作に忠実。想像通りでしたが,話をわかり易くするためなのか,本ならば後からわかるはずのの情報がいきなりたくさん入ってますね。実は一部,本だけでは知らなかった(いや読み取れなかっただけかもしれませんが(汗))情報も。。。

Eragonの実家とその風景は,なかなか素敵でした。山もきれい。ニュージーランドではなさそう。(笑) ロッキー山脈かその近くかなあ? (作者がアメリカ北部ロッキー山脈の出身なので,その辺りだといいですねぇ) またどっか別のファンタジーとは違い(笑),甥のEragonを実子のようにかわいがるGarrowも,従兄のRoranも,思っていたよりずっといい感じでした。

ただ,Bromとの出会い(って言うか,元から知り合いだったはず)も違うし,Aryaとのテレパシー?も何か違うし,Murtughとの出会いも全然違う,Angelaはそこで出てくるか~?な所で出てくるし,予言が中途半端。もちろん?双子もSolembumもなし。それはしょうがないとしても,ドワーフって出てきました? ええ~,OrikもHrothgarもなし?

Murtaghは,トロイに出た時と全く同じ顔で出てきたので,思わず笑いましたが,カッコよかったよ。「お父さんからの贈り物」はZar'rocで付けられたと言って欲しかったですが。。

敵方については,Urgalは思っていたより可愛かった。(笑) でも,Ra'zacは笑っちゃう位想像通りで,よくできていました。(笑) Durzaもほぼ想像通りかな。(ダーザと読むとは知らなかったな,ドゥーザと読んでました(^^;))

でも,実は何より嬉しかった,と,言うか,この映画を嫌いにならずにすんだのは,Shaphira(翻訳ではサフィラですが,サフィアラと表記して欲しかったなあ~)が可愛かった!(笑) 賛否両論あるかもしれませんが,声が女性なのが嬉しかったし,字幕翻訳はいつもは気に食わない事が多い例のアノ人ですが,女の子言葉にしてくれたのも嬉しかったです。ただ,小さい時はもちろん可愛かったですが,いきなり大きくなったのには「びっくり」しました。(笑)

Eragonも,予告編を見た時は,演歌歌手みたい~と思っていましたが,思ったよりずっとよかったです。

思えばこの話自体を,浅田真央ちゃんと同世代の少年が書いたと言ったら,やっぱり「すごい~!」という事になるのかな。映画を先に観て原作を読むと,結構びっくりするかもしれません。

私のEragonの読書感想はこちら(もちろんネタバレ全開なので注意)ですが,できれば今年中に続編の「Eldest」を読みたいですね。

Casino Royale(ネタバレ)

2007-01-04 02:54:42 | 映画
久しぶりにこのカテゴリです。

カジノ・ロワイヤルという映画は,1967年に一旦デヴィッド・ニーヴン、ピータ・セラーズ等が出演して作られた事があるんですね。内容覚えてない(汗)けど,多分観た事あります。

新しいカジノ・ロワイヤルは,新ボンド,ダニエル・クレイグのお披露目。ボンド原点と聞いたので,若いボンドを捜しちゃいましたが,うへえ~~,何このオジサン?! てっきり古いドクター・フーかと思いましたよ。(笑) 今までジェームス・ボンドと言うと,スマートなエリートという印象がありましたが,何か最初から泥臭いって言うか,ブラックな殺し。。(汗) 運動神経抜群の殺し屋(この兄ちゃん凄かった‥)を追いかけて,クレーンを駆け上がる姿はまるでターミネーター2(笑)。てっきり同じ人かと思いましたが,‥違った。やり方が自己チューだし,非情だし,Mを呆れさせるし,今までのボンドとはかなり違うような気がします。

でも新ボンド役には,ヒュー・ジャックマンやショーン・ビーン兄貴も候補に上がったという事だから,この不良(^^;)路線を最初から狙っていたんですね。

そんなオジサン顔でそんなきれいな人は無理だって~(爆),と,思っても,しかも2人も引っ掛ける所はジェームス・ボンド。(笑) 飛行場での捕物はとてもスリリングで面白かったです。特に着陸しようとしていた飛行機が慌ててタッチ(しないで)&ゴーして行った所がっ。

で,オジサンオジサンと思いながら調べてみると,このダニエル・クレイグという俳優さん,実は1968年3月2日生まれ。何とまだ38才でございます。そーいや,お品のない(汗)拷問シーンでヌードを披露しておりましたが,確かに体は若かった。(^^;) チェシャ猫の産地?として有名なチェシャ州のご出身。元々舞台俳優で,デビューがアガメムノン役だったと言うから,もう,最初からオジサンですね。(笑) 英国では元々同世代でトップクラスの演技派,だそうで。で,思い出したのですがユアン・マクレガーは3つ下なので,「同世代」(信じられねーっ!)と言っていいのか。ところで彼は「ミュンヘン」に出ていたんですね。ただ,あまり印象に残っていませんでしたが。(汗)

38才で蝶ネクタイが似合ってしまうとは。。。

話はとてもわかりにくかったです。どこかであらすじをチェックしないと,私にはちょっと無理。でも,つまらなくはありませんでした。私は,スパイダーマンが嫌いでバットマンの方が好きな位なので,この不良オヤヂボンドは結構好きです。

今年観た映画(汗)

2006-12-27 23:59:28 | 映画
実はTolkien.HoME以外のカテゴリーはとても久しぶりなんですよね。

今年観た映画はどのくらいあるだろうと調べてみたら(このブログに感想を書いたのは),たったこれだけ。何ともちょっと寂しいですね。この中で敢えてどれがよかったかと言ったら,映画館で観たやつなら,ミュンヘン,ナルニア,南極物語,SPIRIT,つまりは3月までに観た映画だと言っておきましょう。

DVD等で鑑賞した映画は,皆よかったですよ。カッコーの巣の上では,ジャック・ニコルソンのカッコよさは堪能しましたが,何と言っても,当時ペーペーの,ブラッド・ドゥーリフがよかったです。LOTRファンの皆様にもお勧めです。Shadowlandsは,原作まで読んだし,ずっとずっと私には理解しがたいと言い続けた(その割には映画を観た上にSEE版DVDまで買った)「ナルニア国物語」に,理解したとまでは行きませんが(汗),光を当ててくれました。

来年は,お待ちかね300が来るし,OOPも来るし,で,また久しぶりに映画館に行く気になりそうです。

そーだもしThe Queenという映画が来たら,是非映画館に観に行きたいと思ってます。

映画館で
ミュンヘン
ナルニア国物語/ライオンと魔女
南極物語(Eight Below)
SPIRIT
ダ・ヴィンチ・コード
Vフォー・ヴェンデッタ
パイレーツ・オブ・カリビアン2

DVD等で
カッコーの巣の上で
ハウルの動く城
Shadowlands

Shadowlandsその後

2006-09-13 11:29:32 | 映画
ShadowlandsのDVDを観て,いろいろ気になったので調べてみました。

ジョイについてですが,映画ではデブラ・ウィンガーの美しさが印象的でしたが,こちらのC.S.Lewisの項のずっと下の方に,ご本人の横顔の写真が載っていますが,実際にきれいな人だったんですね~。

その後が気になっていた,ジョイの息子ダグラスですが,そのリンク先を見るとおわかりのように,まず,何故か映画には出てきませんが,彼にはデイヴィドという1つ違いの兄がいます。ジョイの死後,兄弟はジャックに引き取られ,ジャックの死後はその遺産を受け取ったそうです。(うららましい~ね~(笑))その後兄は母の元々の出であるユダヤ教に戻り,現在はインドでユダヤの教えを研究しながら暮らしているそう。ただ残念ながら兄弟は疎遠になっているそうです。

一方,キリスト教文化圏に残って成長したダグラスは,クリストファー・トールキンがお父さんについてやっているのと同じように,Lenten LandsC.S. Lewis: The Story Teller 等,C.S.ルイスについていろいろ書いているようです。また,IMDbによれば,映画Shadowlandsには自ら参加,そして,何と,映画版ナルニアでも,共同製作者になったのだそうです。

あ,そう。それでか。どうりで,Shadowlandsにせよ,ナルニア映画にせよ,C.S.ルイスと原作への愛情がたっぷり注がれているわけですね! これは調べた甲斐がありました。で,もちろん,次の映画(Prince Caspian)にも参加しているとの事。これは心強い味方がいてくれて,安心ですね。

Shadowlands

2006-09-12 21:03:58 | 映画
お涙頂戴ロマンスという苦手なジャンル。ただBBC版LOTRの「一世を風靡した美声」俳優が出演している(^^;),そしてC.S.ルイスの生涯をちょっとお勉強する事が目当てで(おいっ! 順番が違うだろっ!(笑))。。。。

邦題は「永遠の愛に生きて」ですが,日本版は絶版状態。海外版も品切れの事が多くてなかなか在庫のある時に会わなかったのですが,ようやく英国版が買えるのを見つけ,買ってみました。

登場人物の中には親友だったはずのトールキンはクレジットされてなく,正直言って,中身にはそれほど期待していたわけではないのです。

しかし,どっこい,「期待に大きく反して」,かなりツボな映画でございましたよ~。原作は,数多くのLOTR(特にPJ映画に関する物が多い)関連,トールキン,C.S.ルイス関連の書物を出している,あのブライアン・シブリーです。さすがに,C.S.ルイスはもちろん,トールキン,そして彼らの作品に対する愛情が溢れているんですよ。

以下,ネタバレを含みます。

まずは冒頭。私はトールキン,C.S.ルイスゆかりの地に関しては全く不勉強で,もし違っていたら申し訳ありませんが,これはトリニティ・カレッジ(Trinity College)のチャペルでしょうか? まずはその美しさに圧倒。そして,それに続いて,マントを着た大学の教授陣が,マントを着込んで一列に並んで,イギリス伝統スタイルのダイニングに入るシーンです。ここでいっぺんにこの映画の虜になりました。(笑)

他にも,シェルドニアン大講堂(Sheldonian Theatre)モードリン・カレッジ(Magdalen College),などなど,オックスフォード大学のホンモノの風景を楽しむ事ができます。モードリン・カレッジのC.S.ルイスの部屋があった建物を「新しい建物」と言うのはお約束ジョークなのでしょうかね。(笑) また,映画の中に度々出てくるオックスフォード駅ですが,思わず「あれっ!?」映画のナルニアで子供達が出発する駅に酷似。もしかすると似たような駅はあるのかも(JR中央線みたいに(笑))しれませんが,ひょっとして同一駅ではないでしょうか!?

ジャック(=C.S.ルイス)は兄と2人暮らし。(正確にはメイドさんと3人暮らし) 2人の暮らしぶりがとても微笑ましいです。このお兄さんがまた大変素敵です。ある日,問題の女性ジョイが息子のダグラス君を連れてこの家にやってきますが,お兄さんに案内されて屋根裏部屋を訪問。ナルニアを読んでいると,この屋根裏部屋が超ツボ。古いタンスがあったりするんですよね。(笑)

後にお母さんが入院中に,ルイス兄が自宅でダグラス君を預かるシーンがありますが,その夜ダグラス君のベッドで,「君の本を見つけた!」と言ってベッドの下から取り出した(プレゼントかな?)のは,見間違えるはずもございません。(笑) ホビットの冒険,強烈な特徴のあるトールキン自身の挿絵入り本です。(これって初版の表紙でしょう? 当時というか,映画を撮った当時簡単に見つかったのでしょうかね?)

ジョイ母子がイギリスに移った時に住んでいたのが,イギリス式アパートback-to-back。屋根裏付きだったのかどうかはわかりませんが,ナルニア(1巻)はもちろんですが,ハリポタ(6巻)にも出てくるので,かねてから中を見たいと思っていました。まあイギリス映画にはよく出てくるのですが,キッチンまで出てくるのは珍しく,これは思わぬ収穫です。それにしても,アチラでは家の中を丸見えにしておくのが普通なんだなとここでも実感です。(笑)

トールキンの名前は登場人物にクレジットされていませんが,やはり彼の存在を感じずにはいられません。(笑) 確証はありませんが,どうもいつもジャックの傍にいるクリストファー・ライリーという教授が,トールキンぽいのです。まず息子さんと同じクリストファーという名前が引っ掛かるし,中世を絡めた冗談を言ったり,ジャックとは本の読み聞かせをしているよ!というセリフもありましたし,いかにも最高学府の教授らしくひねくれていて(笑)。。。ただ,顔が長過ぎだし(汗),特にジョイに対しては意地悪通り越して,無礼だし,ラストの"I'm sorry."も心入ってません。お世辞にも好人物ではありません。でも,漏れ伝え聞くトールキンの人となりを考えると,もしかすると,このトールキン(いや劇中はトールキンではないけど‥)は,アリ!?かもしれません。ジョイに意地悪なのは,友達を奪われた嫉妬とも取れるし。

ジャックもまたぶっきらぼうで早口で,特に最初は高慢で素直でなく(当然)女性の扱いも知らない,ちょいひねおやじ。(笑) 最初から優しく暖かい兄貴とは全く対照的です。

実は私は初めて知りましたが,ジャックがジョイと結婚したのは,彼女が当時離婚してアメリカを離れて再出発したがっていた為,イギリスの市民権を与える為というのが表向きの理由だったようです。しかもそれとほぼ同時に彼女は不治の病に罹っている事が判明。呆れたトールキンが,「C.S.ルイスが死にそうな女性と結婚しようとしている」その結婚を嘆く様子が196番の手紙に残っています。また,後に彼はC.S.ルイスが亡くなった時「あのstrange marriage以来疎遠になってしまったが。。。」なんて超~ヒドイ事(汗)を手紙に書いているんですよね。何故そんな事を言ったのか,ようやくその謎が解けました。

2人が新婚旅行に行った場所は,まるでシャイア(shire)です!(実際ヘレフォードシャー(Herefordshire)という所だそうです) C.S.ルイスの映画でこんなにトールキンばかり思い出すのは失礼ですが,でもやっぱし,イギリスはホビットの国なんだなあと感じました。

既に余命僅かなジョイの「痛みも幸せの一部なの。」というセリフがとっても心に残ります。で,うっかり?忘れておりましたが,この映画は単なるロマンスでなく,愛する事と生きる事について,真摯に教えてくれる,質の高い映画です。。。

ところで,このDVDをわざわざ買った大きな目的は,アレ(笑)‥だったのですが,そちらの収穫はと言うと。。。。実は,BBC版LOTRのホームページWellinghallのクリップで見た覚えのある顔が,何と冒頭の賛美歌シーンにいきなり登場。。。しますが,どうやらオックスフォードの教授陣の1人のようなのですが,どうもそれ以降ほとんど顔を見る事もできないし,せっかくの美声も他のオジサン達の声に混じって認識する事ができませんでした。残念。

この映画の日本版は,残念ながら,DVDにしろVHSにしろ,現在非常に手に入れにくい状況になっています。せっかくナルニアの映画が公開されましたので,是非,復刻して頂きたいです~。

パイレーツ・オブ・カリビアン2(ネタバレ)

2006-08-13 20:53:31 | 映画
1番大好きというわけではないのですが,何故かオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイの映画のDVD保有率が高く,2人が共演するPOTCはこの夏1番に楽しみにしていました。

お話としましては,前半の,海賊達の脱出劇はちょっと「ありえねー」感はあるものの,とても面白かったです。中間は,どーも寝不足?(汗),話が詰め込み過ぎ?展開速過ぎ?で,よくわからずあくびばっかり。でもクライマックスに来たら期待通り,楽しかったですよ~。

ちなみにいつも楽しみにさせて頂いているYahooレビューは,絶賛が多いかと思いきや,意外?賛否両論でした。特にLOTRで言うとTTTみたいに肝心な事が第3作に持ち越された事が超お気に召さない方が多いらしく,またまた「Yahooレビューらしさ」が出ておりました。

お話以上に楽しめたのは,いろいろ細かい部分です。

各俳優さん達の演技はもちろん堪能できました。オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイ目当てで,2人ももちろんよかったのですが,今回は完全にジョニデにヤラレましたかね。彼は最初の登場シーン(酋長にされた所)からもう全ての挙動が楽しめて,さすがですねぇ。ビル・ナイも,とてもとてもBBC版LOTRのサム・ギャムジーやってたなんて信じられないかわいいタコ(爆)ぶり。

タコと言えばクラーケン。。。LOTRにもハリポタにもその名前は出てこなかったので,すっかり失念しておりましたが,ただ,どちらも似たような怪物は出て参りますねっ。やっぱ西洋では定番の怪物なのですねぇ。

今回も字幕見ないよう努力を試みましたが,船用語はゲド戦記(の原書)でさんざんお勉強したはずなのに,やっぱり難しくて,結局字幕にちょっと頼ってしまいましたね。(汗)

最後の方で,予言者の女性に「彼を見つける為なら何でもできる?」と聞かれて皆「アイ」「アイ」って答えてましたね。アレって"I"じゃなくて"Aye"(=Yesの古い形)ですね。ギムリやゲドが,原書ではよく"Aye"って言うので,実際どういう風に言うのかっていつも気になっていたのですが,ああいう風に言えばいいのね。

そう言えば,ジャック・スパロウが「バカ!」と言っているように聞こえるシーンが幾つかありました。日本語の「バカ」でも通じるようなシーンばっかりなんで,え?日本語知っているの?(笑)と思っておりましたが,IMDB(あら最近フォーマット変わりましたね)でトランスクリプトをチェックしたら,"Bugger!"(バガ=ちくしょう!)なんですね。

第3話は,いい人悪い人入り乱れての楽しい冒険になりそうで,超楽しみですね。

事前の宣伝が行き届いていたようで,エンドロールは殆どの人が残っていました。エンドロールの後のアレは最高に面白かったです,が,ウチのダーリンは「あの後どうなったのかかえって心配。」だって。(笑)

今頃ハウル観ました

2006-07-23 11:31:03 | 映画
今頃テレビで初めてハウルの動く城を観ました。いろいろ噂は聞いていたが,結論から言って,

私はとても気に入りましたよ。

ジブリは,ナウシカ,トトロ,魔女の宅急便までは好きでしたが,紅の豚から苦手になり,もののけ姫も,千と千尋も,あんまり好きでなかったんですよね。ハウルは随分賛否両論あったようですが,久しぶりに気に入ったジブリ映画でした。なんか初期の時代に戻ったようで,とても新鮮でした。なんだ,それなら公開当時に映画館に行けばよかったかも。(1年半以上経っていたんですね(笑))

実は原作を原書で2回チャレンジしたのですが,中途半端に放り出したまんま,だったんですよね。原作を放り出していた理由は,実は原作が読みにくくて,あまり好きじゃなかった(汗)からだったりとかするのですが。。。。2回目に止まったのは,ちょうどソフィーがお母さん役をする直前で,原作と映画が同じではないとはいえ,その後は面白い展開が待っていたようで,‥もったいない。(笑)

一応原作を読んでいた部分については,一部,読んだ通りのイメージの所もありましたが,あれ~?こんな時代設定だっけ? 戦争なんかあったっけ?,ハウルの城の描き方も,思っていたのとは違うイメージで,カブも原作のような不気味さが全然ないし,あれれ??な設定もたくさんありましたよね。また,所々,とてもジブリだな~という所(飛行機の描き方がナウシカを思い出す,城のバルコニーがラピュタを思い出す‥など)もたくさんあって,この人達はどんな原作でもジブリにしちゃうんだなあと思って,笑っちゃった所もありました。

でも,カルシファーがとてもかわいいし,マルクル君(原作より随分若い)の変装がドワーフに変装しているように見えて仕方がなくて(笑)なかなかツボでした。ヒンもかわいいですねぇ~。階段を登れなくてうろうろしている所など特に。。ソフィーは,いつものジブリのヒロインとは違って子供ではない,という所がまた新鮮でよかったです。(最後ジブリヒロインっぽい顔になってしまった時にやや違和感を感じてしまいましたが‥(汗))ハウルを思いっきり少女漫画チックに描いた所もよかったですね。

どうして最近のジブリ映画が苦手になっていたのかちょっと考えてみましたが,紅の豚が苦手だったのは,豚でも空を飛べるんだ,カッコいいんだ,というテーマが,どうも私には,受け入れ難かったんですね。(汗) いや「見た目がカッコよくなくてもカッコいい人」はいくらでもいるのですが,‥何もわざわざ豚にしなくたっていいじゃん!と反発してしまいました。それ以降,ジブリ映画はピンと来なくて,あんまり好きではありませんでした。ハウルはそのもやもやを久しぶりに払拭してくれたなあと思います。

‥という所で,次の映画です。これもまた既に試写会を観た人からいろいろ言われていますが,まずこれはお父さんの宮崎駿さんでなくて息子の吾朗さんが描いたもので,そこでまず違うと思っていなくてはならないですが,こういうファンタジー系映画は,いつもYahooレビュー等と私の感覚は完全に食い違っていましたし,逆に期待度が盛り上がって参りましたよ。

Captain Alatriste

2006-06-11 16:13:14 | 映画
某所をウロついていたら,ヴィゴ・モーテンセンの最新映画「Alatriste」のトレーラーを見つけました。こちら。ヴィゴさん,オヤジ入っているけれど,年齢を重ねている事を逆手に取ったように,カッコいいし,どえらくセクシーでございます。剣がホントに似合います。(絶対,銃より剣だな(笑))

これはスペイン映画ですから,当然スペイン語です。マルチリンガルを活かして仕事してますね~! そのうちデンマーク映画にも出たりして。

これ,日本で公開,して欲しいですよね~。

Vフォー・ヴェンデッタ(いまさらですがネタバレ)

2006-05-27 00:46:57 | 映画
もう1つのブログでこんな事を書いておいて,なかなか行けなかったのですが,ようやく観に行きました。

結果,これは,私的にはかなりツボでした。暴力的で嫌なシーンもややありましたが,この映画に関しては,私の頭の中で暴力とかテロとか政治とかが結び付く事もなく,ダ・ヴィンチ・コードよりよっぽどよかったかも。(笑)

何がツボって,まずはヒューゴ・ウィーヴィングの,NIDA (National Institute of Dramatic Art),あるいはオーストラリアでの舞台生活仕込みな,見事な台詞回しですっ。受動形な表現を連発して,わざともったいぶった言い方が,かわいくて,めちゃ楽しかったです~。これ,字幕翻訳がちゃんとついてっていたらよかったんだけどねぇ~。もったいない。
Vがエプロン姿で朝ごはん作ってたり,フェンシングの練習をしている所なんか,とてもかわいかったですね~(笑) ジュークボックスには800曲以上入っているのに踊った事がないと言っている所なども,とてもいじらしかったです。
Vの恐ろしい過去,燃え盛る収容所から出てくる裸のVは,ヒューゴさん自身なのでしょうか。実は,プリシラで披露していた,超~見事な脚線美(爆)が印象に残っていて,あんな筋肉質だったのかな,と,ちょっと驚いております。
結局,噂通り素顔はありませんでしたが,時々,Vが正体を秘して出てくる所があるのですが,私はヒューゴさんの声をしっかり覚えていますので,なんかすぐにわかっちゃいました。(汗) ここで突然ですがダ・ヴィンチ・コードのネタバレ>>ここから正体を秘しても,声でわかるというのは,ダ・ヴィンチ・コードのイアン・マッケランも同様。(笑)<<ここまで
でもとにかく,ヒューゴさん,全然素顔が出ないのに,めちゃめちゃカッコよかったです。

ナタリー・ポートマンがまたかわいかったです。スタイルもめちゃめちゃいいんですね。SWなどよりずっとよかったような気が‥(汗) また,ちょっと年取ったゴスロリ?は笑えました。結構似合ってたりして。。(いやイヴィーは笑える状況ではなかったですが)

そんなイヴィーをいつも優しく見守るのは,ハリポタ朗読CDでお馴染みのステファン・フライ。ただし何故か男と女の仲ではないんですね。不思議。不思議と言えば,ホントに不思議にいい人でした。思っていたよりずっと重要な役でしたね。いつもながらのきれいなイギリス英語と,お笑いトークショーのサービスまでついていて,これが彼の本業なんですね~。彼の出現もまたツボでした。

この映画,音楽も気に入りました。サントラ買っちゃおうかな。。。特にジュークボックスのジャズと,エンドロールの音楽が好きです。音楽担当は,Dario Marianelli。この人,一瞬ですがハリー・ポッターの次の映画,不死鳥の騎士団の音楽担当の候補に上がった事のある人です。(OOPこの人の方がよかったなあ(汗))

ところで,映画のモチーフとなっているのが,ガイ・フォークス。彼は17世紀のイギリスで,弾圧されていたカトリック教徒の過激派が仕組んだ爆弾テロ計画の実行‥予定者。でもこれは未遂に終り,彼と仲間は拷問の末,処刑。その予定日だった11月5日は,今もガイ・フォークスの日と言われて,花火などが打ち上げられるのだそうです。ハリポタでもダンブルドア先生のペットのフェニックスの名前になっていたり,時々西洋の小説で見かけるモチーフですね。

Run!Run!Run!