ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

うほうほ

2007-11-15 23:57:34 | いろいろ
就職活動が重ならなければ、1月~3月の間にまたヨーロッパに行くことに。

5月は北京でAISEP2008です。

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学生のうちに、(万が一余裕があれば)中国にて中国語の語学留学してもいいかなとか。
ヨーロッパでインターンして単位にもしたい。
もちろん集中的に論文を読む時間もとりたくて。

とにかく学べるものを学んで、吸収できるものを吸収して大学院を卒業したいところです。

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それで(もし入るなら)会社を9月入社とかにして、
どこか途上国で日本語教師をやるのもありかも?

できることは諸々やっていきたいところ。

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なかなかまっすぐにいわゆるエリートコースを歩むということができないのだけれど、
やっぱりつくづくそういう道は合わないんだと思った。

曲がりくねりながら、何か自分にしかできない道の歩き方ができたら面白いかも。

今年ももうすぐ終わりです。

ネットと海外と将棋

2007-11-13 00:32:55 | いろいろ
ブラジルにいる日本人留学生の女性の方で、

ふと「将棋を教えてください」と頼まれて将棋を現地の学生に教えはじめた方がいらっしゃいます。

生徒さんは5人。これからも増やしていきたくて、
留学滞在中のうちに将棋クラブとして正式に学校に認めてもらうようにしたいらしい。

ブラジルはチェスが授業に取り入れられたりするような風土もあるので、
けっこう現実味もあるとのこと。

それに、ブラジルにはもともと日系人も多い国。
奨励会を休会中の子も、サンパウロにいる。

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ただし課題は、その留学生の方のいらっしゃる地域はブラジルのはしっこ。
アルゼンチンの近くです。

周りには将棋をそもそも知ってるような人も全然いません。

さて、どうするか。

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三つの提案をしたいと思います。

◆これからの将棋普及で必要なことは、「将棋を知らない人」に将棋を広めていくこと。

将棋を知らない人に伝えていくのが重要です。
趣味の多様化により、将棋のみに没頭するファンは明らかに減っています。

◆15級になるまでの「高速道路」をウェブ上に建設すること。

「ルールはわかった。さて遊び方がよくわからん。つまらない。やめた。」
となりやすいことは目に見えています。

ホントに基本の基本である、「頭金のバリエーション」であるとか、
金を2回打っておしまいの3手詰とかの問題が並べてあるウェブサイトは
なかなかみつかりませんでした。(あるんでしょうか??)

ぜひ、そういうのを準備してほしいです。15級くらいまで独習できるサイト。
もちろん誰もが気軽にアクセスできるように、無料で公開してください。

◆「15級までの高速道路」くらいは、各国語に翻訳してください。

日本で減るばかりの将棋ファンを増やす(というか減少を食い止める)ことをするくらいなら、
もっと人口の多い国に持っていったらいいのに、といつも思います。

ウェブページ翻訳くらいなら、有志を募れる気がします。
対価はお金じゃなくて、なにか連盟主催の特別なイベントなりに招待するとか、
コストを抑えることもできるはず。

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なんで海外?てかめんどいしー 日本だけでやってりゃいいよ。
自分日本語しかできないし。それに今十分楽しいし。

と思う人はきっと多いと思います。
それが普通の感覚かなぁという気もします。

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ちょっと日本の歴史を振り返ってみましょう。

将棋が爆発的に流行り大きなスポンサーを獲得したのはいつでしょう?
それは60年前の戦後、「娯楽のない時代」です。
その後、高度経済成長を遂げた頃のプロが一番良い時代だったのでは??

そうして現代においては、時間もかかるし時代に逆行してそうだし、
娯楽としての強みはかなり弱くなってしまったと思われます。



子供への普及は良いでしょう。
「教育」と絡めてイメージアップを図っておけば、
いずれ何かいいことがあるかもしれません。

が、日本は少子化。人口も減っていきます。
老年人口は増えますが、ではヒマな団塊の世代が将棋にハマるだろうか??
残念ながら、高度に経済成長してしまった国の大人には、
もっと楽しいことがいくらでもあります。



相撲も見てみましょう。

昔はあまり開発が進んでいなかった北海道からの力士も多かったそうです。
それでもテレビが普及した時代には大きく流行っていましたね。
そうして次第に海外力士が増え始めました。モンゴルとか。
今はウクライナやブルガリアなど、どんどん西方拡大してますね。

人気は下がる一方ながら、「相撲力士が魅力になりうるような国の人たち」を
うまいこと取り込んで、延命措置を行っています。

それでも最近はいろいろスキャンダルが噴出しはじめました。
圧倒的な人気があり力のある組織であれば、綺麗にもみ消されていたことでしょうwww
(ジャ○ーズとかオ○コンとかはいろいろあっても表沙汰にならないしねwww)

凋落が見て取れます。



さて。

そう考えてくるとどうも答えはひとつのような気がします。

「現在めぼしい娯楽がなくて、じきに高い経済成長が見込まれる地域に将棋を持っていくこと。」

そうしてファンを育て、現地の棋士とかも育てはじめれば。
何十年か後、おそらくますます人気の減っているであろう日本の将棋業界よりも
圧倒的な収入源になる可能性が高いのでは。

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アニメはすでに海外でアニメの担い手が増えてきています。
キツくて給料の低い職場は、日本人の若者は嫌いがち。
徐々に担い手は減っていて、しかも安く雇える中国はじめアジアの若者に
一部下請け仕事を任せているらしいです。ジブリでさえも。

日本にこだわる理由(=メリット)が若干見えない気が。
ウェブの発達によって、飛行機にわざわざ乗らずとも海外に普及する手段が得られている、今。

まだ経済的にも力をつけきれていない国なら、
日本への憧れもけっこう大きいはず。

日本文化紹介の機会であるとか、将棋が関係しうるあらゆる機会を捉えて、
普及を進めていけばいいのではと思います。



せめて「種まき」ということで、
ウェブ情報リソースだけでも充実させてほしいと思います。

あと、今回は最近就職活動しはじめたせいかお金的な話が多くなっちゃいました。

個人的には、いろんな国の人と触れ合えること自体がとても楽しいことと感じています。
でも会社の話とか聞いていて、やはり経済的利益に支えられていないことには、
何もできないし持続性もないのだなぁと思った次第。

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さて、えらそうにいろいろ書いてしまいました。すみません。

ご批判等等お待ちしております。ぺこり。

ポルトガル語

2007-11-12 20:39:32 | いろいろ
将棋のはぶ先生は、不思議なほどに色々なことを知っていらっしゃいます。

政治経済とか。いろいろな国の文化とか。一説には法律とかも勉強しているとか。
びっくりです。



あまりに不思議だったので、機会ある時に伺ってみました。
「なんでそんなにいろいろ知ってるんですか?!?!」



「いやー、




 気になるじゃないですか。それで調べちゃうんですよね。」



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対局でフランスに行けば、フランスのことを調べる。
北海道に行けば、北海道のことを調べる。

なにか面白いことに出会うたびに、いろいろ調べてしまうそうです。
好奇心の固まりみたい。

++

今朝はたまたま ブラジルの学生と24で対局する機会がありました。
まだまだ初級者の方ながら、僕の予想以上にしっかり指されていてびっくりでした。

せっかくなのでポルトガル語を調べておきました。

ポルトガル語がスペイン語と似ていることや、
スペイン人とイタリア人は互いに母国語で話しても意思疎通ができてしまうこと、
さらにそれらにフランス語ふくめてラテン系の言葉なので諸々似通っていること、
フランスに近いスペインの都市バルセロナの方言であるカタルーニャ語は
フラ語とスペ語の相の子のような言葉であること、

などは知っていたのですが ホントに似てる!@

++

単語レベルでもけっこう似てるし。言い回しとか、文法も似てる。

もちろん英語ともそれなりに近くて。

++

ヨーロッパ人は何ヶ国語も話せる人がけっこう多いことも、
あまり不思議じゃない気がしてきた。

関西弁を習得するようなものですよねたぶん。

で、京都弁・奈良弁・大阪弁とかちょっと違ってたり。

++

ポルトガル語とか全く興味なかったけれど、
なにか機会のあるときに調べていると、
案外いろいろ開けてくるのかもしれない。

++

北欧いきたい。北欧。

サンタクロースといえばやっぱ北欧だよね。北欧の会社に入ろう。



これだ

2007-11-08 20:10:03 | いろいろ

「もしペースが乱れるとしたら、
 それは他の走者と必要以上に競い合っているせい。
 もちろん競争は必要なのですが、
 それだけではなく、
 自分のゴールを明確に設定するほうがはるかに重要です。」

メルマガに書いてあった。



最近どうもしっくりこないのは、そうか、
ついつい人と較べてしまうから。



価値観の形成ってむずかしい。

周りの人のものの見方に合わせてみるようにしているのだけど。
あんまり自分なりのものの見方で生きていても社会性がなくなっていって、
トータルに見たら損をしているのかなぁと思って。

でも他人と特に比較せずに済むような、自分なりの価値観をもって、
それに沿って進路なり「選択」をしていくほうが生きやすい気がしてる。

ま、じゃあそれでどう進路を選択していくのかはよくわからないけど。



自分は自分。ってむずい。

いいことば

2007-11-07 02:52:22 | いろいろ

自分の良いところを見つけるには、自分の直感を信じ(つまり自分を信じるということ)、
自分が好きだと思える「正のエネルギー」が出る対象を大切にし、
その対象を少しずつでも押し広げていく努力を徹底的にするべきだ。
そういう行動の中から生まれる他者との出会いから、新しい経験を積んでいけば、
自然に社会の中に出て行くことができる。
「好きなこと」と「飯が食えそうなこと」の接点を探し続けろ。そのことに時間を使え。

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いいことばとおもいまする。梅田望夫氏のブログより。

ひさびさに

2007-11-06 20:41:18 | いろいろ
家で夕食。大学の3年目くらいからずっと忙しくなりはじめて、
この2年はほとんど家で夕飯を食べることがない。

ファミレスとかよりは随分おいしい上に無料かつとても落ち着いて食べることができるのだけれど、
毎日毎日特に夜は出かける用事が多い。

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飲み会とかも考えるとだいたい平均で夕食1回1000円かかるとして、
1ヶ月に2、3日だけ家で食べると考えると、
今年に入ってからだけでも30万円近くの出費があることになる。
けっこうもったいない。

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でも結局予定が入ってしまうという。

てか本当は今日も出かけねばならないのだが・・・・

競争

2007-11-05 14:21:54 | いろいろ
カジノもそうだけど、人と勝ち負けを争うのは退屈しのぎにはとてもちょうどいい。



カイヨワさんは遊びを4つに分類しました。

競争の遊び。
偶然の遊び。
モノマネの遊び。
眩暈の遊び。

ルーレットとかは偶然の遊び。将棋とかなら競争の遊び。
どちらにせよ勝ち負けを競うわけですね。



なんかいますごく退屈している。

ルービックキューブが5分くらいで確実に揃うようになってしまった。
もすこしやれば1分くらいになると思う。廃人だ。
どちらかというとぼくは俳人になりたいのだけれど。



1回できるようになったことを繰り返すことほど
エネルギーのいらないことはなくて。

それがどれだけ難しいと言われることであっても、
できるようになってしまったことをやることほど退屈なことはない。



生きてることがなんか退屈だ。これは精神病??

もう少し、有意義な方向性を見つけたい。



とりあえず人々の経済活動に興味がある。



「文化」(や「教育」)というひろい範疇でくくられ得る範囲から身を離したいと思うのは、

お金にならない

ということと

自分よりも圧倒的に諸々の素養を身につけている人たちが世の中にはたくさんいる

ということがある。



あんま理由になってないか。

今お金にならないということは20年後くらいには案外お金になるのかもしれない。
それまでどう暮らすのかわかりませんが



会社に入るなら、ある程度しっかり給料のもらえるところに、とつい考えてしまうのだけれど

明らかに今、24年間生きてて一番お金を持っていて、
日々普通に暮らす分には有り余っている。

わりかしおごったりしているはずなのだが 残高が減る気配はなく。



そうして僕は退屈している。

案外、お金を稼ぐということは、稼ぐという行為もさることながら

稼いでお金を手にした後も、退屈なのかもしれない。



ま、そりゃそうか。お金有り余っているけれども、

今じゃあどこか海外にふらっと出かけたところで そうして散財したところで

なにか楽しいことが待ってるようには到底思えない。

なけなしのお金をはたいて1ヶ月ヨーロッパにいって、
わけのわからないフェスティバルにテント暮らしで
1週間参加した時の方がよっぽど面白くて。



未知の世界に触れるということは間違いなく退屈しないで生き続ける方法の一つだと思う。

とすると、やっぱり、自分にとって何が一番未知の世界なのか、
というところを突き詰める方がいいのかもに。



経済活動についてはもうちょっと知見を高めたいところです。

3年くらい働いて、MBAとゆうものを取りにアメリカかフランスかに行けたら面白いのだけれど。

そうして文化事業なり教育事業なりを興せたら、うん、なかなか良い気がしている。

なのでそのためにどこか就職しようと思っているのでつ。



あ、案外すっきりしてるなぁ。うん、まあそんな退屈してないか。

退屈していた気がするのだけれども 気のせいかな。それならそれに越したことはない。

退屈することほど、生きててつまらないことはなかなかないから。



全財産が100円しかなくなった時なかなか楽しく暮らせていて、
全財産がだいぶ増えても結局退屈している。

お金はないほうが良いのかもしれない。

ま、もうすぐ収入がなくなるから、
きっとこれからまた減る一方になるのでしょう。
貧乏逆戻りだ。

才能

2007-11-05 01:48:30 | いろいろ
大学入って1年とちょっとした頃の、
五月祭やら駒場祭のビデオを見た。

才能ないわ。

体の動きだけはあの頃よりマシになってると思う。

しかしまあ、センス溢れる先輩方を前にして。
特に教えを乞うこともなく。
そういえば人と話すのも苦手だった。

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弟がいつも先に上手くなるから、ずっと必死だった。

柔道の下地がある弟と、基本猫背で将棋しかやってなかった自分では、
基礎的な身体成長速度にすでに差があるわけで。

すくすくうまくなっていく弟を尻目に、ほんともがき苦しむ日々だった気がする。

ま、今はパフォーマンスレベルとしては特に何か変わるわけではないのだけれど。

でも5クラブ5アップピルエットが出来る人、日本にそう何人もいないよね。
ぼくは出来なくて、弟はできる。

あ、でも片手で6コとか、両手で8コとかの記録では
兄の方がいちおう上ではあるか。

まあいずれにせよ 才能がなくていつも泣きそうだったのでつ。



考えてみたら将棋もそうだった。

いつも泣きそうになりながら勉強してた。



今年は本当に楽しかった。

卒論。台湾。慶応の仕事。AISEP。京論壇。桂林。フランス調査旅行。ドイツセミナー。

途中鬱になりそうなくらい大変だったこともあったけど。
結果オーライで良い感じ。



またしばらく、大変な日々が来るんだろうな。

生きるとはそういうことなのでしょうきっと。

せめてビジョンだけは、大きく描いていたいものです。